クラウドストレージ

Microsoftアカウント侵害で25年分のデータ喪失、復旧拒否

セキュリティ

Microsoftアカウント侵害で25年分のデータ喪失、復旧拒否

Microsoftアカウントを乗っ取られたストリーマーが、25年分のデータとOneDriveのファイルを永久に失った。Microsoftは正当な所有者だと認めたうえで、復旧を拒否している。 「あなたのデータには、もうアクセスできません」 オランダ在住のTwitchストリーマー、ジョシュア・ケイン(Joshua Khane)氏のMicrosoftアカウントが第三者に乗っ取られた。攻撃者はアカウントのセキュリティ情報を書き換え、ケイン氏を締め出した。 Microsoftの対応は、復旧ではなく永久凍結だった。ケイン氏が7月14日の投稿で公開したMicrosoftサポートのメールには、セキュリティ情報が変更されたアカウントについて社内プロトコルにより復旧は行えないと記されている。 凍結されたアカウントに紐づいていたのは、25年分の蓄積だ。OneDriveに保存された息子の赤ちゃんの写真。数千ユーロ分のゲーム。Minecraftのライセンス。メールには、Minecraftは新しいアカウントで買い直すよう推奨する文言が添えられていた。 OneDriveのファイルについても、暗号化とプラ

Mac版OneDrive、4年越しの「重さの原因」を解消へ

macOS

Mac版OneDrive、4年越しの「重さの原因」を解消へ

MacでOneDriveを使っていて、同期が遅い、CPUが回る、ストレージを妙に食う。そんな経験がある人は少なくないはずだ。原因は2022年にMicrosoftが作った「つなぎの仕組み」にあった。6月10日、Microsoftはその仕組みを根本から作り直したNative Sync Engine(ネイティブ同期エンジン)をInsiders向けに配信開始した。 4年間、裏で何が起きていたか 話は2022年に遡る。 OneDrive for MacはこのときAppleのFile Providerプラットフォームへ移行した。macOSがクラウドストレージアプリ向けに提供するファイル同期の標準フレームワークで、iCloud Driveも同じ基盤を使っている。移行自体は正しい方向だったが、問題はその実装にあった。 Microsoftは既存の同期エンジンを書き換えるリスクを避け、File Providerとの橋渡しとして隠しキャッシュフォルダを作った。OneDriveのファイルツリーをまるごとミラーリングし、File Providerと旧同期エンジンのあいだを取り持つ。 つなぎとしては機