AI
中国AIトークン消費、2年で1000倍超に 企業内「通貨」化が加速
中国のAIトークン消費量が2年間で1000倍を超えた。トークンは課金単位を超え、企業の生産性指標や国家のKPIにまで膨らんでいる。だが底値競争を仕掛けたDeepSeekが、ピーク時間帯に限り料金を引き上げる。 140兆の衝撃 中国国家データ管理局のリウ・リエホン(劉烈宏)局長が3月23日、中国発展高層フォーラムで数字を公表した。中国国内のAIトークン日間消費量は、2024年初頭の1000億から2025年末に100兆へ、2026年3月には140兆に達している。 トークンとは、AIが情報を処理する最小単位だ。中国ではこれを「詞元(ツーユアン)」と呼ぶ。リウ氏はフォーラムの演説で、トークンを「智能時代の価値のアンカーであり、技術供給と商業需要を結ぶ決済単位」と位置付けた。 2年で1000倍超。AIは実験室を出て、中国経済の日常に食い込んだ。 月間10億トークンでも「普通」 バイトダンスで北京勤務の社員がサウスチャイナ・モーニング・ポストに匿名で語った。月間で約10億トークンを消費しているが、それでも部内の消費ランキングでは上位にすら入らないという。 バイトダンスの火山エンジ