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AMDがRTX Sparkを歓迎する余裕の裏側

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AMDがRTX Sparkを歓迎する余裕の裏側

Computex 2026最大の衝撃であるNVIDIAのRTX Sparkに、AMDの幹部2人が正面から反応した。歓迎、自信、そして牽制。言葉の選び方に、この競争の本質が透けて見える。 「間違っている」とまで言い切ったAMD AMDクライアント事業部のシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、ラフル・ティクー(Rahul Tikoo)氏は、RTX Sparkの登場を「嬉しい」と語った。「我々はほぼ2年間、この分野で唯一のプレイヤーだった。大容量ローカルメモリがエージェント型AIワークロードで極めて重要になるなか、NVIDIAが参入したことを歓迎する」。 一方、AMDのチーフソフトウェアオフィサーであるアンドレイ・ズドラフコヴィッチ(Andrej Zdravkovic)氏はさらに踏み込んだ。開発者がどのマシンを選ぶべきかという話題で、「今この時点で、Strix Haloのノートブックを買わないなら、あなたは単純に間違っている」と断言している。 ティクー氏はスペックの比較にも言及した。RTX Spark N1Xの128GBユニファイドメモリについて「Strix Haloでも

Computex 2026、中国大陸の出展者が締め出し

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Computex 2026、中国大陸の出展者が締め出し

世界最大級のテクノロジー見本市が6月2日、台北で開幕した。33カ国・地域から1,500社超が集う会場に、219社の中国大陸企業がカタログ上は名を連ねている。だが、その多くのブースにスタッフの姿がないと報じられている。 正式な「拒否」は一つもない 出展企業に登録された中国大陸の2社の担当者が匿名で証言した内容はこうだ。チーム全員の入境許可が下りなかった。申請は却下されたのではなく、保留のまま放置されるか、直前になって調達困難な追加書類を求められた。多国籍企業に勤める大陸籍の3人目の証言者も、他地域の同僚は渡航書類を取得済みなのに自分の申請だけが止まっていると語った。 両岸渡航を専門とする旅行代理店2社も、今年は公式出展者を含むすべてのクライアントについて許可が下りていないと述べている。 台湾の移民署は取材に対し「所定の手続きに従い、関係機関と協議の上で審査している」と回答するにとどまった。 この「拒否なき排除」は初めてではない。4月のTaipei AMPA(台北国際自動車部品見本市)でも同様の許可凍結が発生し、多くの大陸出展者がスタッフを送れなかったと報じられている。

SpaceXの上場書類に「水不足」が追記された

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SpaceXの上場書類に「水不足」が追記された

6月12日に迫るNasdaq上場を前に、SpaceXがIPO届出書を修正した。追加されたリスク要因のひとつが「水」だ。AIデータセンターの冷却に不可欠な水資源の確保が、電力と並ぶ事業上の制約になりうると、同社は投資家に警告している。 電力だけでは足りなかった SpaceXは5月20日にSECへS-1(目論見書)を提出し、6月1日にその修正版(S-1/A)を公開した。修正前の届出書では、データセンター拡張の主な制約として「経済的に実行可能な価格での電力供給」を挙げていた。修正版ではこれが「経済的に実行可能な価格での電力と水の供給」に書き換わっている。 追加された記述の趣旨はこうだ。大規模データセンターの運用には冷却のために大量の水が必要であり、水の確保はデータセンターの立地選定・建設・運用における重要な検討事項になっている。水不足や干ばつ、地域住民との水資源の競合、あるいは水利用に関する規制強化によって、冷却に十分な水を得られなくなるリスクがあるという。 なぜこのタイミングで追加されたのか。修正のきっかけは明らかにされていない。IPO前の審査期間中、SECはSpaceXに対して

Microsoft株、35%下落からの反転が始まった理由

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Microsoft株、35%下落からの反転が始まった理由

AIインフラ投資への懸念で2025年10月の高値555ドルから一時356ドルまで沈んだMicrosoft株が、反転し始めている。5月29日の終値は450.24ドル。Computexで発表されたRTX Sparkの勢い、OpenAI独占解消後のAI戦略多角化、そしてWindows品質改善施策「K2」。複数の材料が重なった結果だが、AIバブル懸念とメモリ高騰という重石は消えていない。 何が株価を押し下げていたのか 直接の引き金は設備投資の膨張だ。Microsoftの2026会計年度の設備投資は1,100億〜1,200億ドル規模に達する見通しで、前年比66%増のペースで積み上がっている。2026年1月のQ2決算発表では、Azure成長率が鈍化した一方で設備投資が予想を大きく上回り、翌日に株価が約10%急落。一日で約3,570億ドル(約57兆円)の時価総額が吹き飛んだ。2020年3月以来最悪の下げ幅だった。 投資家の不安は単純だ。AIに巨額を注ぎ込んでいるのに、いつ回収できるのかが見えない。OpenAIの売上・ユーザー成長が目標未達だったとの報道がバブル論を再燃させ、Q1 2026だけ

NVIDIAが物理AIの「頭脳」を刷新した

AI

NVIDIAが物理AIの「頭脳」を刷新した

COMPUTEX 2026の基調講演で、NVIDIAがフィジカルAI向け世界基盤モデルの第3世代「Cosmos 3」を発表した。ロボットも自動運転車も、現実世界を「見て、考えて、動く」ための土台が一新される。 1つのモデルで「世界を丸ごと」扱う 2025年1月のCES 2025で初代Cosmosが登場したとき、NVIDIAはそれを「フィジカルAIの基盤」と位置づけた。物理法則に従った映像を生成し、ロボットや自動運転車の訓練データを効率的に作るための世界基盤モデル。2026年1月のCES 2026ではPredict 2.5、Transfer 2.5、Reason 2という3つのモデルに分かれて進化し、それぞれが映像生成・スタイル変換・物理推論を担った。 Cosmos 3は、その分業体制を根本から変えた。 新たに導入された Mixture of Transformers(MoT)アーキテクチャは、推論を担う「リーズナートランスフォーマー」と生成を担う「エキスパートトランスフォーマー」の2塔構成になっている。まず場面の中で何が起きているかを理解し、その文脈を踏まえて映像やアクション

DLSS 4.5のレイ再構成が8月提供、全RTXで利用可能に

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DLSS 4.5のレイ再構成が8月提供、全RTXで利用可能に

今年1月のCES 2026で超解像の大幅進化を見せたDLSS 4.5が、ついにレイ再構成にも手を伸ばした。NVIDIAはCOMPUTEX 2026の基調講演に合わせ、第2世代トランスフォーマーモデルを採用したDLSS 4.5レイ再構成(Ray Reconstruction)を発表した。2026年8月に、RTX 20シリーズからRTX 50シリーズまですべてのGeForce RTX GPUに向けて提供される。 超解像に続き、レイ再構成も第2世代へ DLSS 4.5 技術展開タイムライン 2026年 1月6日 CES 2026で DLSS 4.5発表 第2世代トランスフォーマーモデル採用の超解像を発表 1月14日 超解像 提供開始 400本以上のゲーム・アプリで利用可能に。全RTX GPU対象 3月31日 DMFG・6X MFG 提供開始 ダイナミックマルチフレーム生成と6倍モード。RTX 50シリーズ対象 6月1日 レイ再構成