インサイダー取引

スリーマイル島再稼働の内部情報で約2.3億円。技術者が起訴された

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スリーマイル島再稼働の内部情報で約2.3億円。技術者が起訴された

AIデータセンター向け原発再稼働という国家規模の案件の内側で、インサイダー取引が起きていた。米証券取引委員会(SEC)と連邦検察が現地時間6月24日、コンステレーション・エナジーの元技術者を証券詐欺とインサイダー取引で起訴した。 社内コードネーム「プロジェクト・テトリス」 ケイシー・マグルストン(Casey Muggleston)氏、44歳。デラウェア州ウィルミントン在住。コンステレーション・エナジーでライセンス更新を担当するエンジニアリング・マネージャーだった。 コンステレーション・エナジーは2024年当時、2019年に閉鎖したスリーマイル島原子力発電所1号機の再稼働を内部で検討していた。社内コードネームは「プロジェクト・テトリス」。マグルストン氏は原子力規制委員会(NRC)への申請業務を通じて、このプロジェクトの進捗情報に直接アクセスできる立場にあった。 2024年5月21日、社内メールがライセンスチームの進捗を「極秘」扱いで伝えた。マグルストン氏もこのメールを受け取っている。3日後、同氏はスリーマイル島近くに住む親族に連絡を取り、再稼働を見越した不動産投資について相談し

Google社員、検索データで賭けて約1.9億円の利益

セキュリティ

Google社員、検索データで賭けて約1.9億円の利益

Googleのセキュリティエンジニアが、社内でしかアクセスできない年間検索トレンドデータを使い、予測市場Polymarketで約120万ドル(約1億9100万円)を荒稼ぎしていた。米司法省は5月27日、この人物を商品取引法違反、通信詐欺、マネーロンダリングの3つの罪で起訴した。 「AlphaRaccoon」の正体 起訴されたのは、スイス在住のイタリア国籍を持つミケーレ・スパニュオーロ(Michele Spagnuolo)氏(36歳)。米司法省の訴状ではGoogleのソフトウェアエンジニアとされているが、LinkedInの経歴によれば情報セキュリティ部門に12年以上在籍し、Webセキュリティ基盤の構築やCSP3仕様の共同策定にも携わってきた。 訴状によると、スパニュオーロ氏は2024年5月にPolymarket上で「AlphaRaccoon」というアカウントを開設。2025年10月15日から12月4日にかけて、Googleが毎年発表する「Year in Search」(年間検索ランキング)に関連する少なくとも23件の予測市場に合計約275万ドル(約4億3900万円)を投じた。