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「新しいOutlook」に統合受信トレイがようやく来る

Microsoft

「新しいOutlook」に統合受信トレイがようやく来る

Microsoftが「新しいOutlook」に5つの機能追加を予告した。統合受信トレイ、お気に入りフォルダーの改善、未読カウントの制御、差し込み印刷、.PSTからの予定表・連絡先インポート。どれもクラシック版のユーザーには「いまさら」の一言だろう。だが、これが揃わなければ移行できないと多くの人が感じてきた機能でもある。 「全アカウント表示」は8月展開予定 今回の目玉は「全アカウント表示」(All accounts view)、いわゆる統合受信トレイだ。Microsoft 365のロードマップに5月27日付で追加された。展開開始は2026年8月の予定で、Windows版とWeb版の両方が対象になる。 Outlookのモバイル版やMac版では、複数アカウントのメールを一画面にまとめる機能が何年も前から使えていた。Gmailにもある。それなのにWindows版だけが取り残されていた。Microsoft 365コミュニティでは要望が年単位で積み上がり、ようやくロードマップに載った。 単にメールが一覧に並ぶだけではない。削除・アーカイブ・移動・既読マークといった操作もその場で行え、個別

Windows 11の標準アプリ7本が一斉アップデート。リリースノートも公式化

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Windows 11の標準アプリ7本が一斉アップデート。リリースノートも公式化

Microsoftは6月12日、Windows 11の標準アプリ7本を一斉にアップデートした。対象はペイント、フォト、クロック、電卓、メディアプレーヤー、カメラ、サウンドレコーダー。あわせて、各アプリのリリースノートをMicrosoft Learn上に個別ページとして新設し、変更履歴をアプリ単位で追えるようにしたことも発表している。 「おまけ」から「ソフトウェア」へ 今回の発表で目を引くのは、アプリの中身よりもリリースノートの公式ドキュメント統合のほうかもしれない。 従来、標準アプリのアップデート情報はInsiderビルドのリリースノートに埋もれていた。どのビルドでどのアプリが何を変えたのか追いかけるには、ビルドごとの膨大な変更履歴を自力で掘り返すしかなかった。それが今回、7本すべてに専用ページが用意され、アプリ単位で変更履歴をたどれるようになった。 地味に見える。だが、OS付属の無料アプリに専用の変更履歴ページを設けるという判断は、「おまけ」ではなく正式なソフトウェアとして扱う意思の表れだろう。今後も対象アプリは順次追加される予定だという。 7アプリの主なアップデート

Windows 11、「壊れたら戻せる」復元機能が一般リリース目前へ

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Windows 11、「壊れたら戻せる」復元機能が一般リリース目前へ

Windows 11のRelease Previewチャネルに、3本のプレビュービルドが一斉に公開された。24H2向けのBuild 26100.8728、25H2向けのBuild 26200.8728、そして26H1向けのBuild 28000.2333。変更ログは膨大だが、読者に関わる変化ははっきりしている。PCを丸ごと過去に巻き戻す「ポイントインタイム リストア(特定時点への復元)」、ウィジェットの静粛化、そして目の疲れを軽減する画面カラーオーバーレイだ。 「システムの復元」から20年、ようやく本当の復元が来る 今回のビルドで最も意味が大きいのは、ポイントインタイム リストア(Point-in-time restore)がRelease Previewに到達したことだろう。 2025年11月のIgniteで発表され、2026年4月にInsider Experimentalチャネルで初登場。その機能が、一般リリース直前の段階まで降りてきた。Release Previewは正式版の一歩手前にあたるチャネルだ。ここまで来れば、近い将来の月例アップデートで全ユーザーに届く可能性が高

Defender自身がBitLockerを破る。8本目のゼロデイGreatXML

セキュリティ

Defender自身がBitLockerを破る。8本目のゼロデイGreatXML

Windowsのディスク暗号化BitLockerを、Defenderのオフラインスキャンが裏切る。GreatXML。Nightmare Eclipse氏が公開した8本目のWindowsゼロデイだ。一度でもオフラインスキャンを実行した端末を、恒久的に危険な状態に置く。修正パッチはない。 守る側の機能が、破る側の道具になった 6月9日の月例パッチで、Microsoftは既報のゼロデイ3件(YellowKey、GreenPlasma、MiniPlasma)にようやくパッチを当てた。過去最多となる約200件の修正を含む大型更新だった。 その数時間後にRoguePlanet。翌日にGreatXML。パッチを当てた同じ週に、次の穴が2つ開いた。 GreatXMLはBitLockerのバイパスだが、YellowKeyとは攻撃の入口が違う。狙われたのはMicrosoft Defenderのオフラインスキャンだ。OSが起動する前にディスクを検査する機能で、マルウェア調査に使われる。 問題は、このスキャンが回復パーティションの構成を変えてしまう点にある。GreatXMLはこの変化を突く。回復パ

Windows、23年越しの「信頼」を断ち切る。6月更新でフォルダアイコンが消える理由

セキュリティ

Windows、23年越しの「信頼」を断ち切る。6月更新でフォルダアイコンが消える理由

2026年6月のWindows更新プログラムを適用したあと、見慣れたフォルダのカスタムアイコンが消えていることに気づく人が出てくるかもしれない。日本語だったフォルダ名が英語に戻り、アイコンが既定の黄色いフォルダに変わる。バグではない。Microsoftが「仕様」と明言した、セキュリティ強化の結果だ。 対象はdesktop.ini。フォルダの見た目を制御する隠しシステムファイルである。 23年前から開いていた穴 desktop.iniは、フォルダごとにカスタムアイコンや表示名、ツールチップなどを定義する設定ファイルだ。エクスプローラーがフォルダを開くたびにこのファイルを自動で読み込み、見た目に反映する。ユーザーが意識する機会はほとんどない。 問題は「自動で読み込む」の部分にある。 2003年、MicrosoftはセキュリティアドバイザリMS03-027を公開した。Windowsシェルがdesktop.iniのカスタム属性を解析する処理に、未検証のバッファが見つかった。細工されたdesktop.iniを含むフォルダを開くだけで、ログインユーザーの権限で任意のコードが実行されうる

Claude Desktopが毎回1.8GBのメモリを奪う。チャットだけでも

AI

Claude Desktopが毎回1.8GBのメモリを奪う。チャットだけでも

Claude Desktopが、起動するたびにHyper-V仮想マシンを立ち上げている。消費メモリは約1.8GB。チャットしか使わなくても、バックグラウンドでVMが常駐する。2月に報告されたこのバグは4カ月近く放置されたまま、6月11日にHacker Newsのトップへ浮上し、議論が一気に広がった。 「安全のためのVM」が、同意なく常駐する Claude Desktopには「Cowork」と呼ばれるエージェント機能がある。ユーザーのPC上でファイル操作やコード実行を行う機能で、コードがホストOSに直接触れないよう、サンドボックス化された仮想マシンの中で動く。設計思想は理にかなっている。 問題は、このVMがCoworkを使うかどうかに関係なく、Claude Desktopを起動した瞬間に立ち上がることだ。 2月27日にGitHubのClaude Codeリポジトリに投稿されたバグレポート(Issue #29045)が、技術的な詳細を丁寧に記録している。報告者はWindows 11 Pro搭載のノートPC(16GB RAM)で調査を行い、次の事実を突き止めた。 Claude D

Windows 11にしたら更新できない。アップグレード組を襲う不具合が発覚

Windows

Windows 11にしたら更新できない。アップグレード組を襲う不具合が発覚

Windows 10からWindows 11へアップグレードしたPCの一部が、月例セキュリティ更新を適用できなくなっている。Microsoftが6月のPatch Tuesdayに合わせて公表した既知の問題で、エラーコード0x80073712または0x800f0993が表示され、累積更新プログラムのインストールが失敗する。セキュリティ更新が届かなければ、PCは無防備なまま取り残される。 アップグレードが裏目に出る Microsoftのサービスアラートによれば、Windows 10(21H2/22H2)やWindows 11 23H2を使っていた端末をWindows 11 24H2または25H2にアップグレードすると、その後の累積更新プログラムが適用できなくなることがある。 影響を受けた端末では「設定」→「Windows Update」→「更新の履歴」にエラーが記録される。ログに残るのは0x800f0993(PSFX_E_REBASE_HYDRATION_CANDIDATES_MISSING)と0x80073712(ERROR_SXS_COMPONENT_STORE_CORRUPT

Defenderの新たなゼロデイ「RoguePlanet」、月例パッチ当日に投下

セキュリティ

Defenderの新たなゼロデイ「RoguePlanet」、月例パッチ当日に投下

Microsoftが過去最大規模の月例パッチを配信した、まさにその日だった。セキュリティ研究者Nightmare Eclipse氏が、Microsoft Defenderのゼロデイ脆弱性「RoguePlanet」の実証コードを公開した。Windows 10/11の最新パッチ適用済み環境でSYSTEM権限が奪われることが、第三者の検証でも確認されている。CVEは未割り当て。パッチは存在しない。 7本目の刃 Nightmare Eclipse氏がWindows関連のゼロデイを公開するのは、これで7本目になる。 4月のBlueHammer(CVE-2026-33825)に始まり、RedSun、UnDefend、YellowKey、GreenPlasma、MiniPlasmaと、約2か月で6本の脆弱性を立て続けに公開。いずれもMicrosoftへの事前通知なし、いわゆる「協調的脆弱性開示」を経ない公開だった。そのうちBlueHammer、RedSun、UnDefendの3本は実際の攻撃で悪用が確認され、CISAのKEV(既知の悪用済み脆弱性)カタログにも追加されている。 6月10日(

Windows 11のウィジェットとスタートメニューがようやく静かになる

Windows

Windows 11のウィジェットとスタートメニューがようやく静かになる

タスクバーの位置変更とスタートメニューのリサイズは先月のInsider配信で既に動いている。今回はその後に積み重なってきた変化だ。ウィジェットの押しつけ、スタートメニューの大きすぎる存在感、MSNフィードの強制表示・・・Windows 11がずっと抱えてきた「小さな不満」が、ひとつずつ手術台に乗った。 ウィジェットがようやく黙る タスクバーのウィジェットアイコンに少し触れただけで広がる、MSNニュースと広告の混在したパネル。これのデフォルト動作が変わる。 ホバーするだけでパネルが広がる動作が、デフォルトでオフになる。タスクバー上の通知バッジや株価アニメーションも、自分から開くまで表示されなくなる。ウィジェットアイコンをクリックすれば、ピン留めしたカレンダーや天気が前に出て、MSNディスカバーフィードは後ろに追いやられる。 広告収益を削ってでも静かなタスクバーを選んだ。現在InsiderのExperimentalチャンネルで展開中で、全PC配信は今後見込まれている。 スタートメニューに「触れる」設定が来た スタートメニューが大きすぎる、という声は長い間放置されてきた。今回

Windows 11検索からBingをオフにできる設定が登場

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Windows 11検索からBingをオフにできる設定が登場

長年レジストリ編集でしか無効化できなかったWindows Searchのウェブ検索が、ついに設定のトグル1つで切れるようになる。Windowsインサイダー向けのイベントで初めて公開された機能で、今後数週間以内にテスターへ展開が始まるとされている。 「ローカル検索」が本来の姿に戻る Windowsサーチは長らく、ファイルを探しているはずがBingの検索結果に誘導される機能として批判を集めてきた。アプリを探せば映画のリンクが出てきたり、2文字入力しただけでウェブ結果が優先されたり。Microsoftはこの問題を「Bingの利用促進」と「ローカル検索」の目的を同じ箱に詰め込んでいたことで起こしてきたとも言える。 今回の変更はその箱を割ることを意味する。具体的には、設定画面にウェブ検索を切るトグルが追加される。オフにすると、Bing・MSN・Microsoftストアの一覧表示がサーチ結果から消え、PC内の検索に専念する。Microsoftストアの項目は個別に無効化することもできる見込みだ。 現時点では、ウェブ検索を無効化するにはレジストリエディターでHKEY_CURRENT_USER

Build 2026でもスルー。Windows 11ウィジェットの現在地

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Build 2026でもスルー。Windows 11ウィジェットの現在地

Windows 11のタスクバー左端に鎮座するウィジェットボタン。押したことがある人のほぼ全員が次にすることは同じだ。すぐ閉じる。 MicrosoftはBuild 2026でAIエージェント、ネイティブWindowsアプリ、開発者向けミニPC「Surface RTX Spark Dev Box」など大量の発表を行った。Windows 11の品質改善プロジェクト「Windows K2」も着々と進んでいる。ウィジェットパネルについて、Buildで語られた言葉はゼロだった。 56個、でも使えるのは数えるほど Microsoft Storeで現在提供されているウィジェットは56個。数だけ見ると悪くない。開けてみると、実用に耐えるものはごく一部だ。 カレンダー表示の「Calendar Flyout」、AirPodsをWindows上で管理するアプリ「MagicPods」のウィジェット、いくつかのシステム情報系ユーティリティ。大体これで終わりだ。 天気、ニュース、株価。これらはMicrosoft自身が提供しているが、アプリを開いた方が早いし、スマートフォンで見た方が早い。「ウィジェット

Windows 11のファイル一括削除が30%以上速くなる

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Windows 11のファイル一括削除が30%以上速くなる

ファイルをまとめて削除するだけの操作が、これほど長い間改善されてこなかった。MicrosoftがWindows Insider向けのミートアップで明かした数字は、30%以上の高速化だという。 「30%以上」という数字が出てきた背景 Microsoftは今月、米国で開催したWindows Insiderミートアップにおいて、近くリリース予定のアップデートでファイルの一括削除が30%以上速くなると発表した。その場に居合わせたInsiderからの情報によると、30%はあくまで下限の目安であり、実際にはそれを大きく上回る可能性もあるという。 ファイルを削除するとき、Windowsはストレージ側の読み書きだけで処理しているわけではない。NTFSのエントリ更新、アクセス権限の処理、インデックスやサムネイルのメタデータ更新など、OS内部でこなさなければならない処理が重なっている。同じSSDを使っていても、WindowsがOS側の処理を効率化すれば、削除は体感できるほど速くなる。Microsoftも「ハードウェアとソフトウェア双方の進歩が組み合わさることで、あらゆるPCでのファイル操作を高速化

セキュアブート証明書の期限まで2週間、マイクロソフトが踏み込んだ回答

セキュリティ

セキュアブート証明書の期限まで2週間、マイクロソフトが踏み込んだ回答

セキュアブートを支えてきた証明書「Microsoft Corporation KEK CA 2011」の有効期限が6月24日に迫っている。マイクロソフトは6月4日、企業管理者向けに第2回のAMA(公開質疑応答セッション)を開き、前回で答えきれなかった現場の疑問に正面から答えた。 6月24日は「即シャットダウン」の日ではない 何が起きるのか。 セキュアブートは、電源投入直後にUEFIが「正規のブートローダーだけを起動させる」仕組みだ。この仕組みを管理する鍵の一つがKEK(キー登録キー)で、マイクロソフトが保持している。KEKを使って、信頼できるブートローダーのリスト(DB)や、危険なブートローダーを排除する失効リスト(DBX)を更新する。 「KEK CA 2011」については、セッションに登壇したスコット・シェル(Scott Shell)氏がハードリミットではないとした。既に配布済みのDB更新パッケージやレジストリを使った手動展開の仕組みは、期限後も機能し続ける。「レジストリキーと更新プログラムには終了日がない」と明言された。 何が変わるかというと、マイクロソフトが今後新しい

Windows 11の右クリックが遅い原因、Microsoftが正式に認める

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Windows 11の右クリックが遅い原因、Microsoftが正式に認める

右クリックするたびに一瞬もたつく、あの感覚。Windows 11を使っていれば誰もが心当たりがあるだろう。Microsoftがようやく、その原因を名指しで認めた。 「拡張機能の遅延読み込み」という正体 6月3日にマーカス・アッシュ(Marcus Ash)氏がコンテキストメニューの改善方針を表明してから数日。今度はWindowsシェルのプロダクト責任者であるタリ・ロス(Tali Roth)氏が、問題の核心に踏み込んだ。 Windows 11のコンテキストメニューがWindows 10より遅い。原因は 「拡張機能の遅延読み込み」 だと、ロス氏は明言した。 「Clipchampで編集」「メモ帳で編集」「Copilotに質問」といったシェル拡張が、メニューを開いた後から追加で読み込まれる。メニュー自体は瞬時に表示されるが、その直後に項目が増えてメニュー全体のサイズが変わる。性能の低いPCでは読み込みに数秒かかることもあるという。 ここで厄介なのは、見た目だけの問題ではないことだ。拡張機能の読み込みが完了するとメニューが伸び、カーソルの相対位置がずれる。素早く操作する人ほど、意図しな