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GCC、LLM生成コードの受け入れを「約15行」で線引き

GCC

GCC、LLM生成コードの受け入れを「約15行」で線引き

GCC運営委員会がAIポリシーの勧告を正式に受け入れた。著作権上重要な規模のLLM生成コードは受け付けない。ただしテストケースは例外とし、2027年初頭に見直す。 3ヶ月の検討を経た結論 GCC(GNU Compiler Collection)の運営委員会が現地時間7月29日、AIポリシー作業部会の勧告を受け入れたと発表した。 4月に設立された作業部会は、Red Hatのジョナサン・ウェイクリー(Jonathan Wakely)氏がリーダーを務めた。メンバーはカルロス・オドネル(Carlos O'Donell)氏やスダクシナ・ダス(Sudakshina Das)氏ら7名。約3ヶ月の検討を経て勧告がまとまった。 採択されたポリシーの骨子を整理する。 GCCは当面、LLM生成コンテンツを含む、またはそこから派生した「著作権上重要な」貢献を拒否する。 ここでいう「著作権上重要」(legally significant)とは、GNUプロジェクトのメンテナーガイドラインに定められた基準で、おおむね15行のコードまたはテキストが閾値になる。 15行を超える貢献にはFSF(フリーソフ

Copilot for Wordに自己増殖型AIワーム。144日経っても直らず

AI

Copilot for Wordに自己増殖型AIワーム。144日経っても直らず

Word文書に隠した命令がCopilotを乗っ取り、生成した文書を次の感染源に変える。マイクロソフトはモデル更新を含む対策を重ねたが、攻撃の手口を変えるだけで再現できる状態が続いている。 文書が文書を汚染する ノルウェーのデータサイエンティスト、ホーコン・モーロイ(Håkon Måløy)氏が現地時間7月28日、Copilot for Wordを経由してWord文書間を自己増殖するAIワームの実証結果を公開した。応用AIと機械学習の博士号を持つモーロイ氏が「Context Collapse」と名付けたシリーズの第3弾にあたる。 Part 1ではCopilotのメモリ汚染、Part 2ではメール経由の命令注入を扱い、いずれも緩和済みとなった。今回は公開時点で未修正のまま残っている。 攻撃者はWord文書に悪意のある命令を仕込む。白背景に白文字、フォントサイズ8で記述するため肉眼ではまず見えないが、Copilot for Wordはテキストの色やサイズといった書式情報をすべて除去してからLLM(大規模言語モデル)に渡すため、Copilotには読める。 被害者がこの文書をCopi

ChatGPT、著者のスタイル模倣を拒否し始める。存命作家に限定

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ChatGPT、著者のスタイル模倣を拒否し始める。存命作家に限定

著者の「声」を真似る代わりに「似た雰囲気」を提案するようになった。著作権訴訟を抱えるOpenAIにとって、小さな文言の違いが法廷で大きな意味を持ちうる。 「あなたのスタイルでは書けません」 ChatGPTが、有名作家のスタイルを直接模倣する要求を拒否するようになった。 Ars Technicaが報じたテストでは、スティーヴン・キング風の書き出しを求めるプロンプトに対し、ChatGPTは「キングの正確なスタイルや独特の声は再現できない」と返答したという。心理描写を軸にしたホラーや田舎町の不安感といった特徴なら使えるが、特定の作家の「声」には踏み込まない。J・K・ローリング、エイミ・タンといった存命作家でも、チャールズ・ディケンズやヘミングウェイといった故人でも同じ反応が確認された。 ただし故人作家については、条件次第で応じるケースもある。7月に公開されたNo Latencyの比較調査では、ChatGPTは存命作家のスタイル模倣を拒否した一方、故人作家には応じている。 拒否する場合でも、代替案は出す。作風に通じる要素(緊張感、語りの速度、視点の置き方など)を取り入れた文章を「雰

AIモデル16種に政治テストを各30回。15モデルが左派に固定、Grokだけ二面性

AI

AIモデル16種に政治テストを各30回。15モデルが左派に固定、Grokだけ二面性

政治思想を2軸で測るポリティカルコンパスを主要AIモデル16種に繰り返し受験させたところ、Grok以外の全モデルがリバタリアン左派に収まった。しかもモデル自身は、その偏りをほとんど認識していない。 69,440回の回答が示したもの AI検出ツールを開発するUnslopが、主要AIモデル16種にポリティカルコンパスを受けさせた。その調査結果が公開されている。 ポリティカルコンパスは、62の設問に4段階で回答することで、政治思想を経済軸(左派〜右派)と社会軸(権威主義〜自由主義)の2次元座標に配置するテストだ。2001年からオンラインで公開されている。 テスト対象は、OpenAIのGPT-5.6 Sol・GPT-5.5・GPT-4o、AnthropicのClaude Fable 5・Opus 4.8・Sonnet 5・Haiku 4.5、GoogleのGemini Flash、MetaのLlama 4 Maverick、xAIのGrok 4.5、DeepSeekのV3、Qwen3