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Nova Lake最廉価モバイル版が開発中止に

CPU

Nova Lake最廉価モバイル版が開発中止に

Intelの次世代CPU「Nova Lake」から、6コアのモバイル向けSKUが消えた。すでに市場に出たWildcat Lakeが予想以上の需要を集めており、そのリフレッシュ版で同じセグメントをカバーする方針に切り替わったと見られる。 6コアの居場所がなくなった Nova Lakeのモバイル構成は、2025年8月の段階で5種類がリークされていた。最上位のHXが28コア(8P+16E+4LPE)、Hが16コア(4P+8E+4LPE)、そして最下位のUが 6コア(2P+0E+4LPE)。リーカーのJaykihn氏がこの構成をポストしたとき、Nova Lakeはエントリーからハイエンドまでフルラインナップを揃えるつもりだった。 その6コアSKUが、もう存在しない。 6月2日、同じJaykihn氏が投稿した一文は短かった。「Nova Lake 6Cモバイルはキャンセルされた」。続くポストで理由も明かしている。Wildcat Lakeの需要がIntelの想定を上回っており、Wildcat Lake Refresh(WCL-R)のほうが競争力のある製品だとIntel自身が判断したという。

Intelがロボットの「頭脳」を変えにきた

AI

Intelがロボットの「頭脳」を変えにきた

ロボットを現実世界で動かすには、AIモデルの訓練だけでは足りない。訓練済みのモデルを、熱も電力も限られたロボットの体内で、リアルタイムに動かし続ける必要がある。この「デプロイメントギャップ」と呼ばれる溝が、フィジカルAI(Physical AI)の実用化を阻む最大の壁だった。Intelが今、その壁をOpenVINOフレームワークとCore Ultra Series 3プロセッサーで崩しにかかっている。 NVIDIAが支配するロボットの「脳」 現在、自律型ロボットのエッジAI処理で事実上の標準になっているのはNVIDIAのJetsonプラットフォームだ。Jetson AGX Orinは最大275TOPSのAI性能を持ち、世界で7,000社以上が採用している。2025年8月には後継のJetson AGX Thorが登場し、Blackwell GPUアーキテクチャーによってAI性能はOrin比7.5倍、エネルギー効率は3.5倍に跳ね上がった。開発者キットの価格は3,499ドル、日本の正規代理店では約61万6,000円(税込)だ。 ロボットを「考えさせる」なら、NVIDIAのGPUを積

Intel Arc G3搭載、MSI新型携帯機の実力

ゲーミングPC

Intel Arc G3搭載、MSI新型携帯機の実力

Intelがゲーミング携帯機専用に設計した初のプロセッサ「Arc G3 Extreme」を搭載するMSI Claw 8 EX AI+が、Computex 2026の会場で実機公開された。ホグワーツ・レガシーを1200pで60fps駆動するという性能と、2年半の失敗から学んだ筐体設計。ただし価格は約1500ドル(約23万9000円)。Steam Deck OLEDが最大300ドル値上げされた直後のこのタイミングで、携帯ゲーミングPC市場の「高級化」が一段と加速する。 Intelが初めて携帯機のために削ったもの Arc G3 Extremeの正体は、ノートPC向けPanther Lakeの流用ではない。Intelがゲーミング携帯機専用に設計した、同社初のプロセッサだ。 具体的に何をしたか。CPUコアを削った。ノートPC向けの上位モデルCore Ultra X9 388Hは4つのPコアを持つが、Arc G3 Extremeは2つのPコアに半減させている。Eコア8基とLP Eコア4基の構成は共通で、合計14コア。代わりにGPUはフルスペックのArc B390を維持し、12基のXe3コア

ATX12VO V3、アイドル時29%の効率改善へ

PC

ATX12VO V3、アイドル時29%の効率改善へ

Intelが電源規格ATX12VOの第3世代を準備していることが、リーク資料から明らかになった。新たな8ピンコネクタの採用、スタンバイレールの廃止、そしてサーバー由来のPMBus統合。6年前に始まった「12Vだけでいい」という思想が、ようやく本気の形を見せ始めた。 何が変わるのか リーカーの188号(momomo_us)氏がComputex 2026直前のタイミングで公開したIntelのプレゼン資料によると、ATX12VO V3の骨格は3つの柱で構成される。 ATX12VO v3 pic.twitter.com/53eIZtkqde — 188号 (@momomo_us) May 29, 2026 まず、メインコネクタが8ピンに変更 される。従来のATX12VOが採用していた10ピンから2ピン減る。V3ではスタンバイレール(+12VSB)が廃止されるとみられ、そのぶんピンが減った格好だ。従来のATX12VOはシャットダウン後もマザーボードに待機電力を供給するために12Vスタンバイを維持していたが、V3ではこれを取り除くことでアイドル時の電力損失をさらに削る設計になっている

IntelがThunderbolt Shareを正式公開

PC

IntelがThunderbolt Shareを正式公開

Thunderboltケーブル1本でPC同士をつなぎ、ファイル共有・画面共有・周辺機器の共用を実現するIntelのソフトウェア「Thunderbolt Share」が、Windows 11向けに正式リリースされた。数日前にLinuxカーネル向けのUSB4STREAMプロトコルが公開されたばかりのタイミングであり、PC間接続という同じ目的地に、WindowsとLinuxがまったく異なるルートでたどり着いた格好になる。 ケーブル1本で何ができるのか Thunderbolt Shareの機能は大きく4つある。ドラッグ&ドロップによるファイル転送、フォルダ同期、画面共有とキーボード・マウスの共用(KVMスイッチの代替)、そして旧PCから新PCへのデータ移行だ。 転送速度はThunderbolt 4接続で最大20Gbps、Thunderbolt 5なら最大40Gbps。画面共有は非圧縮ミラーリングで、解像度の制限はない。4Kなら最大60fps、2Kなら最大120fpsと、リフレッシュレートに応じたフレームレートで動作する。OBS Studioプラグインも用意されており、配信や録画のワーク

Firefox 151.0.1がRaptor Lakeクラッシュを修正、調査開始から1年

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Firefox 151.0.1がRaptor Lakeクラッシュを修正、調査開始から1年

Intel 第13・14世代CPU搭載デスクトップを1年間苦しめてきたFirefoxのクラッシュ問題が、ついに修正された。CPU内部のバグがブラウザを落としていたという、珍しい構図の幕引きだ。 Intel CPUのバグが「Firefoxのバグ」に見えていた Firefox 151.0.1が2026年5月21日にリリースされ、Intel Raptor Lake CPUを搭載するシステム、とりわけデスクトップPCで発生していたクラッシュが修正された。 調査の端緒は、Firefox Nightly ビルドで最初のクラッシュが観測されてから約1年前にさかのぼる。Mozillaのエンジニアたちはクラッシュの原因を zlib-rs(Rustで実装された圧縮ライブラリ)の処理ルーティン内に絞り込んだ。具体的には16ビットの dist 値が本来と異なる値を示し、配列への境界外アクセスが発生してクラッシュに至っていた。 しかしそれは、zlib-rsのコード自体に誤りがあったのではない。 CPUバグ「RPL050/RPL060」が根本原因 Mozillaのエンジニアが突き止めた根本原因は、