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IntelのiBOTが対応ゲームを19本へ拡大、最大27%向上

ゲーミングPC

IntelのiBOTが対応ゲームを19本へ拡大、最大27%向上

3月の登場から3ヶ月、Intelのバイナリー最適化ツール「iBOT」が静かに、しかし着実に育ちつつある。新たに7タイトルが追加され、対応ゲームはこれで計19本。登場時の12タイトルからの上積みだ。 7タイトルが追加、平均12%向上をIntelが主張 今回追加されたのは以下の7タイトルだ。 * メトロ・エクソダス Enhanced Edition * カリスト・プロトコル * ホームワールド3 * オリとウィスプの意志 * リトル・ナイトメアズIII * ウォーフレーム * ホロウナイト: シルクソング iBOT ゲーム別パフォーマンス向上率(Intel公称) ※ Intel公称値。Core Ultra 7 270K Plus、GeForce RTX 5090、DDR5-7200 32GB、1080p設定「高」での計測。橙点線は7タイトル平均(12%)。 Intelが公表した計測結果によると、Core Ultra 7 270K

Intel次世代マザーボードQ970のスペックがリーク

PC

Intel次世代マザーボードQ970のスペックがリーク

2月に900シリーズチップセットの仕様がリークされてから4ヶ月、ようやく実物のスペックシートが出てきた。Q970チップセット搭載マザーボードの仕様書がリークされ、LGA-1954ソケット、DDR5-CUDIMM、PCIe Gen5スロット構成など、次世代プラットフォームの具体的な姿が見えてきた。 Q970ボードの中身と、確認できたこと リーク元はハードウェアリーカーのmomomo_us氏。業務用マザーボードの仕様書とみられる資料で、Q970チップセットとLGA-1954ソケットの組み合わせが明記されている。 pic.twitter.com/ItBwdpzaY0 — 188号 (@momomo_us) June 6, 2026 Intel 900シリーズ チップセット比較 B960Z970Z990Q970W980セグメントメイン ストリームエンスー ジアストフラッグ シップビジネスワーク ステーションDMIGen5 x2Gen5 x2Gen5 x4Gen5 x4Gen5 x4PCIe 総レーン3434484848チップセット PC

Intel低価格ノート向けCPU、2027年にPコア倍増の8コアへ

CPU

Intel低価格ノート向けCPU、2027年にPコア倍増の8コアへ

Intelが今春投入したばかりのWildcat Lake(Core 300シリーズ)に、早くも次の動きが見えてきた。リーク情報によると、2027年投入予定のリフレッシュ版ではPコアが2基から4基に倍増し、合計8コア構成になるという。Computex 2026でIntelが70以上のデザインウィンを報告し、DellのXPS 13をはじめMacBook Neo対抗機が続々と発表された直後のタイミングだ。 Pコア倍増という「質」の強化 リーク情報を投稿したのは、Intelのロードマップに関して実績のあるJaykihn氏。同氏によると、Wildcat Lake Refreshの最上位構成は「4+0+4」、つまりPコア4基、Eコア0基、LP-Eコア4基の合計8コアになる。 現行のWildcat Lakeは最上位でも「2+0+4」の6コア構成(最下位のCore 3 304は1P+4LPEの5コア)で、Pコアは最大2基しかない。Pコアが4基になるのは、単なるコア数の増加以上の意味がある。LP-Eコアはバックグラウンド処理や省電力動作には優れるが、アプリケーションの応答速度やマルチタスクの体感

SteamでWindows 11シェアが約70%に到達、それでも残る24%の行方

PCゲーミング

SteamでWindows 11シェアが約70%に到達、それでも残る24%の行方

Valveが公開した2026年5月のSteamハードウェア&ソフトウェア調査で、Windows 11のシェアが69.76%に達した。前月比+2.02ポイント。2025年後半にようやく過半数に達したことを考えると、半年強で70%目前まで来たことになる。 PCゲーマーの間では、Windows 11はもはや「新しいOS」ではなく「当たり前のOS」になった。問題は、まだ当たり前になっていない残り24%のほうだ。 サポート終了後8か月、Windows 10はまだ24% Windows 10のシェアは23.99%(前月比-1.64ポイント)。Microsoftが2025年10月にサポートを終了してから8か月が経つが、Steamユーザーのほぼ4人に1人がいまだにWindows 10を使い続けている。 減少ペースは着実ではある。だが悠長に構えていられる状況ではなくなりつつある。Windowsのセキュアブートで使用される証明書「Microsoft Corporation KEK CA 2011」の有効期限が2026年6月に切れる。Windows Updateを適用し続けていれば自動更新されるが

Zen 6デスクトップのシリコンが完成間近、X3Dも同時投入か

CPU

Zen 6デスクトップのシリコンが完成間近、X3Dも同時投入か

AMDの次世代デスクトップCPU「Zen 6」の高クロック版シリコンがテープアウトを完了した。通常版だけでなくX3D版も同じステッピングに到達しており、X3Dモデルが通常版と同時に発売される初のケースになる可能性が出てきた。一方でCOMPUTEX 2026のステージにZen 6の姿はなく、発売時期をめぐる情報は錯綜したままだ。 Powderhorn、B0ステッピングでテープアウト完了 リーカーのMoore's Law Is Dead(以下MLID)が5月末に公開した動画で、Zen 6デスクトップ向けCCD(コードネーム「Powderhorn」)のB0ステッピングがテープアウトを完了したと伝えた。Powderhornは高クロック動作を前提としたデスクトップ専用のダイで、AM5ソケットに対応する。 テープアウトとは半導体の設計データをファウンドリへ引き渡す段階を指し、事実上の「設計完了」にあたる。B0は改良を経たステッピングだが、AMDにとってはこれが最終版になる可能性が高いという。MLIDはRadeon RX 7900 XTXがA0ステッピング、つまり初版シリコンのまま製品化され

99万円のフェラーリPC、国内200台限定で7月発売

ハードウェア

99万円のフェラーリPC、国内200台限定で7月発売

HPとフェラーリが共同開発したノートPC「HP Limited Edition Scuderia Ferrari AI PC」が発表された。世界4,999台限定で、日本では日本語キーボード搭載モデルが200台のみ。99万円。底面にガラスを張って冷却機構を「見せる」設計が特徴的だが、中身はIntel内蔵GPU搭載の薄型ノートだ。 ノートPCにエンジンベイを HPとフェラーリが約2年の共同開発を経て、モナコグランプリの直前に発表したノートPC。HPが2024年からスクーデリア・フェラーリF1チームのタイトルスポンサーを務めている関係から生まれた、両社初のハードウェアコラボレーションとなる。 世界4,999台、すべてにシリアル番号が刻まれる。日本では200台限定、7月上旬から受注開始で、直販価格は99万円。米国では6月12日に5,599ドル(約89万6,000円)で発売されるが、日本版は日本語キーボードを搭載し、発売時期は少し後ろにずれる。価格差の約10万円にはローカライズや為替の要素も含まれるとみられる。販売はHP公式サイトのみ。 このPCの核心は性能ではなく設計思想にある。

米政府がAI企業の株主になる日——OpenAIと政権の水面下交渉

AI

米政府がAI企業の株主になる日——OpenAIと政権の水面下交渉

トランプ政権の高官とOpenAIのサム・アルトマン(Sam Altman)CEOが、米連邦政府がAI企業の株式を取得する案について水面下で協議を続けていることが明らかになった。補助金でも規制でもない。国家がAI企業の株主になるという、前例のない構想が動き出している。 1年以上続く水面下の協議 複数の関係者によると、アルトマン氏がこの構想をトランプ大統領に直接提案したのは2025年初頭のことだ。以来、政権幹部との協議は断続的に続いており、今週もアルトマン氏はワシントンD.C.で議員や政権関係者と面会した。 トランプ大統領自身も6月5日、エアフォースワンで記者団に対し、AI企業の株式の一部を国民に還元する構想に言及している。近くAI企業の幹部と会談する予定だとも述べた。 協議の焦点は、AI企業が自発的に株式を政府に譲渡する枠組みだと報じられている。政府が市場で買い付けるのではなく、企業側が自ら差し出す形を想定しているという点が特徴的だ。取得した株式の運用益は、全米世帯への配当金支払いなど公共目的に充てる案が浮上している。 ただし、企業が政府に株式を譲渡する法的な仕組みは不明確で

SpaceXテラファブ、住民反対を押し切り35年間の固定資産税全額免除が成立

半導体

SpaceXテラファブ、住民反対を押し切り35年間の固定資産税全額免除が成立

テキサス州の人口3万5000人に満たない郡が、史上最大のIPOを控える企業に35年間の固定資産税100%免除を与えた。550億ドル(約8兆8000億円)規模の半導体工場計画に対し、住民が求めたのは「待ってくれ」というささやかな要求だった。 4対1、100人超の反対を前に 2026年6月3日、テキサス州Grimes County(グライムズ郡)の郡委員会は、SpaceXが計画する巨大半導体製造施設「テラファブ」(Terafab)に対し、再投資ゾーンの指定と固定資産税の100%免除を4対1で承認した。 公聴会には200人を超える住民が詰めかけた。発言した住民の大半が反対意見だった。地元の牧場経営者ジョセフ・レジニチェク(Joseph Reznicek)氏は「事実上、この郡に住む全員が郡の役人に顔を張られた。まもなく時価総額1兆ドルになるかもしれない企業に、条件を一方的に押しつけられた」と語った。 反対派の声は委員の判断を覆すには至らなかったが、第2選挙区のデイヴィッド・タロス(David Tullos)委員は唯一の反対票を投じた。タロス氏はSpaceXの透明性の欠如を繰り返し指摘

TSMCの供給不足は「長期間」続く、それでも急な値上げはしない理由

半導体

TSMCの供給不足は「長期間」続く、それでも急な値上げはしない理由

AI半導体の需給逼迫が解消する見通しは立っていない。TSMCのシーシー・ウェイ(C.C. Wei、魏哲家)会長兼CEOが6月4日の年次株主総会で語ったのは、米国での生産能力拡大を進めてもなお顧客の需要を満たせないという現実と、それでもメモリ業界のような急激な値上げはしないという経営判断だった。 需要に追いつけない現実 ウェイ氏は台湾・新竹で開かれた株主総会で、米国での生産能力を増強しても「顧客の需要に応えられるようになるまで、まだ長い時間がかかる」と述べた。TSMCは2026年通期の売上高が前年比30%超の成長になるとの見通しを改めて示したが、それでも供給が需要を下回る状態は続く。 背景にあるのは、AIインフラへの投資の加速だ。Alphabet、Meta、Microsoft、Amazonのハイパースケーラー4社だけで、2026年の設備投資額は合計約7250億ドル(約116兆円)に達する見込みで、前年から6割以上の増加となる。この投資の多くはデータセンター向けの先端半導体に向かっており、TSMCの3nmおよび5nmプロセスの供給不足は2027年以降も続くとみられている。 TSM

IntelがDDR4延命を宣言、メモリ高騰にCPU業界が動く

PC

IntelがDDR4延命を宣言、メモリ高騰にCPU業界が動く

DDR5の32GBキットが米国で375ドル(約6万円)を切らず、日本でもDDR5 16GB×2枚が6万円台で高止まりする中、IntelがComputex 2026でRaptor Lakeの継続供給と旧世代メモリ対応を明言した。AMDもRyzen 7 5800X3Dの復活とRyzen 7 7700X3Dの投入で応じている。メモリ不足がCPU戦略そのものを変え始めた。 CPUメーカーが「メモリの値段」を語り始めた異常 Computex 2026のインタビューで、Intel製品管理シニアディレクターのニシュ・ニーラロジャナン(Nish Neelalojanan)氏は、メモリ価格について率直に語った。「長期的に見て、何かが変わらなければならない。この異常な高騰は注視し続ける」と述べつつ、「メモリ市場を予測できるなら、株で大金持ちだ」とも付け加えている。 CPUメーカーの幹部がメモリ価格に言及すること自体が、市場の異常さを物語る。DDR5 32GBキット(16GB×2枚)の 最安値は米国で375ドル(約6万円)に到達しており、2025年半ばに80ドル前後だった水準から4倍以上に跳ね上がっ

LGA 1954ソケット実物が台北で初めて目撃

PC

LGA 1954ソケット実物が台北で初めて目撃

IntelのNova Lake向け新ソケットLGA 1954の実物写真が、Computex 2026開催中の台北で初めて撮影された。ソケットカバーには「LGA-1954」の刻印とともに「35LB THERMAL SOLUTION LOAD REQUIRED」の記載がある。マザーボードベンダーが準備を進めている初期サンプルの一つとみられる。 クーラーはそのまま使える 今回の写真で確認できる最も実用的な情報は、LGA 1954のソケット寸法が LGA 1851と同じ45×37.5mm である点だ。この寸法はLGA 1700から3世代にわたって維持されており、既存のCPUクーラーがそのまま使える可能性が高い。 LGA 1954 at an unknown location somewhere in Taipei#techleaks #technews #computex #dontgetintrouble pic.twitter.com/yEqI2leagW — LC Tech Leaks (and News)

Intel Arc GPUは「重要」、でも次が見えない

GPU

Intel Arc GPUは「重要」、でも次が見えない

Intelの幹部がComputex 2026の場でArc GPUへのコミットメントを語った。デスクトップ向けゲーミングGPUの不在が長期化するなか、言葉だけが先行する現状に変化はあるのか。 「極めて重要」と言い切った新トップ IntelでクライアントコンピューティングとフィジカルAIを統括するアレックス・カトゥジアン(Alex Katouzian)氏が、台湾で開催中のComputex 2026のメディア向けQ&Aセッションで、Arc GPUの将来について口を開いた。GPUは自社PCラインナップの「極めて重要な構成要素」であり、ゲーミングでも引き続き展開していく方針だという。 GPUコアへの手応えを感じているとも述べ、ゲーマーやゲームエンジンの開発者がIntelと連携して開発を進めていると付け加えた。 カトゥジアン氏は2026年5月にQualcommから移籍したばかりの人物だ。Qualcommで20年以上にわたりSnapdragonプラットフォームの拡大を主導した実績を持ち、CEOのリップブー・タン(Lip-Bu Tan)氏が直々に招聘した。クライアントコンピューティングとフィ

Intelが認めたArrow Lakeの失敗と反撃の布石

CPU

Intelが認めたArrow Lakeの失敗と反撃の布石

Computex 2026の会場で、Intelの幹部が珍しく率直な言葉を口にした。「信頼を取り戻す必要があった」。Arrow Lake Refreshの攻撃的な価格設定は、ゲーマーへの謝罪であり、次世代Nova Lakeへの助走でもある。 「信頼を取り戻す必要があった」 Intelクライアントコンピューティング部門のプロダクトマネジメント担当シニアディレクター、ニシュ・ニーラロジャナン(Nish Neelalojanan)氏がComputex 2026の取材で語った言葉は、Intel幹部としては異例の率直さだった。Arrow Lake Refreshの価格をなぜここまで下げたのか。その問いに対し、同氏はゲーマーに価値を提供し、信頼を再構築するための第一歩だと明言している。 振り返れば、Arrow Lake(Core Ultra 200Sシリーズ)は2024年秋の発売当初からつまずいた。ゲーム性能で前世代のRaptor Lakeを下回るタイトルが続出し、ベンチマークの変動やBIOSの最適化不足が相次いで報告された。2025年8月にはIntel CFOのデイビッド・ジンズナー(Da