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企業のAIコスト、74%が正確に把握できていない

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企業のAIコスト、74%が正確に把握できていない

AI投資が急拡大する中、多くの企業が自社のAIコストを正確に把握できていない実態が明らかになった。KPMGの未公開調査によると、AIコストを包括的に把握している企業はわずか26%。50%は「ある程度把握」、残る22%は請求書が届くまでコストを確認すらしていない。 「トークン」が企業財務を揺るがしている 従来のソフトウェアは、1人あたり月額いくらというライセンス課金が基本だった。CFOにとっては予算が組みやすく、来年の支出も見通せる。AIはその前提を壊した。 AIの課金単位は「トークン」だ。テキストや画像、コードを処理するたびにトークンが消費され、使った分だけ請求が来る。問題は、この消費量が事前に予測しにくいことにある。AIの利用が社内に広がるほどトークン消費は加速し、従来の年間予算の枠組みでは制御できなくなる。 KPMGでAIグローバル責任者を務めるスティーブ・チェイス(Steve Chase)氏は「これまで存在しなかった種類のリソース」と表現し、指数関数的な成長が見られると指摘している。 企業のAIコスト把握状況 把握レベル割合包括

Cloudflareが過去最高益で1100人をAIレイオフ

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Cloudflareが過去最高益で1100人をAIレイオフ

Cloudflareが過去最高益と同時に従業員の20%・1100人をレイオフした。創業16年で初の大規模人員削減。 理由は業績悪化ではなく「AIで不要になった」。最高益のさなかに語られたこの説明を、市場は鵜呑みにしなかった。 過去最高益の発表と同時に、20%が消える Cloudflareは現地時間5月7日、第1四半期決算とともに従業員の約20%・1100人の解雇を発表した。創業16年で初めての大規模レイオフだ。 奇妙なのはタイミングである。同じ日に発表された四半期売上は6億3,980万ドル、前年同期比34%増。同社にとって四半期として過去最高だ。残存履行義務(RPO、契約済みで未実現の売上)も前年同期比34%増と、先行指標も力強い。 業績は悪くない。むしろ申し分ない。それなのに、20%が消える。 Cloudflare 第1四半期業績 ── 増収の裏で動く損失 項目 Q1 2026 Q1 2025 前年比 売上高 $639.8M $479.1M +34%増収 GAAP 営業損失 -$62

AI普及の足を引っ張るのは組織と、マイクロソフトが認めた

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AI普及の足を引っ張るのは組織と、マイクロソフトが認めた

「従業員は変えたい。でも会社が変わらない」という構造を、マイクロソフトが自社の年次調査で正面から認めた。AIの足を引っ張っているのは技術でも個人でもなく、評価制度と社内の空気の方だという。 「変革したい人」を罰している会社 マイクロソフトが5月5日に公開した2026年版「Work Trend Index」が、AI導入の停滞をめぐる議論に新しい角度を加えている。10カ国の知識労働者2万人を対象とした年次の働き方調査で、今年の主題は「変革のパラドックス」(Transformation Paradox)だ。レポートは結論部分で、組織を縛っているのは技術ではなく、組織自身が掲げる目標と評価軸だと言い切っている。 数字は明快だ。AIユーザーの65%が「すばやく適応できないと取り残される」と感じている一方で、45%は「業務をAIで作り直すより、いまの目標に集中するほうが安全だ」と答えている。前進したいという圧力と、保守したいという圧力が、同じ人の中で同時に働いている。 そして決定的なのが、AIで仕事の作り方を再設計したことに対して報酬を得ていると答えた人が、わずか13%しかいなかったとい