Linux
Flatpak次世代はsystemd依存へ。怒りが消した妥協
Linuxの「どのディストリビューションでも動く」アプリ配布基盤、Flatpak。その次世代構想で、systemdを使わない環境が切り捨てられようとしている。開発者はもともと配慮するつもりだった。だが、コミュニティ自身の炎上がその意志を折った。まだコードは1行も書かれていない段階での出来事だ。 何が変わるのか 5月のLinux App Summit 2026(ベルリン開催)で、2人のRed Hat開発者がFlatpakの将来像を発表した。エイドリアン・ヴォヴク(Adrian Vovk)氏とセバスチャン・ウィック(Sebastian Wick)氏だ。現行Flatpak(6月8日に1.18リリース)の改善を続けつつ、並行して「Flatpak Next」と呼ばれる次世代アーキテクチャの構想を進めているという。 核心は systemd-appd という新コンポーネントにある。 現在のFlatpakは、bubblewrapというサンドボックスツールでアプリをホストOSから隔離している。Flatpak Nextでは、この設計を一から作り直す。サンドボックスの実行基盤はbubblewrap