テクノロジー
サムスン電子、ボーナス100倍格差に「黒い服」で抗議が拡大
サムスン電子のスマートフォン・家電部門の社員が、全身黒ずくめで出勤するという異例の集団行動に出ている。半導体部門との成果給格差への抗議は組合の急成長を呼び、法的闘争にまで発展しながら全国へ広がりつつある。 「同じ会社、同じ権利」 6月18日、京畿道水原のサムスン電子本社に、黒い服と黒いマスクを着用した社員の列ができた。スマートフォン、テレビ、家電を担うDX(Device eXperience)部門の社員による「黒い服出勤キャンペーン」だ。 韓国で黒い服は、葬儀や哀悼の場で身につけるものでもある。その色を職場に持ち込んだ意味は、説明するまでもない。 キャンペーンは6月10日にソウル江東の事業所で始まり、16日に慶北亀尾、18日に水原本社へと拡大した。昼食時には水原モバイル研究所前で社員が沈黙デモを続けている。今後も23日に光州、24日にソウル牛眠と、全国の事業所へ展開する予定だという。 1か月で10倍に膨れ上がった組合 キャンペーンを主導するのは、DX部門の社員を中心に結成された第3労組「動行(トンヘン)」だ。 5月の賃金合意をめぐる混乱の中で、約2600人だった組合員