AI
米企業のAI支出が急転換。安い中国モデルとの併用が拡大
数カ月前まで、米企業はAIにいくら使ったかを競っていた。いま競っているのは、いかに安く済ませるかだ。 「ランボルギーニで牛乳を買いに行くようなもの」 AIコーディングツールCursorでフィールドCTOを務めるマイク・サークス(Mike Saeks)は、元投資銀行家だ。2カ月前にCursorに加わり、企業のAI投資効率を測る仕事をしている。 Wall Street Journalが現地時間7月24日に報じたところによれば、サークスは企業のAIコスト管理をtokenomics(トークノミクス)と呼んでいる。トークンはAIの処理単位で、消費量がそのまま請求額になる。 サークスの見立てはこうだ。日常的な処理に最高性能のモデルは要らない。高性能モデルで計画を立て、安価なモデルで実行する。Cursorが実施した実験では、ウェブブラウザをゼロから構築する際、OpenAIのGPT-5.5だけを使うと1万ドル超(約164万円)かかった。Cursorの自社モデルComposerとAnthropicのOpus 4.8を組み合わせると1,339ドル(約22万円)で済んだという。 数カ月前まで米企