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AppleがOpenAIを企業秘密窃盗で提訴、元社員2名を名指し

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AppleがOpenAIを企業秘密窃盗で提訴、元社員2名を名指し

iPhoneの設計を知り尽くした元副社長が、面接にAppleの部品を持ってくるよう候補者に指示していた。退職セキュリティの回避方法を教え、社内文書を配布していた。41ページの訴状が並べる行為は、具体的だ。 24年勤めた元副社長が被告席に AppleがOpenAIを連邦裁判所に訴えた。現地時間7月10日、カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に企業秘密の不正流用と契約違反を訴因とする提訴で、被告にはOpenAI本体とio Productsに加え、個人2名が名指しされている。 タン・ユー・タン(Tang Yew Tan)氏。Appleで24年間、iPhoneとApple Watchの製品デザイン担当副社長を歴任し、現在はOpenAIの最高ハードウェア責任者に就いている。もう1人はチャン・リュウ(Chang Liu)氏。Appleで8年間シニアシステム電気エンジニアとして働き、2026年1月にOpenAIへ移った。 面接に「部品を持ってこい」 訴状によれば、タン氏はまだAppleに在籍している面接候補者に対し、バッテリー、ロジックボード、SIP(System in Packag

ChatGPTの新Macアプリ、「スーパー」の名に反して混沌

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ChatGPTの新Macアプリ、「スーパー」の名に反して混沌

ChatGPTとCodex、Atlasを一つにまとめた「スーパーアプリ」が7月9日にリリースされた。だが蓋を開けてみれば、UIの混乱がひどく、旧アプリのシンプルさは跡形もない。 ネイティブからElectronへ OpenAIは7月9日(米国時間)、新しいChatGPTデスクトップアプリをMac・Windows向けに公開した。ChatGPT、コーディングエージェントのCodex、廃止が決まったAIブラウザAtlasを一つに束ねる「スーパーアプリ」構想が、3月の報道から4か月で形になった。 問題は、その統合がどう実装されたかにある。 旧ChatGPT Macアプリは159MBのネイティブアプリだった。macOSのフレームワークで組まれ、動作は軽快で、Option+Spaceのショートカットで呼び出すミニオーバーレイも快適に使えた。 新アプリは1.5GBのElectronバンドルだ。Apple界隈で影響力を持つブロガー、ジョン・グルーバー(John Gruber)氏は発表当日に旧版159MBとの対比を示し、容量が約10倍に膨れたことに苦言を呈した。 ElectronはWeb技術

OpenAI、Atlasを9か月で終了。機能はChromeとデスクトップへ

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OpenAI、Atlasを9か月で終了。機能はChromeとデスクトップへ

Atlasが消える。OpenAIが2025年10月に送り出したAI統合ブラウザが、1年を待たずに廃止される。備えていた機能はChatGPTデスクトップアプリとChrome拡張機能に移され、独立したアプリとしての役目を終えた。 Atlasに何が起きたのか OpenAIは現地時間7月9日、エージェント機能「ChatGPT Work」の発表と同時に、Atlasの廃止を明らかにした。製品スタッフのジェームズ・サン(James Sun)氏がXで終了を告げ、廃止予定日は8月9日と示している。 Lastly, with all these updates, we are going to be sunsetting Atlas. All these capabilities were built on what we learned from Atlas users who took a leap of faith on a

エヌビディア株がS&P 500より割安に。ボトルネックはメモリへ移った

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エヌビディア株がS&P 500より割安に。ボトルネックはメモリへ移った

AI半導体で圧倒的な存在だったエヌビディアの株価が、予想利益ベースでS&P 500の平均を下回った。エヌビディアが値を下げた2カ月間にメモリ大手マイクロンの株価は3倍に跳ね上がり、データセンターの「詰まる場所」が入れ替わっている。 GPUの余り、メモリの枯渇 エヌビディア株は5月14日に235.47ドルの最高値をつけた。7月に入っても200ドル前後で推移し、2カ月で15%前後を失ったまま戻らない。 売上は落ちていない。2027年度第1四半期(2026年5月発表)の売上高は816億ドル、前年同期比85%増と過去最高を更新した。 それでもフォワードPER(向こう12カ月の予想利益に対する株価の倍率)は約18倍にまで圧縮され、S&P 500の20倍超を下回った。年間66%で売上を伸ばす企業が、指数の平均銘柄より割安で取引されている。 一方、メモリチップメーカーのマイクロンは真逆の軌道を描いた。年初来で株価は約3倍に上昇し、5月26日に時価総額1兆ドルを突破した。48日間で時価総額が倍増しており、1兆ドル到達の速度は上場企業として史上最速とされる。2026年度第3四半期(2026年

マスク「Anthropicは明らかにAIのリーダー」。遮断しないと表明

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マスク「Anthropicは明らかにAIのリーダー」。遮断しないと表明

10か月前に「Anthropicに勝利はありえない」と書いた人物が、同社を「AIのリーダー」と呼んだ。月額12億5000万ドルを受け取る側の発言として聞くと、景色が変わる。 「明らかに間違っていた」 イーロン・マスク(Elon Musk)氏が現地時間7月9日、Xに投稿した。X社の元エンジニア、ヤシーン(@yacineMTB)氏が「AnthropicはSpaceXAIから借りたコンピュートに完全に依存している。イーロンがAnthropicを殺そうと思えばできる」と書いたのに対し、マスク氏はそれを否定する形で称賛で返した。 I was clearly wrong about Anthropic. They are obviously currently the leader in AI. No company has released a model as good as Mythos/Fable and they

GPT-5.6、政府審査13日で全面解放。3モデル同時投入の全容

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GPT-5.6、政府審査13日で全面解放。3モデル同時投入の全容

OpenAIのGPT-5.6が限定プレビューの開始から13日で一般提供に移行した。政府審査を経たフロンティアモデルとしては初の広域リリースとなる。 13日間で何が起きたか 6月26日、OpenAIはGPT-5.6を限定プレビューとして公開した。トランプ政権がフロンティアAIの公開前審査を求めた結果、一般提供ではなく一部のパートナー企業への限定アクセスに留まった。 7月8日夜(米国時間)、OpenAIは翌9日からの一般提供を予告した。商務省傘下のAI標準イノベーションセンター(Center for AI Standards and Innovation)が評価を実施し、OpenAIの技術者はワシントンD.C.に滞在して対応にあたったという。 6月のAI大統領令は、AI開発企業に対して最先端モデルを公開前に政府へ提供し評価を受けるよう求める内容だった。法的強制力ではなく「自発的協力」の枠組みだが、Anthropicの輸出規制指令とは性格が異なる。OpenAIはこの枠組みを経て一般提供に至った最初の企業になる。 Sol、Terra、Luna GPT-5.6は3つのモデルで構成

ブラウン大学、AIカンニングで中間試験を無効化。19人が不合格に

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ブラウン大学、AIカンニングで中間試験を無効化。19人が不合格に

アイビーリーグの名門校で、ひとつの講義の成績が二つに割れた。持ち帰り式の中間試験は平均96%、対面の期末試験は平均48.6%。その落差が突きつけたのは、大学という制度がAI時代の不正にどこまで対応できるかという問いだった。 銃撃事件が生んだ持ち帰り試験 ブラウン大学の経済学教授ロベルト・セラーノ(Roberto Serrano)氏は、約20年にわたり「厚生経済学と社会選択理論」を担当してきた。例年の受講者は30人前後。だが2026年春学期、教室には86人がいた。 背景には2025年12月のキャンパス銃撃事件がある。工学棟で銃撃犯が発砲し、2名の学生が命を落とし9名が負傷した。 教室に座ること自体を不安に感じる学生が複数いたため、セラーノ氏は教歴で初めて中間試験を持ち帰り式に切り替えた。受講者が通常の3倍近くに膨れ上がったのは、持ち帰り試験が事前に告知されていたからだとセラーノ氏は見ている。 そして中間試験の平均点は96%に達した。 過去の中間試験の平均は65%から80%の範囲にあり、しかも今回はより難度を上げていた。時間無制限の持ち帰り式であれば、歯応えのある問題を出せる

オレゴン州、データセンター電気料金を約30%引き上げ。住宅は値下げへ

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オレゴン州、データセンター電気料金を約30%引き上げ。住宅は値下げへ

オレゴン州の電力会社ポートランド・ゼネラル・エレクトリック(PGE)が、データセンター向け電気料金の約30%引き上げと住宅向けの値下げを同時に実施した。「データセンターの電気代は住民が負担すべきではない」という主張が、法律として現実になった。 新料金が発効した日 オレゴン州公共事業委員会(PUC)は現地時間7月7日、PGEが提出した新料金体系を全会一致で承認した。データセンターなど大口需要家の電気料金を平均29.7%引き上げ、住宅向けは1.3%引き下げる。商業向けは2.1%、その他の産業向けは1.4%の引き下げとなる。新料金は7月9日に発効し、PGE管轄区域の96万3,000顧客に適用される。 月額780kWhを消費する標準的な家庭で、節約額は月あたり約1.91ドル。目先の数字は小さい。 だが、消費者団体オレゴン市民公益事業審議会(CUB)のボブ・ジェンクス(Bob Jenks)代表は、この法律による住民側の節約額を30年間で約9億ドルと試算している。従来の料金体系の下では、PGEの送配電網の拡張コストが全顧客に均等に配分されていた。データセンターの急増で膨らむ設備投資の負担

Discord、チェス盤の画像で8400人を永久BAN。2か月間

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Discord、チェス盤の画像で8400人を永久BAN。2か月間

Discordのコンテンツ安全システムにバグが2つ重なり、チェス盤やMinecraftのインベントリ画面を投稿しただけのユーザーが、児童性的虐待コンテンツの投稿者として永久追放されていた。 格子模様が有害コンテンツに化けるまで Discordは現地時間7月7日、自社のセーフティシステムに起因するバグで約8400のアカウントを誤って永久BANしていたと公表した。 This weekend, our safety systems incorrectly triggered and banned around 200 accounts. Everyone affected has been reinstated. Here's what happened. A thread 🧵 https://t.co/wXH32iiv8I — Discord Support (@discord_support) July 7, 2026 問題が始まったのは5月。2か月にわたって放置されたまま、直近の週末に約200件のBANが集中したことでようやく社内で異常に気づいた。 BANの理由とし

サムスン半導体、単年で過去40年の累積利益を超える。Q2は89兆ウォン

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サムスン半導体、単年で過去40年の累積利益を超える。Q2は89兆ウォン

1年で稼ぐ額が、40年かけて積み上げた総額を超える。AI需要によるメモリ価格の高騰が、半導体メーカーにかつてない利益を集中させている。 「過去40年の累積を超える」 サムスン電子のデバイスソリューション(DS)部門を統括するキム・ヨングァン(Kim Yong-Kwan)社長が、7月3日の社内タウンホールで発言した。2026年の営業利益は、半導体事業に参入してからの約40年間の累積利益を上回る、という内容だ。 サムスン電子は1974年に韓国半導体(Korea Semiconductor)を買収して半導体事業に参入し、1983年に64Kb DRAMを開発した。1985年から2025年までのDS部門の累積営業利益は300兆ウォンに届かないとされる。 2026年の通年営業利益に対するアナリストのコンセンサスは約300兆ウォン(約32兆円)。一部の証券会社は370兆ウォン前後まで上振れると見込んでいる。 40年間の累積が、たった1年で塗り替わる。キム・ヨングァン氏の発言はそう読める。 89兆4000億ウォンの衝撃 発言の4日後、裏付けとなる数字が出た。 サムスン電子が7月7日

Metaが画像生成AI Muse Image公開も早くも批判の声。他人の写真が素材に

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Metaが画像生成AI Muse Image公開も早くも批判の声。他人の写真が素材に

Metaが自社初の画像生成AI「Muse Image」を公開した。Instagramの公開写真を誰でもAI画像の素材に使える機能がデフォルトで有効化されており、公開翌日からプライバシーへの批判が集中している。 他人のInstagram写真が、AI画像の材料になる Metaは現地時間7月7日、画像生成モデルMuse Imageを発表した。Meta AIアプリ、米国のInstagramストーリーズ、一部の国のWhatsAppで利用できる。FacebookとMessengerへの展開も近日予定されている。 テキストから画像を生成する、既存の写真を編集する、背景を入れ替える。画像生成AIとしての基本機能は競合と大きく変わらない。注目を集めたのは、それとは別の機能だった。 Meta AIアプリでInstagramのアカウントを@メンションすると、そのアカウントの公開写真をAI画像生成の素材として取り込める。Metaはイベント招待状やコラボ用グラフィックの制作を想定例として挙げているが、要するに、公開アカウントの写真を第三者が自由にAI加工できる仕組みだ。 しかもこの機能はオプトアウト

GitHubのAIエージェント、Issue1件で非公開リポジトリが丸見えに

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GitHubのAIエージェント、Issue1件で非公開リポジトリが丸見えに

GitHubのAIエージェント自動化機能に、公開リポジトリのIssueを1件書くだけで非公開リポジトリの中身を抜き取れる脆弱性が見つかった。攻撃者にコーディングスキルは要らない。 営業VPを装ったIssue1件で、非公開リポジトリの中身が外に出る AIセキュリティ企業ノマ・セキュリティ(Noma Security、イスラエル)のリサーチ部門ノマ・ラボが7月6日、GitHub Agentic Workflowsに存在するプロンプトインジェクション脆弱性を公開した。脆弱性名はGitLost。 GitHub Agentic Workflowsは、GitHubが2026年2月にテクニカルプレビューとして導入し、6月にパブリックプレビューへ移行した機能だ。GitHub ActionsにAIエージェントを組み込み、Markdownで記述した目標に沿ってGitHub Copilot、Claude、Google Gemini、OpenAI Codexなどが自律的にIssueの分類やドキュメント更新を実行する。 ノマ・ラボが実証した攻撃フローを追う。 ある組織が、公開リポジトリと非公開リポジ

オープンソースAIが席巻してもAnthropicが儲かる理由

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オープンソースAIが席巻してもAnthropicが儲かる理由

DeepSeekが処理するトークン量でVercel上の首位に立った。だがAI支出の半分近くは、依然としてAnthropicに流れている。フロンティアモデルとオープンソースは競合ではなく、同じ仕事の異なる段階を担っている。 フロンティアは「探索」、オープンソースは「量産」 AIカスタマーサービスのデカゴンでCEOを務めるジェシー・チャン(Jesse Zhang)氏が7月7日、自社での観察を含む分析を投稿した。題名は「エンタープライズにおけるオープンソースAIについて、みんな間違っている」 https://t.co/N2gSVInZVT — Jesse Zhang (@thejessezhang) July 6, 2026 チャン氏が提示した構造は明快だ。企業がAIで新しい業務を自動化するとき、まず高価なフロンティアモデルでユースケースを検証する。精度が安定し、要件が固まった段階で、安価なオープンソースモデルに切り替える。 切り替えた分だけフロンティアモデルのトークン消費は減るが、そのときには次の新しいユースケースが生まれており、フロンティアへの支出は減らない。 チャン氏

Fable 5プロモーション、7月12日まで延長。Coworkも拡張

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Fable 5プロモーション、7月12日まで延長。Coworkも拡張

Anthropicが7月7日、Fable 5の無料プロモーションを7月12日まで延長した。当日で打ち切られるはずだった有料プラン向けの提供枠が5日間伸びた形になる。あわせてClaude Coworkのウェブ・モバイル拡張も発表された。 5日間の猶予 Fable 5の無料提供期間が7月12日まで延長された。 Fable 5は6月の輸出規制解除を経て7月1日に再開された。有料プランのユーザーは週間利用上限の最大50%を追加費用なしで使える。当初は7月7日までの予定だったが、今回7月12日午後11時59分(太平洋時間、日本時間では7月13日午後4時頃)まで延長された。 7月12日を過ぎると、Fable 5は利用クレジットによる従量課金に移行する。入力100万トークンあたり10ドル、出力100万トークンあたり50ドルという価格は変わらない。 Cowork、デスクトップの外へ 7月7日、AnthropicはClaude Coworkをウェブとモバイルに拡張するとも発表した。ベータ版としてMaxプランのユーザーから順次展開し、数週間かけて他の有料プランにも開放していく。 Cowo