Linux
KDE Linux、5月の大掃除でZenカーネル廃止
KDEコミュニティが開発中のOS「KDE Linux」の5月の月次報告が公開された。4月に発覚したLinuxカーネルの複数の脆弱性をきっかけにセキュリティの全面点検を実施し、Zenカーネルの廃止や十数件のパッケージ削除に踏み切った。ビルドシステムの根本的な刷新も完了し、プロジェクトが課題としてきたAUR依存もゼロになっている。 使わないものは、切る KDE Linuxは、KDEコミュニティが2025年9月にアルファ版を公開したイミュータブルLinuxディストリビューションだ。KDE Plasmaデスクトップの「リファレンス実装」を目指し、Arch LinuxのパッケージをベースにしつつFlatpakでアプリを管理する設計をとっている。現在はベータに向けた開発が進行中だ。 5月の報告で最も大きな比重を占めたのが、セキュリティ監査とその結果としての大規模整理だった。 直接のきっかけは、4月末に公開されたLinuxカーネルの権限昇格脆弱性CVE-2026-31431(通称Copy Fail)をはじめとする、上流カーネルで相次いだセキュリティ問題だ。KDE Linuxの開発チームはこ