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IntelがDDR4延命を宣言、メモリ高騰にCPU業界が動く

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IntelがDDR4延命を宣言、メモリ高騰にCPU業界が動く

DDR5の32GBキットが米国で375ドル(約6万円)を切らず、日本でもDDR5 16GB×2枚が6万円台で高止まりする中、IntelがComputex 2026でRaptor Lakeの継続供給と旧世代メモリ対応を明言した。AMDもRyzen 7 5800X3Dの復活とRyzen 7 7700X3Dの投入で応じている。メモリ不足がCPU戦略そのものを変え始めた。 CPUメーカーが「メモリの値段」を語り始めた異常 Computex 2026のインタビューで、Intel製品管理シニアディレクターのニシュ・ニーラロジャナン(Nish Neelalojanan)氏は、メモリ価格について率直に語った。「長期的に見て、何かが変わらなければならない。この異常な高騰は注視し続ける」と述べつつ、「メモリ市場を予測できるなら、株で大金持ちだ」とも付け加えている。 CPUメーカーの幹部がメモリ価格に言及すること自体が、市場の異常さを物語る。DDR5 32GBキット(16GB×2枚)の 最安値は米国で375ドル(約6万円)に到達しており、2025年半ばに80ドル前後だった水準から4倍以上に跳ね上がっ

AMDがRTX Sparkを歓迎する余裕の裏側

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AMDがRTX Sparkを歓迎する余裕の裏側

Computex 2026最大の衝撃であるNVIDIAのRTX Sparkに、AMDの幹部2人が正面から反応した。歓迎、自信、そして牽制。言葉の選び方に、この競争の本質が透けて見える。 「間違っている」とまで言い切ったAMD AMDクライアント事業部のシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、ラフル・ティクー(Rahul Tikoo)氏は、RTX Sparkの登場を「嬉しい」と語った。「我々はほぼ2年間、この分野で唯一のプレイヤーだった。大容量ローカルメモリがエージェント型AIワークロードで極めて重要になるなか、NVIDIAが参入したことを歓迎する」。 一方、AMDのチーフソフトウェアオフィサーであるアンドレイ・ズドラフコヴィッチ(Andrej Zdravkovic)氏はさらに踏み込んだ。開発者がどのマシンを選ぶべきかという話題で、「今この時点で、Strix Haloのノートブックを買わないなら、あなたは単純に間違っている」と断言している。 ティクー氏はスペックの比較にも言及した。RTX Spark N1Xの128GBユニファイドメモリについて「Strix Haloでも

RX 9070 GRE、発売初日にほぼ売れず

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RX 9070 GRE、発売初日にほぼ売れず

Radeon RX 9070 GREがグローバル発売を迎えた。だが、ドイツの大手小売店では発売初日にほぼ1枚も売れていない。日本でも状況は変わらない。上位モデルより高い下位モデルを、誰が買うのか。 上位モデルより高い「下位モデル」 Radeon RX 9070 GREは、2025年5月に中国限定で発売されたGPUだ。Navi 48ダイをさらに削った48 CU構成で、VRAM 12GB、192-bitバス、帯域幅432GB/s。RX 9070(56 CU、16GB、256-bit、644GB/s)と比べて、コア数で14%少なく、メモリ帯域で33%狭い。TDPだけは同じ220Wで、ここに得は何もない。 AMDはComputex 2026でグローバル展開を発表し、希望小売価格を549ドル(約8万7800円)に設定した。GeForce RTX 5060 Ti

Intelが認めたArrow Lakeの失敗と反撃の布石

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Intelが認めたArrow Lakeの失敗と反撃の布石

Computex 2026の会場で、Intelの幹部が珍しく率直な言葉を口にした。「信頼を取り戻す必要があった」。Arrow Lake Refreshの攻撃的な価格設定は、ゲーマーへの謝罪であり、次世代Nova Lakeへの助走でもある。 「信頼を取り戻す必要があった」 Intelクライアントコンピューティング部門のプロダクトマネジメント担当シニアディレクター、ニシュ・ニーラロジャナン(Nish Neelalojanan)氏がComputex 2026の取材で語った言葉は、Intel幹部としては異例の率直さだった。Arrow Lake Refreshの価格をなぜここまで下げたのか。その問いに対し、同氏はゲーマーに価値を提供し、信頼を再構築するための第一歩だと明言している。 振り返れば、Arrow Lake(Core Ultra 200Sシリーズ)は2024年秋の発売当初からつまずいた。ゲーム性能で前世代のRaptor Lakeを下回るタイトルが続出し、ベンチマークの変動やBIOSの最適化不足が相次いで報告された。2025年8月にはIntel CFOのデイビッド・ジンズナー(Da

AMD FSR 4、対応タイトル300本突破の意味

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AMD FSR 4、対応タイトル300本突破の意味

昨年3月、たった30本からスタートしたAMDの機械学習アップスケーラーが、1年3ヶ月で10倍に膨れ上がった。Computex 2026でAMDが発表した数字だ。 30本から300本へ FSR 4は2025年3月6日、Radeon RX 9070/9070 XTとともに登場した。機械学習ベースのアップスケーリングへ舵を切った第4世代は、画質面でNVIDIAのDLSSと初めてまともに比較される水準に到達したが、対応タイトルは30本余りにとどまっていた。 それが今、300本を超えた。AMDがComputex 2026で公開した成長チャートを見ると、転機は2025年12月のFSR Redstoneスイート投入にある。ニューラルレンダリング技術群を一括提供するこのアップデート以降、対応タイトルは急増し、2026年前半で300本の大台に乗った。「サイバーパンク2077」「GTA V」「Mafia: The Old Country」「黒神話:悟空」といった大型タイトルが名を連ねる。 FSR 4 対応タイトル数の推移

AM5ソケットのサポートが2029年まで延長

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AM5ソケットのサポートが2029年まで延長

AMDがComputex 2026で、AM5プラットフォームのサポート期間を2029年まで延長すると正式に発表した。当初の「2027年以降」という約束から2年の上乗せ。DDR5メモリの異常な高騰が続く中、この判断が意味するものは大きい。 マザーボードを捨てなくていい、という約束 2022年にAM5が登場したとき、AMDは「2025年以降」のサポートを掲げた。2024年にはこれが「2027年以降」に延び、そして今回「2029年」へ。注目すべきは、今回の表記に「+」が付いていない点だ。2029年が一つの区切りとして設定されたことになる。 AM5は2022年のRyzen 7000シリーズ(Zen 4)で始まり、Ryzen 8000シリーズAPU、Ryzen 9000シリーズ(Zen 5)と世代を重ねてきた。2029年まで延長されたことで、少なくともZen 6、場合によってはZen 7までがAM5に載る計算になる。7年間、同じマザーボードでCPUだけ差し替えてアップグレードできる。 AMDソケットサポートの歩み 201