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Linux 7.0リリース——Rust正式採用、AIが新常態へ

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Linux 7.0リリース——Rust正式採用、AIが新常態へ

35年のカーネル開発が、また一つ大台を越えた。バージョン番号に意味はない。それでも、中身には確かに積み重ねがある。 「指と足の指が足りなくなってきた」 リーナス・トーバルズがLinux 7.0を正式リリースしたのは2026年4月12日(現地時間)のことだ。バージョン番号の更新理由は、ひどく実用的なものだった。 「大きな数字に混乱し始めている。また指と足の指が足りなくなってきた」——彼はカーネルメーリングリストにそう書いた。Linux 6.xシリーズが19で終わり、次は7.0へ。3.xが19で終わって4.0になり、5.xが19で終わって6.0になったのと同じ理由だ。 Linuxカーネル バージョン番号の変遷 Linux 2.6.x 2003年〜2011年 / 2.6.0〜2.6.39 マイクロバージョンが39まで到達 Linux 3.0 → 3.19 2011年〜2015年

Linux 7.0、Zen 3の誤検知エラーを土壇場で抑制

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Linux 7.0、Zen 3の誤検知エラーを土壇場で抑制

Linux 7.0安定版のリリースが予定される当日、AMD Zen 3のユーザーを長らく悩ませてきた誤検知のハードウェアエラーを黙らせるパッチが、土壇場で送り込まれた。原因はハードウェアではなかった。 リリース当日の駆け込みパッチ Linux 7.0安定版のリリース当日、AMDのマシンチェック例外(MCE)ドライバに対する修正パッチが、ギリギリのタイミングでLinus Torvaldsへ送られた。送り主はx86メンテナのIngo Molnar。件名は素っ気なく、「Zen3クライアントで発生する誤ったハードウェアエラーをフィルタする」とだけ書かれていた。 変更行数はたった8行、対象ファイルは arch/x86/kernel/cpu/mce/amd.c の一か所のみ。リリース直前にカーネルへ入れるにしては、あまりに慎ましい修正だ。だが、この8行の裏には、Ryzen 5000シリーズのユーザーが抱え続けてきた不安があった。 Linux 7.0 直前パッチの概要 送信者Ingo Molnar(x86メンテナ) 宛先Linus Torvalds 件名x86/mc

Linuxに「ドリキャスのメモカ」用ファイルシステムが提案

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Linuxに「ドリキャスのメモカ」用ファイルシステムが提案

25年前に生産終了したゲーム機の周辺機器を、2026年のLinuxカーネルが正式にサポートしようとしている。 1998年の記憶装置が、2026年のカーネルを目指す セガの最後の家庭用ゲーム機「ドリームキャスト」に付属していたVMU(Visual Memory Unit)。128KBのフラッシュメモリとモノクロ液晶画面を備えた、コントローラに差し込むタイプのメモリカードだ。 このVMUが使っているFATベースのファイルシステムを、Linuxカーネルに組み込もうというパッチが4月10日、カーネルメーリングリスト(LKML)に投稿された。提案者はエイドリアン・マクメナミン。Cコードにして約1,800行、10ファイルにわたるドライバだ。 驚くべきは、これが「初めての試み」ではないことだろう。マクメナミンが最初にVMUFATドライバをLKMLに投稿したのは2009年。そこから2012年にも再挑戦し、いずれもメインラインへのマージには至らなかった。本人のブログには「手痛い経験だった」と振り返る記述が残っている。 VMUFATドライバはハードウェア非依存の設計で、Dreamcast/SH

Firefox 149 vs Chrome 147、Linuxベンチマーク対決の勝者と敗者

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Firefox 149 vs Chrome 147、Linuxベンチマーク対決の勝者と敗者

新ベンチマーク「JetStream 3」がChrome優位を鮮明にした。だが数字の裏には、両ブラウザの設計思想の違いが透けて見える。 JetStream 3が突きつけた現実 LinuxデスクトップにおけるFirefoxとChromeの性能差が、新たなベンチマークで改めて浮き彫りになっている。 Firefox 149 vs. Chrome 147 Web Browser Performance On LinuxIt has been a while since featuring a showdown of the Mozilla Firefox and Google Chrome web browsers on Linux.PhoronixMichael Larabel Phoronixが2026年4月10日に公開した比較テストでは、Intel Core Ultra X7 358H(Panther Lake)搭載ノートPC上のUbuntu

フランス政府がWindowsを捨てLinuxへ移行、「デジタル主権」の本気度

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フランス政府がWindowsを捨てLinuxへ移行、「デジタル主権」の本気度

フランスが、政府のPC環境からWindowsを排除しLinuxに移行すると正式に発表した。掛け声だけで終わるのか、それとも欧州の地殻変動の始まりなのか。 「Windows離脱」は省庁横断の国家方針 フランスのデジタル行政を統括するDINUM(省庁横断デジタル局)が4月8日、欧州域外へのデジタル依存を削減するためのセミナーを開催し、WindowsからLinuxへの移行を正式に宣言した。 numerique.gouv.frDavid Amiel 単なる一部局の実験ではない。DINUMに加え、企業総局(DGE)、国家サイバーセキュリティ庁(ANSSI)、国家調達局(DAE)が連名で参画している。調達・セキュリティ・産業政策を束ねる主要4機関が揃い踏みした形だ。 「我々はアメリカのツールへの依存を減らし、デジタル上の運命を自らの手に取り戻さなければならない」——ダヴィッド・アミエル公共行動・会計大臣 アミエルは声明の中で、データ、インフラ、戦略的判断が「我々がルールも価格も進化もリスクもコントロールできないソリューション」に依存している現状を厳しく指摘した。米国を名指しした点は、

Valve開発者、LinuxのVRAM管理を根本から修正

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Valve開発者、LinuxのVRAM管理を根本から修正

ゲームの裏でブラウザが居座り、主役であるはずのゲームがメモリ競争に負けていく。Linuxゲーマーが長年飲み込んできたこの不条理に、Valveの開発者が終止符を打った。 ゲームより先にブラウザが生き残る、という不条理 Linuxでゲームを遊んでいると、プレイ時間が延びるにつれて動作が重くなっていく現象がある。裏で開いたままのブラウザや、Electron製のチャットアプリは何の問題もなく動いている。画面の主役であるはずのゲームが、脇役たちに少しずつ押しのけられていく。 この長年の不条理に終止符を打ったのが、Valveのグラフィックスドライバチームに所属し、RADV Vulkanドライバを手がけるナタリー・ヴォックだ。彼女は4月9日付の自身のブログで、AMDGPUカーネルドライバのVRAM管理を根本から作り直したと発表した。対象は128GBのVRAMを積んだデータセンター級GPUではない。8GB、あるいはそれ以下のVRAMしか持たない、ごく普通のゲーマーのマシンである。 世界中で語られている。8GB、あるいはそれ以下のVRAMでゲームを遊ぼうとするLinuxゲーマーたちの伝説が。V

Rust Coreutils 0.8が登場、dd 45%高速化とブラウザ実行環境

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Rust Coreutils 0.8が登場、dd 45%高速化とブラウザ実行環境

GNU Coreutilsの代替を目指すRust製ユーティリティ群が、また一歩実用性を高めた。パフォーマンス向上に加え、ブラウザで直接試せるPlaygroundが登場している。 ddコマンドが45%高速化 Rust Coreutils 0.8.0が4月上旬にリリースされた。GNU Coreutilsのテストスイート互換性は94.74%に達し、前バージョン0.7から0.15ポイント向上している。 Release 0.8.0 · uutils/coreutilsRust Coreutils 0.8.0 Release: We are excited to announce the release of Rust Coreutils 0.8.0 — a major release featuring significant performance gains