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Xboxがまた大規模な人員削減へ。200億ドル投資の果ての「リセット」

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Xboxがまた大規模な人員削減へ。200億ドル投資の果ての「リセット」

Microsoftのゲーム部門Xboxが、6月30日の会計年度末を境に大規模な人員削減を実施する見通しだ。正確な規模はまだ明らかになっていないが、数千人規模に達するとの見方もある。マーケティング予算も大幅に削る計画で、スタジオの閉鎖が含まれる可能性も報じられている。 5つの「現実」を突きつけた社内メール 6月10日、XboxのCEOアーシャ・シャルマ(Asha Sharma)氏と、最高コンテンツ責任者マット・ブーティ(Matt Booty)氏が全世界のXbox社員に向けて社内メールを送った。その全文は同日、Xbox Wire上でも公開された。タイトルは「Next 100 Days: Xbox Reset」。2月の就任から100日間の成果を振り返ったうえで、事業が直面する5つの「現実」を列挙している。 最も重い数字は2つ目に記されていた。Activision Blizzard Kingを除く過去5年間で、Xboxはコンテンツ・プラットフォーム・ハードウェア補助金に200億ドル以上を投じた。にもかかわらず、同期間の年間収益は約5億ドル減少している。今期のアカウンタビリティマージン(

Game Pass値上げで「数百万人が去った」。Xbox幹部が認めた代償の重さ

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Game Pass値上げで「数百万人が去った」。Xbox幹部が認めた代償の重さ

昨年10月の大幅値上げがどれほどの傷を残したのか、ようやく当事者の口から数字が出た。 「数カ月で数百万人を失った」 Xbox最高戦略責任者(CSO)のマシュー・ボール(Matthew Ball)氏が、Summer Game Fest 2026の会場でThe Game Businessのインタビューに応じ、Game Pass Ultimateの50%値上げ後に「数カ月のうちに数百万人の加入者を失った」と明言した。 Game Passの加入者数は、Microsoftが公式に確認した最後の数字で3400万人超(2024年2月時点)。その後、LinkedIn上のMicrosoft社員プロフィールから3500万人超という数字が漏れたことはあるが、公式発表は一度もない。母数が3500万前後だとすれば、「数百万人」の離脱は全体の1割前後に相当する計算になる。サブスクリプションビジネスにおいて、価格改定1回で1割規模の離脱が起きるのは異例の事態だ。 値上げから値下げまでの半年 2025年10月、MicrosoftはGame Passのプランを全面的に改編した。最上位のUltimateは米

Nintendo Directを埋め尽くしたサードの本気

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Nintendo Directを埋め尽くしたサードの本気

約50分間の放送で、時オカリメイクとゼノブレイド新作だけでも十分すぎる弾だった。だが6月9日のNintendo Directで本当に驚かされたのは、スクウェア・エニックスとカプコンを筆頭とするサードパーティの攻勢だ。しかもその多くがSwitch 2だけでなくPS5・Xbox・PCにも同時展開される。任天堂のプラットフォームから発表されるマルチタイトルが、ここまで粒揃いだったことがあっただろうか。 『ゼルダの伝説 時のオカリナ』と『ゼノブレイド ジェネシス』(まずSwitch 2独占の話をさせてほしい) サードの話に入る前に、2本だけ。 1998年発売の『ゼルダの伝説 時のオカリナ』がSwitch 2でリメイクされる。2011年の3DS版以来、約15年ぶり。公開された映像はコキリの森で眠る幼少期のリンクを映すだけで、ゲームプレイは一切見せなかった。2026年内発売とされているが、続報は後日。ゼルダ誕生40周年の年にシリーズの分岐点を甦らせる。任天堂らしい采配だ。 もうひとつ、モノリスソフトの新作『ゼノブレイド ジェネシス』。6つの太陽を持つ世界「アンシャル」を舞台に、シリーズ完

PS6とHelixの性能差、勝負は画質でなくフレームレートへ

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PS6とHelixの性能差、勝負は画質でなくフレームレートへ

次世代機の性能差が判明しつつある。焦点は、その差が何をもたらすかだ。 「30%差」が意味すること Xbox Project Helixがソニーの次世代機PlayStation 6より約30%高い性能を持つとのリーク情報は、すでに複数のソースから裏付けられている。Magnus(HelixのAPU)のGPUコンピュートユニット数は68基(RDNA 5)、PS6のOrionは54基で、メモリバス幅も192ビット対160ビットとHelixが上回るとされる。 PlayStation 6 vs Xbox Project Helix 主要スペック比較 PlayStation 6Xbox Project HelixGPU コンピュートユニット54基 (RDNA 5)68基 (RDNA 5)メモリバス幅160ビット192ビットCPU構成Zen 6c×8基 +低電力×2基Zen 6×3基 +Zen 6c×8基フレームレート 目標4K / 120Hz4K / 144Hz ただし、

あの半透明グリーンが帰ってきた、Xbox 25周年記念モデル

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あの半透明グリーンが帰ってきた、Xbox 25周年記念モデル

2001年、黒くて重い箱がゲーム業界に殴り込んだ。あれから25年。Microsoftが持ち出したのは、あの頃のスケルトンを現代に蘇らせた記念モデルだった。 初代の記憶を纏ったXbox Series X25 「Xbox Series X25 Limited Edition」がXbox Games Showcase 2026で発表された。初代Xboxの半透明グリーン(OG Green)をXbox Series Xに落とし込んだ25周年記念モデルだ。2026年11月に一部地域で限定発売される。 中身は現行のXbox Series Xと同等で、ストレージは1TB。次世代機ではなく、25年の歴史を筐体に刻んだ コレクターズモデル だ。 細部にこそ仕掛けがある。天面の「X」ロゴはグリーンに発光し、初代Xboxの起動演出を再現する。前面には25周年ロゴ。Microsoftは「コミュニティが見つけられる隠しサプライズ」がほかにも仕込まれていると予告している。届いた本体を隅々まで眺める楽しみも、このモデルの一部だろう。 コントローラーは10月に先行発売 本体とあわせて「Xbox Wire

Summer Game Fest 2026、注目タイトル総まとめ

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Summer Game Fest 2026、注目タイトル総まとめ

今年もゲームの夏が始まった。日本時間6月6日午前6時、ジェフ・キーリー(Geoff Keighley)氏が司会を務める年次イベント「Summer Game Fest 2026」が配信され、FF7リメイク完結編からバイオハザード新作まで、2027年に向けた大型タイトルが一気に姿を見せた。翌日にはXbox Games Showcaseも控えており、ゲーマーにとっては息つく暇のない週末になる。本稿では、SGF2026で発表された主要タイトルをまとめた。 FF7リメイク、ついに完結へ 3部作の最後を飾る『FINAL FANTASY VII REVELATION』が発表された。2020年の『リメイク』、2024年の『リバース』に続く完結編で、2027年春に全プラットフォーム同時発売となる。対応ハードはPS5、Nintendo Switch 2、Xbox Series X|S、PC(Steam/Epic Games Store/Microsoft Store on

Xbox新CEO「値上げではなくイノベーションで応える」Project Helixの価格戦略が見えてきた

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Xbox新CEO「値上げではなくイノベーションで応える」Project Helixの価格戦略が見えてきた

XboxのCEOアーシャ・シャルマ(Asha Sharma)氏が、Bloomberg Tech 2026のインタビューで次世代機Project Helixの価格に踏み込んだ。メモリ高騰のさなかに「値上げで乗り切る」選択肢を明確に否定し、ハードウェアのイノベーションで価格を抑えると語った。就任100日を迎えた新CEOの言葉に、Xboxの方向転換が凝縮されている。 メモリコスト「2.75倍」の現実 シャルマ氏がインタビューで最も力を込めたのは、業界全体が直面するメモリ危機の深刻さだった。通常、ゲーム機の世代末期にはメモリやストレージの調達コストが下がる。それが新型機の設計に余裕を生み、価格を抑える原資になってきた。ところが今起きているのはその逆だ。 AI向けデータセンターがDRAMとNANDフラッシュの供給を呑み込み、民生向けの在庫が枯渇している。シャルマ氏によれば、メモリとストレージのコストは従来の世代交代サイクルなら50%下落するところを、逆に2.75倍に跳ね上がっている。CEO就任からわずか100日の間だけでも50%上昇し、今後さらに上がるとの見通しを示した。 この数字は誇

Steam Machine・Steam Frame「今夏出荷」確定、Verifiedプログラム拡大の全容

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Steam Machine・Steam Frame「今夏出荷」確定、Verifiedプログラム拡大の全容

Valveが6月5日、開発者向けのSteamworks投稿でSteam MachineとSteam Frameの両方を「今夏出荷する」と明言した。2025年11月の発表以降、メモリ・ストレージ不足で出荷時期が繰り返しぼかされてきた両製品について、Valve自身が「this summer」という具体的な時期を初めて公の場で使った。同時に、Steam Deck Verifiedプログラムを両デバイスに拡大することも発表されている。 「今夏」に絞られた出荷時期 Steamworksの投稿はもともとVerifiedプログラムの拡大を説明する開発者向けの内容だが、冒頭で出荷時期にも触れた。原文は「Today we are expanding the Verified program to include Steam Machine and Steam Frame, both of which are shipping this summer」。 出荷時期の表現は段階的に後退してきた。2025年11月の発表時点では「2026年初頭」、2026年2月のブログでは「2026年上半期」に後退し、

Switch 2、EU向けにバッテリー交換可能モデルを準備中

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Switch 2、EU向けにバッテリー交換可能モデルを準備中

任天堂が公式サイトで、欧州向けSwitch 2のバッテリー設計変更を正式に告知した。iFixitが「修理しにくい」と酷評した現行モデルからどう変わるのか。日本のユーザーにとっても無関係ではない。 公式ページに明記された対応方針 3月に報じられていたSwitch 2のEU向けバッテリー交換対応が、任天堂の公式サイトで正式に確認された。欧州法人Nintendo of Europeの法令遵守ページに、バッテリー規制への対応方針が追記されている。 2027年2月18日以降、EU域内で販売される特定の機器に内蔵されたバッテリーは、ユーザーが製品を使っている間はいつでも容易に交換できなければならない。任天堂はこの要件を満たすための製品準備を進めているという。 現行のSwitch 2(型番が「BEE」で始まる製品群)について、規制適合版には新しい型番が割り当てられ、パッケージに「OSM」という追加コードが表記される。規制上、現行モデルとは別製品として扱われる。 3月の日経報道では、本体だけでなくJoy-Con 2のリチウムイオンバッテリーも交換可能になるとされていた。今回の公式告知は規制

マイクラMODに潜む月額800円の犯罪キット

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マイクラMODに潜む月額800円の犯罪キット

マインクラフトのMODやクライアントを装ったマルウェア「WeedHack」の感染端末が11万6000台を超えた。活動開始は2026年1月。無料で使えるインフォスティーラーに、月額わずか5ドル(約800円)を払えばウェブカメラの遠隔操作まで追加できる。セキュリティ企業McAfeeの調査で浮かび上がったのは、加害者も被害者も10代という現実だった。 「MODを入れただけ」で始まる感染 McAfee Labsのアーユーシュ・ティヤーギー(Aayush Tyagi)氏が公開した調査レポートによると、WeedHackはMaaS(Malware-as-a-Service、マルウェアをサービスとして提供する犯罪ビジネスモデル)として運営されている。 攻撃の入口はごく日常的な行為だ。マインクラフトJava版のMODやカスタムクライアントを探してダウンロードする。それだけでいい。 WeedHackが標的にしているのは、Meteor Client、Radium Client、Wurst Client、LiquidBounce、Impact Client、Future Clientなど、公式サイト

DLSS 4.5のレイ再構成が8月提供、全RTXで利用可能に

GPU

DLSS 4.5のレイ再構成が8月提供、全RTXで利用可能に

今年1月のCES 2026で超解像の大幅進化を見せたDLSS 4.5が、ついにレイ再構成にも手を伸ばした。NVIDIAはCOMPUTEX 2026の基調講演に合わせ、第2世代トランスフォーマーモデルを採用したDLSS 4.5レイ再構成(Ray Reconstruction)を発表した。2026年8月に、RTX 20シリーズからRTX 50シリーズまですべてのGeForce RTX GPUに向けて提供される。 超解像に続き、レイ再構成も第2世代へ DLSS 4.5 技術展開タイムライン 2026年 1月6日 CES 2026で DLSS 4.5発表 第2世代トランスフォーマーモデル採用の超解像を発表 1月14日 超解像 提供開始 400本以上のゲーム・アプリで利用可能に。全RTX GPU対象 3月31日 DMFG・6X MFG 提供開始 ダイナミックマルチフレーム生成と6倍モード。RTX 50シリーズ対象 6月1日 レイ再構成

Xbox新CEO「厳しい判断が必要」の真意

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Xbox新CEO「厳しい判断が必要」の真意

6月7日のXbox Games Showcase直前に、アシャ・シャルマ(Asha Sharma)CEOの社内メモが流出した。そこに並ぶ言葉は「厳しい判断」「何を作り、どこに投資するか」——具体策のない抽象語に見えて、その裏にあるのはXboxが直面する構造的な袋小路だ。 Game Passの迷走と軌道修正 シャルマ氏はメモの中で、前体制のGame Pass運営を痛烈に批判した。2025年10月、Ultimateの月額料金は日本で1,450円から2,750円へ、米国では19.99ドルから29.99ドルへ一気に引き上げられた。加入者数の伸びは鈍化し、解約が加速した——シャルマ氏自身がメモでそう認めている。 この失策を受け、今年4月に断行されたのが値下げだった。日本ではUltimateが月額1,550円、PC Game Passが1,300円に引き下げられた。代わりに、今後のCall of DutyシリーズはGame Passでの初日配信対象から外された。値下げ後、新規加入は増加し解約率も改善に転じたとメモは記す。 Game