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Copilotアプリの強制インストール、3カ月で再開

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Copilotアプリの強制インストール、3カ月で再開

3月に一時停止されたMicrosoft 365 Copilotアプリの自動インストールが、6月4日から再び動き始めた。Microsoftはメッセージセンターで「技術的問題を解消した」と説明しており、方針転換ではなくバグ修正だったことが確定した。ロールアウトは4段階のフィーチャーフラグで進行中で、7月1日までに完了する見通しだ。 止まったのは方針ではなく、配管だった 3月16日、Microsoftはメッセージセンター(MC1152323)で自動インストールの一時停止を告知した。理由は「技術的な問題」。だが公式にはそれ以上の説明がなかった。同時期にCopilot部門のリーダーシップ再編が進んでいたこともあり、強引な配布方針そのものが見直されたのではないかという見方も広がった。 そうではなかった。 6月2日に更新されたMC1152323.3で、Microsoftは自動インストールの再開を正式に通知した。初回のフィーチャーフラグは6月4日に有効化済みで、以降は週単位で順次拡大していく。 フィーチャーフラグの展開スケジュールは4段階に分かれている。 Feature Flag1:6月

MicrosoftがWinUIを「唯一のネイティブ基盤」と宣言、フレームワーク乗り換えの歴史に終止符

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MicrosoftがWinUIを「唯一のネイティブ基盤」と宣言、フレームワーク乗り換えの歴史に終止符

Build 2026で、MicrosoftはWinUIをWindowsネイティブアプリの正式な基盤と位置付けた。20年近く続いた「次の推奨フレームワーク」の乗り換え要求に終止符を打つ宣言であり、同時にWindows 11内部でもWebベースのシェルをネイティブコードに書き換える作業が加速している。開発者にとっての「また切り捨てられるのではないか」という不信と、ユーザーにとっての「なぜOSがこんなに重いのか」という不満の両方に、Microsoftが正面から答えた。 「新しいフレームワークを作る予定はない」 6月2日から5日にかけてシアトルで開催されたBuild 2026で、MicrosoftのソフトウェアエンジニアリングVPであるクリス・アンダーソン(Chris Anderson)氏は明確に述べた。Microsoftには新たなUIフレームワークを構築する意図はないと。 この一言の重みは、Windows開発の歴史を知らないと伝わらない。WinForms、WPF、Silverlight、UWP、Project Reunion、Windows App SDK。Microsoftは過去2

ブラウザ6社がMicrosoftに公開書簡、Edge優遇の即時停止を要求

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ブラウザ6社がMicrosoftに公開書簡、Edge優遇の即時停止を要求

Windowsでブラウザを変えたことがある人なら、あの煩わしさを知っている。別のブラウザをダウンロードしようとすればEdgeを勧めるバナーが表示され、デフォルトを変更しようとすれば何段階もの設定画面を通らされる。OSのアップデート後に知らないうちにEdgeに戻されていた経験がある人もいるだろう。 その苛立ちを、ブラウザの開発元が公式に突きつけた。 「もう十分だ」 2026年6月3日、Browser Choice Alliance(BCA)がMicrosoft CEOのサティア・ナデラ(Satya Nadella)氏に宛てた公開書簡を公表した。タイトルは「Dear Microsoft, Enough is Enough」。BCAに名を連ねるのはGoogle Chrome、Opera、Vivaldi、Midori、BrowserWorks(Waterfoxの開発元)、Waveboxの6社で、Microsoftに対しEdgeを優遇する施策の即時かつ全世界での停止を求めている。 BCAは2024年11月にOpera、Vivaldi、Google、Wavebox、Waterfoxの5社

新しいOutlook「15の理由」を掲げるも、大半はClassicにもある機能

Microsoft

新しいOutlook「15の理由」を掲げるも、大半はClassicにもある機能

Microsoftが公式ブログで「新しいOutlookの15の生産性機能」を紹介した。メールのピン留めやカレンダービューの保存など15項目を並べているが、その多くは従来のOutlookにも備わっている。 15項目の中身 Microsoftが挙げた15機能は、メール管理、カレンダー・会議、パーソナライズの3カテゴリに分かれる。 メール関連では、メールのピン留め、スヌーズ、複数カテゴリの一括適用、Sweep(自動整理)、送信日時指定、フォルダー共有の簡素化の6つ。カレンダー・会議関連は、会議の「フォロー」(不参加でも議事録を受け取るRSVPオプション)、カレンダービューの保存、出欠トラッキングの強化、会議の振り返り表示、フィルタービュー、定期的な予定の将来分のみ編集の計6つ。パーソナライズとして、アカウント名の変更、モダンテーマとダークモード、キーボードショートカットの切り替えの3つ。 メールのピン留めやスヌーズ、送信日時指定は従来のOutlookでも使える。カレンダー関連も多くはClassicに存在する機能だ。Outlookチームのプリンシパルプロダクトマネージャー、ヴィッキー

Windows 11の右クリック、5年越しの白旗

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Windows 11の右クリック、5年越しの白旗

右クリックするたびに感じていた小さな苛立ちに、Microsoftがようやく向き合う。Windows 11のコンテキストメニューがカスタマイズ可能になると、同社のデザイン責任者が明らかにした。タスクバー移動の復活、スタートメニューの縮小対応に続く「原点回帰」の一手だ。 5年前の約束と、その結末 Microsoftでデザイン&リサーチ部門を率いるマーカス・アッシュ(Marcus Ash)氏が、コンテキストメニューの改善に取り組んでいることを投稿で明らかにした。高速化、初期状態の簡素化、よく使う操作に合わせたカスタマイズが柱になる。 この表明には前段がある。2021年7月、MicrosoftはWindows 11のリリースに先立ち、開発者向けブログで右クリックメニューの問題を自ら列挙していた。Windows XP時代に導入された IContextMenu の仕組みが20年間「規制のない環境」で肥大化し、切り取りやコピーといった基本操作がマウスカーソルから遠い位置に追いやられ、「開く」と「プログラムから開く」が離れた場所に配置され、ほぼ使われない項目が居座り続けていると。Windows

Windows 11、AIモデルの「削除ボタン」を準備中

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Windows 11、AIモデルの「削除ボタン」を準備中

Copilot+ PCに黙ってインストールされるAIモデルを、設定画面からワンクリックで外せる機能がInsiderビルドで見つかった。現時点で削除できるのはPhi Silicaのみだが、Microsoftが「入れるだけ入れて触らせない」という姿勢を改め始めた兆しとして注目に値する。 隠し設定ページの中身 Windows 11 Insider Experimentalチャネルのビルド26300.8553で、設定アプリ内にAIコンポーネントの管理ページが隠されていることが判明した。Windows Insiderビルドの解析で知られるリーカーのPhantomOfEarth(@phantomofearth)氏らが発見し、Pureinfotechが独自に動作を確認している。 このページは通常のナビゲーションには表示されない。ms-settings:ai-componentsというURIを実行して初めてアクセスできる、完全な隠し機能だ。表示される情報は、インストール済みAIモデルごとの発行元、バージョン、サイズ、データ使用量、合計使用容量。そしてPhi Silicaに限り「アンインストール

Microsoftが折れた、ゼロデイ騒動の裏側

セキュリティ

Microsoftが折れた、ゼロデイ騒動の裏側

6週間で6件のWindowsゼロデイを公開し続けた匿名研究者に対し、Microsoftが法的措置を示唆して業界から総批判を浴びた一件。週末を挟んで、Microsoftはトーンを一変させた。だが問題は沈静化するどころか、新たな段階に入りつつある。 5月27日の声明が招いた炎上 経緯を手短に振り返る。Nightmare Eclipseを名乗る研究者が4月初旬からWindowsのゼロデイ脆弱性を次々と公開してきた件は既報の通りだ。BlueHammer(CVE-2026-33825)、RedSun(CVE-2026-41091)、UnDefend(CVE-2026-45498)、YellowKey(CVE-2026-45585)、GreenPlasma、MiniPlasma。計6件。いずれもMicrosoft DefenderやBitLockerといったWindowsの防御機構の根幹を突く脆弱性で、うち3件はCISAが悪用確認済みとしてKEVカタログに追加している。 Nightmare Eclipse事件の経緯 4月

WindowsでLinuxコマンドがネイティブに動く時代

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WindowsでLinuxコマンドがネイティブに動く時代

Microsoftが開発者カンファレンスBuild 2026で、Coreutils for Windowsの一般提供を開始した。lsやgrep、catなど75以上のLinuxコマンドが、WSLもCygwinも介さずWindowsのコマンドライン上でそのまま動く。長年の回り道に、ようやく正面の道ができた。 何ができるようになったのか Coreutils for Windowsは、ls、cp、mv、rm、cat、grep、find、sort、pwdといったLinux/Unix系OSの基本コマンド群をWindows上でネイティブ実行できるツールセットだ。MicrosoftがGitHubで公開しており、MITライセンスのオープンソース。インストールは WinGet から1行で完了する(winget install Microsoft.Coreutils)。x64とArm64の両アーキテクチャに対応している。 技術的な土台は、uutilsプロジェクトが開発するRust製のGNU Coreutils互換実装だ。Microsoftはこれにfindutils(find、xargs)とGNU互換

Windowsターミナルが分岐、AI統合の新アプリへ

テクノロジー

Windowsターミナルが分岐、AI統合の新アプリへ

コマンドを打ってエラーが出る。ブラウザを開いてエラーメッセージを貼り付け、フォーラムの回答を探し、ターミナルに戻ってやり直す。開発者なら誰でも経験のある、あの一連の流れを丸ごと消し去ろうとするアプリが登場した。 ターミナルの分岐点 Microsoftが2026年6月2日、Windows TerminalのフォークとしてIntelligent Terminal 0.1をリリースした。MITライセンスのオープンソースで、Microsoft StoreまたはWinGetから導入できる。位置づけは「実験的」だが、Build 2026の基調講演で発表されたWindowsの開発者向けAIエージェント戦略の中核プロダクトの一つであり、単なるプロトタイプとは異なる文脈で登場している。 重要なのは、これがWindows Terminalそのものへの変更ではない点だ。Intelligent Terminalは別アプリとして既存のWindows Terminalと並行してインストールされる。AI統合を望まないユーザーの環境には一切影響しない。Microsoftがここを明確に線引きしたことは、Wind

Windows 11の新機能が「届かない」構造的理由

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Windows 11の新機能が「届かない」構造的理由

Windows 11の段階的ロールアウト(CFR)に対するユーザーの不満が噴出している。新しいスタートメニューも、低遅延プロファイルも、アップデートを入れたはずなのに有効にならない。Microsoftのサポートに問い合わせたユーザーには「原因がわからない」という回答が返ってきた。 「アップデートしたのに、何も変わらない」 Windows 11には、Controlled Feature Rollout(CFR)と呼ばれる仕組みがある。アップデートに新機能のコードを含めて配信するが、有効化はMicrosoftがサーバー側で遠隔操作する。対象デバイスを段階的に広げ、問題がないことを確認してから全体に開放する。 発想自体は悪くない。Windows Updateで不具合が出るたびに緊急パッチを出してきた過去を考えれば、慎重に展開したい気持ちは理解できる。 問題は、この仕組みがユーザーの目にはほとんど見えないことだ。 リリースノートには「新機能が追加されました」と書かれている。アップデートをインストールすれば、そのコード自体はPCに入る。だがMicrosoftのスイッチが入らない限り、