NASA
アルテミスII、太平洋に帰還 50年ぶりの月周回有人飛行が完了
半世紀の空白を超えて、4人の宇宙飛行士が月から帰ってきた。歓声と涙、そして「欠陥」を抱えたヒートシールドとの13分間の賭けの果てに。
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半世紀の空白を超えて、4人の宇宙飛行士が月から帰ってきた。歓声と涙、そして「欠陥」を抱えたヒートシールドとの13分間の賭けの果てに。
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人類がアポロ13以来、最も遠くへ到達したまさにその時、足元の地球では「科学予算を半減させろ」という要求が突きつけられていた。 祝福と削減が同時に届く 4月6日、アルテミスIIの4人のクルーがアポロ13の記録を超え、地球から25万2760マイル(約40万6800km)に到達した。1970年以来、56年ぶりの記録更新だ。月の裏側全体を初めて肉眼で見渡した彼らは、帰路で日食まで観測した。 人類最遠到達距離の記録 アポロ13 1970年4月 24万8655マイル アルテミスII 2026年4月 25万2760マイル(+4105マイル) 56年ぶりの記録更新。アルテミスIIは2026年4月6日19:02 ET(日本時間4月7日8:02)に最遠点到達 だがホワイトハウスが4月3日に発表したFY2027予算案は、その感動に水を差すものだった。NASAの総予算を244億ドルから188億ドルへ23%削減。科学予算に至っては73億ドルから39億ドルへ、ほぼ半減させる提案だ。 NASA予算 FY2026承認 vs FY2027提案
宇宙
56年間、誰も越えられなかった壁を、4人の人間がついに越えた。NASAの Artemis II が月の裏側を回りながら、「人類が地球からもっとも遠く離れた距離」という記録を塗り替えている。問題は、この先にどれだけの意味があるかだ。
NASA
アメリカ東部夏時間4月1日午後6時35分(日本時間4月2日午前7時35分)、NASAのSLSロケットがフロリダ州ケネディ宇宙センターから打ち上がった。4名の宇宙飛行士を乗せたオリオン宇宙船「インテグリティ」は現在、月へ向かう軌道に乗っている。