AI
ChatGPTデスクトップがLinuxに対応。プレビュー公開
OpenAIが最後に残っていた主要デスクトップOSの穴を塞いだ。だがインストーラーがシステムに何を残すのか、よく見たほうがいい。
AI
OpenAIが最後に残っていた主要デスクトップOSの穴を塞いだ。だがインストーラーがシステムに何を残すのか、よく見たほうがいい。
AI
OpenAI、Anthropic、Googleの推論モデルが内部で行う「思考」の暗号化に、根本的な設計ミスがあった。弱いモデルを経由すれば、強いモデルの生の思考が平文で読めてしまう。
AI
ChatGPTの無料ユーザーが使えるモデルがGPT-5.6 Lunaに切り替わり、テキストチャットの回数制限が撤廃される。有料ユーザーには思考量をスライダーで調節できるChat専用のGPT-5.6 Solが提供される。
AI
著者の「声」を真似る代わりに「似た雰囲気」を提案するようになった。著作権訴訟を抱えるOpenAIにとって、小さな文言の違いが法廷で大きな意味を持ちうる。 「あなたのスタイルでは書けません」 ChatGPTが、有名作家のスタイルを直接模倣する要求を拒否するようになった。 Ars Technicaが報じたテストでは、スティーヴン・キング風の書き出しを求めるプロンプトに対し、ChatGPTは「キングの正確なスタイルや独特の声は再現できない」と返答したという。心理描写を軸にしたホラーや田舎町の不安感といった特徴なら使えるが、特定の作家の「声」には踏み込まない。J・K・ローリング、エイミ・タンといった存命作家でも、チャールズ・ディケンズやヘミングウェイといった故人でも同じ反応が確認された。 ただし故人作家については、条件次第で応じるケースもある。7月に公開されたNo Latencyの比較調査では、ChatGPTは存命作家のスタイル模倣を拒否した一方、故人作家には応じている。 拒否する場合でも、代替案は出す。作風に通じる要素(緊張感、語りの速度、視点の置き方など)を取り入れた文章を「雰
AI
政治思想を2軸で測るポリティカルコンパスを主要AIモデル16種に繰り返し受験させたところ、Grok以外の全モデルがリバタリアン左派に収まった。しかもモデル自身は、その偏りをほとんど認識していない。 69,440回の回答が示したもの AI検出ツールを開発するUnslopが、主要AIモデル16種にポリティカルコンパスを受けさせた。その調査結果が公開されている。 ポリティカルコンパスは、62の設問に4段階で回答することで、政治思想を経済軸(左派〜右派)と社会軸(権威主義〜自由主義)の2次元座標に配置するテストだ。2001年からオンラインで公開されている。 テスト対象は、OpenAIのGPT-5.6 Sol・GPT-5.5・GPT-4o、AnthropicのClaude Fable 5・Opus 4.8・Sonnet 5・Haiku 4.5、GoogleのGemini Flash、MetaのLlama 4 Maverick、xAIのGrok 4.5、DeepSeekのV3、Qwen3
Claude
Claudeの共有リンクがGoogleにインデックスされ、暗号通貨の秘密鍵や法律相談を含むチャットが検索可能な状態だった。 Redditで火がついた 7月25日、r/ClaudeAIに1件の投稿が立った。Googleでsite:claude.ai/shareと検索すると、他人がClaudeと交わした会話が大量にヒットする、という報告だ。 You can view a lot of shared conversations via Google. by u/-void1 in ClaudeAI 投稿は1日で7,500以上のポイントを集め、コメントは1,200件を超えた。スレッドはすぐに「宝探し」に変わり、ユーザーたちが次々と検索結果から見つけたチャットを報告し始めた。 真っ先に見つかったのは、暗号通貨ウォレットの作成をClaudeに依頼したチャットだった。秘密鍵がそのまま表示されていた。別のユーザーがウォレットの残高を確認したところ、残高2.73ドルのSolanaウォレット。 弁護士の倫理規定に関する相談も見つかった。「カンザス州の弁護士として、職業行為規則に違反した
AI
AIが生物兵器の知識を持つ段階は、とうに過ぎた。いま問われているのは、その知識が悪意あるユーザーに渡るかどうかを、誰が、どんな権限で止めるか。 高校の生物学で実行できる手順 2025年夏、OpenAIがChatGPTの推論能力を強化した直後から、世界中の数百人のユーザーが生物兵器や毒物の製造方法を問い始めた。 WSJが現地時間7月25日に報じたところによると、ChatGPTはこれらの問いに「辛抱強く応答」し、高校レベルの生物学知識があれば実行可能な手順を出力していた。 生物学・テロリズムの専門家がChatGPTとのやり取りの記録を事後的に確認した結果、一部は致死的に正確だったと判断されたという。問い合わせの大半は毒物の調合に関するものだったとOpenAIは説明している。 OpenAIは該当するアカウントを停止したが、法執行機関には通報していない。 通報しなかったのは怠慢ではない。米国には、AIモデルに殺傷方法を問うたユーザーの情報を制限・開示するよう求める連邦法が存在しない。児童性的虐待素材の生成は禁じられているが、それ以外の線引きは各企業に委ねられている。 「おばあ
AI
10億人が使うChatGPTがまた止まった。7月に入って何度目かのインシデントになる。 世界同時に止まったChatGPT 現地時間7月25日午前5時頃、ChatGPTが応答しなくなった。 サイドバーの読み込みアニメーションが回り続け、過去の会話を開くことも、新しいメッセージを送ることもできない。送信を試みると「too many concurrent requests」(同時リクエストが多すぎる)というエラーが出る。アメリカ、ヨーロッパ、インド、日本、オーストラリアと、影響は世界に広がった。 ChatGPTだけではない。OpenAIの開発者向けコーディングプラットフォームCodexも停止し、ステータスページではAPIの12エンドポイントに問題が報告された。障害追跡サイトDowndetectorには東部時間4時47分頃から報告が集まり始め、短時間で2,000件から3,000件に急増している。 OpenAIは同日5時30分(東部時間)に調査を開始したと発表し、修正を適用した。だが、その後もしばらくエラーは続いた。 ステータスページは現在、「すべて正常稼働」に戻っている。 ほ
AI
2026年に入り、AI各社が定額サブスクリプションの限界に直面している。広告、従量課金、サードパーティ制限。手法は異なるが、向かう先は同じだ。 定額モデルが壊れた半年間 OpenAIは1月、ChatGPTの無料プランと月額8ドル(日本では1,400円)のGoプランに広告を入れると発表した。回答の下に広告が表示される形式で、Plus(月額20ドル)以上の有料プランには表示されない。2月に米国でテストが始まり、6月には日本でも配信が開始された。電通デジタル等が日本での広告パートナーを務める。 Anthropicは4月、Claudeの定額プランからサードパーティ製AIエージェント「OpenClaw」(オープンクロー)経由の利用を遮断した。月額20ドルや200ドルを払っている契約者が、定額の範囲内でOpenClawを24時間稼働させ、想定の何倍ものトークンを消費していた。 Claude Codeの責任者ボリス・チェルニー(Boris Cherny)氏はXへの投稿で、サブスクリプションがサードパーティの利用パターンを想定していなかったと説明した。 Microsoftは7月1日、Mic
AI
OpenAIがChatGPT Healthを米国の18歳以上全ユーザーに拡大した。提訴の翌日だった。 週3億人の健康相談、専用ハブの外へ OpenAIは現地時間7月23日、健康関連の質問に対応する機能「ChatGPT Health」を、米国在住の18歳以上のログインユーザー全員に開放した。Free、Go、Plus、Proの全プランが対象で、Web版とiOS版から利用できる。 2026年1月にベータとして始まった当初、ChatGPT Healthは専用のハブ内でのみ利用する設計だった。Apple Health、Function Health、MyFitnessPalなどの外部サービスとの連携も、このハブを起点にしていた。 だがテスト期間中、健康関連の会話の70%以上が専用ハブの外で起きていた。食事の相談中にアレルギー情報を参照したい、運動プランを組みながら最近のケガを考慮してほしいといった場面で、わざわざ別の画面に移動するのは手間だった。 今回の更新で、ユーザーが許可すれば通常のチャット内でも健康データを参照できるようになった。EpicやOracle Healthの電子カルテ
Amazon
Amazonで電子書籍の新刊が月30万タイトルを超えた。3年前の3倍。経済学の研究はその過半数にAIの痕跡があると示したが、購入者がそれを知る手段は今のところない。 月10万から30万へ コーネル大学のイムケ・ライマース(Imke Reimers)氏とミネソタ大学のジョエル・ウォルドフォーゲル(Joel Waldfogel)氏が、2020年から2025年にかけてAmazonで出版された電子書籍約1,000万タイトルを母集団とする調査を発表した。全米経済研究所(NBER)のワーキングペーパーとして2026年1月に公開され、5月に改訂されている。 Amazonで毎月リリースされる電子書籍は、2020年から2022年にかけて約10万タイトルで推移していた。ChatGPTが公開された2022年11月を境に増加に転じ、2025年末には月30万タイトルを突破。3年で約3倍に膨れ上がった。 増加分の正体を突き止めるため、研究チームは約5万7,000タイトルからサンプルを抽出し、AI検出ツールにかけた。結果、AI含有率は2022年までほぼゼロ、2023年に30%、2024年に45%と上昇し、
AI
AI企業のTシャツがeBayで250ドルで取引される時代に、OpenAIが公式グッズストアを一般に開放した。70ドルのバスケットボールから175ドルのハーフジップまで、ラインナップは妙に充実している。 ゴムのボールに70ドル OpenAIの公式グッズストア「Supply Co.」に、ChatGPTロゴ入りバスケットボールが並んでいる。サイズ7、素材はラバー100%、価格は70ドル。 商品説明には「Pause. Play. Prompt.キャンペーンから生まれた、創造性はスクリーンの中だけにあるわけではないという呼びかけを形にしたもの」とある。この「Pause. Play. Prompt.」なるキャンペーンの痕跡はOpenAIのサイト上にほかに見当たらない。AIの前でちょっと立ち止まって体を動かせ、という趣旨らしい。 ゴム製バスケットボールの市場価格は15ドルから30ドル程度だ。ChatGPTのロゴが載ると、その2倍以上になる。 バスケットボールだけではない。筆記体で「research」(研究)と刺繍された175ドルのハーフジップ。100ドルのCodexパーカー。40ドルの「
AI
画面のないスマートスピーカーが、OpenAI初のハードウェア製品になるという。自ら動き、持ち主を学び、家に住む「AIコンパニオン」として設計されている。 画面を捨て、人格を載せる OpenAIが開発中の最初のハードウェアデバイスは、画面を持たないスマートスピーカーだとBloombergが報じた。現地時間7月14日付の報道で、事情を知る関係者の話として伝えている。 ChatGPTと連携し、スマートホーム機器の操作、メディアの再生、メッセージへの応答といった機能を備える。ここまでなら、AmazonのEchoやGoogleのNestと変わらない。 従来のスマートスピーカーと異なるのは、このデバイスが「自ら動く機械的要素」を備えている点だ。具体的にどう動くのかは明かされていないが、社内では「家に住む、人のようなAIコンパニオン」として位置づけられており、ChatGPTを物理的な形にすることを目指しているとされる。 持ち主の生活に能動的に関わる設計で、メールなどのデジタル情報にアクセスし、時間をかけて持ち主を学習することで、よりパーソナライズされた応答を返す。ウェイクワード(起動の合
AI
中国AI企業による蒸留攻撃の経済的被害が初めて具体的な数字として報じられた。AnthropicとOpenAIは、トランプ政権と議会に対策を繰り返し求めている。 9か月分のリードが消えている 蒸留攻撃で米国のAIラボが被る損害は年間最大60億ドル(約9700億円)に達する。ブルームバーグが7月13日に米国当局の推定として報じた。シリコンバレーはトランプ政権に対し「存亡の危機になりかねない」と警告しているという。 ニューヨーク・ポストも同日、Anthropicに近い情報筋の発言を伝えた。現在、中国のフロンティアモデルは米国の約6〜9か月遅れとされるが、蒸留がなければその差は18か月以上に広がるとの見方だ。蒸留が9か月以上の差を埋めている。 蒸留(distillation)とは、高性能なAIモデルに大量の質問を投げ、その応答を使って別のモデルを訓練する手法だ。自社モデルの小型化など正当な用途で広く使われるが、競合の許可なくこれを行えば、数十億ドルをかけた研究開発の成果を安価に複製できる。 中国のAIモデルは数字の上でも米国に迫っている。利用者数の上位10モデルのうち6つが中国企業