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Anthropic、D.C.巡回区がブラックリスト停止を拒否

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Anthropic、D.C.巡回区がブラックリスト停止を拒否

国防総省によるAnthropicの「サプライチェーンリスク」指定について、D.C.巡回区控訴裁が4月8日、執行停止の申立てを退けた。3月のカリフォルニア地裁の差し止めとは別の根拠法での判断で、同じ企業をめぐる司法の歩みが二つに割れている。 D.C.巡回区が示した、慎重な拒否の論理 2026年4月8日、米D.C.巡回区控訴裁の三人合議体(Karen LeCraft Henderson、Gregory Katsas、Neomi Rao)は、Anthropicが求めたサプライチェーンリスク指定の執行停止を認めなかった。合議体は「Anthropicは審理中の停止という例外的救済の厳格な要件を満たしていない」と結論づけた。 ただし判決文の読み方には注意が必要だ。合議体は本案の是非には踏み込まず、むしろAnthropicに「ある程度の回復不能な損害」が生じうることを認めたうえで、その損害の核心は憲法上の権利侵害というより金銭的なものだと整理している。5月19日には口頭弁論が予定されており、巡回区は早期審理の姿勢を見せている。 判決文は「一方には一企業の財務的損害という比較的限定されたリス

OpenAI・Anthropic・Googleが共闘、中国への「蒸留」流出で情報共有

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OpenAI・Anthropic・Googleが共闘、中国への「蒸留」流出で情報共有

普段は顧客を奪い合う3社が、同じテーブルに着いた。引き金は、中国勢による大規模なモデル「吸い出し」だ。 ライバル3社が静かに手を組んだ OpenAI、Anthropic、そしてAlphabet傘下のGoogleが、中国企業による敵対的な「蒸留(Distillation)」の検出で情報を共有し始めている。Bloombergが日本時間4月7日朝、関係者の話として報じた。 情報の受け渡し口になっているのは、3社が2023年にMicrosoftとともに設立した非営利団体 Frontier Model Forum(FMF)だ。サービス規約に違反する形で自社モデルの出力を抜き取ろうとする動きを、横断的に突き合わせる場として使われ始めた、という構図である。 蒸留そのものは、AI業界では日常的な手法だ。大きな「教師モデル」の出力を使って、小さな「生徒モデル」に同じ振る舞いを学ばせる。フロンティアラボ自身も、自社の軽量版を作るときに普通に使っている。問題は、他人の畑から黙って刈り取るときだ。 なぜ2月の告発から一歩進んだのか 思い出しておきたいのは、今年2月の一連の動きだ。Anthrop

Claude Code劣化問題、AMDのAI責任者が膨大なログで告発

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Claude Code劣化問題、AMDのAI責任者が膨大なログで告発

「2月以降、Claude Codeは複雑なエンジニアリング業務を任せられる代物ではなくなった」――AMDのAIグループ責任者がそう断じた。感情論ではない。6,852セッション、23万件超のツール呼び出しを解析した数字が、その劣化を裏付けている。 「Claudeはもう信用できない」と告発したのは誰か GitHubのclaude-codeリポジトリに、4月2日付(米国時間)で投稿された一本のIssue(#42796)が波紋を広げている。投稿者はステラ・ローレンゾ。半導体大手AMDでAIグループのシニアディレクターを務める人物であり、社内でClaude Codeを大規模に運用してきた当事者だ。 タイトルは率直そのものだ。「2月のアップデート以降、複雑なエンジニアリング業務にClaude Codeは使えない」。 https://github.com/anthropics/claude-code/issues/42796 ここで重要なのは、その主張の裏付けが「最近どうも調子が悪い」式の印象論ではなかったことだ。ローレンゾのチームは、自分たちが業務で蓄積してきた6,852セッション分の