監視社会

全米で18件。AIナンバー読取カメラを悪用した警察官のストーキングが止まらない

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全米で18件。AIナンバー読取カメラを悪用した警察官のストーキングが止まらない

街の安全を守るはずの監視カメラが、警察官の私的な監視の道具に変わっている。 AI搭載のナンバープレート自動読取装置(ALPR)が米国で急速に普及するなか、警察官がこのシステムを交際相手や元恋人の追跡に悪用する事件が相次いでいる。公益法律団体インスティテュート・フォー・ジャスティス(Institute for Justice)の調査で、悪用事例は少なくとも18件確認された。そのほとんどが2024年以降に集中しており、氷山の一角にすぎない可能性が高い。 「捜査」の一言で、誰の居場所でも追える ALPRとは、道路脇や電柱に設置されたカメラがすべての通過車両のナンバープレートをAIで自動認識し、データベースに蓄積するシステムだ。日本でいえばNシステム(自動車ナンバー自動読取装置)に近いが、決定的に違う点がある。米国最大手のフロック・セーフティ(Flock Safety)が構築したネットワークは全米6000以上の自治体に展開され、顧客数は1万2000を超える。各自治体のカメラデータは相互共有が可能で、一人の警察官が全米規模の移動履歴にアクセスできてしまう。 検索に必要なのは、ナンバープ