メモリ高騰

ピンクの貝殻で巨大テックに反抗する女性たち

ハードウェア

ピンクの貝殻で巨大テックに反抗する女性たち

ピンクの人魚型バッグを開くと、中には小さなスクリーンとキーボード。電子書籍を読み、サーバーに接続し、ローカルAIを動かす。Raspberry Piで組み上げた、れっきとしたコンピュータだ。いま、こうした手作りの小型PCを「サイバーデッキ」と呼んで自作する女性たちの動きが、海外で急速に広がっている。 貝殻の中のコンピュータ サイバーデッキとは、Raspberry Piなどのシングルボードコンピュータに小型ディスプレイやキーボードを組み合わせて作るDIYの携帯型PCだ。語源はウィリアム・ギブスン(William Gibson)氏が1984年のSF小説『ニューロマンサー』で描いた架空のデバイスにさかのぼる。2010年代にRaspberry Piが登場して以降、ハードウェア愛好家たちがニッチなコミュニティで自作品を共有してきたが、ここ数か月で状況が一変した。 火をつけたのは、ソフトウェアエンジニアリングの経験を持たない女性クリエイターたちだった。自称「オープンソース・バディ」のCC氏は、ピンクの貝殻型クラッチバッグの中にRaspberry Pi 3A+を組み込み、たまごっち、電子書籍リ

AM5ソケットのサポートが2029年まで延長

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AM5ソケットのサポートが2029年まで延長

AMDがComputex 2026で、AM5プラットフォームのサポート期間を2029年まで延長すると正式に発表した。当初の「2027年以降」という約束から2年の上乗せ。DDR5メモリの異常な高騰が続く中、この判断が意味するものは大きい。 マザーボードを捨てなくていい、という約束 2022年にAM5が登場したとき、AMDは「2025年以降」のサポートを掲げた。2024年にはこれが「2027年以降」に延び、そして今回「2029年」へ。注目すべきは、今回の表記に「+」が付いていない点だ。2029年が一つの区切りとして設定されたことになる。 AM5は2022年のRyzen 7000シリーズ(Zen 4)で始まり、Ryzen 8000シリーズAPU、Ryzen 9000シリーズ(Zen 5)と世代を重ねてきた。2029年まで延長されたことで、少なくともZen 6、場合によってはZen 7までがAM5に載る計算になる。7年間、同じマザーボードでCPUだけ差し替えてアップグレードできる。 AMDソケットサポートの歩み 201

HUDIMM DDR5、実測で帯域ほぼ半減「安い」の代償

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HUDIMM DDR5、実測で帯域ほぼ半減「安い」の代償

DDR5価格が跳ね上がるなか、ASRockがIntel・TeamGroupと打ち出した救済策「HUDIMM」の実性能が明らかになった。HKEPCがASUSの協力で実測した結果、帯域幅は標準UDIMM比で最大48.9%低下。安さの代償は、想定より大きい。 ASRockの「性能は良好」という主張の実態 HUDIMM(Half Unbuffered DIMM)は、標準的なDDR5 UDIMMが持つ2本の32-bitサブチャネルを1本に削る設計だ。同じ容量を達成するために必要なDRAMチップが半分で済むため、製造コストが下がる。ASRockは4月17日、Intel 600/700/800シリーズのマザーボードでBIOSサポートを有効化したと発表。Intel エンスージアスト・チャネル・セグメント事業部の副社長兼ジェネラルマネージャーを務めるRobert Hallock氏も公式発表に名を連ね、「Intelユーザーが今後もDDR5メモリの恩恵により多くアクセスできるようにする」とコメントした。 ASRock自身は宣伝資料で、8GBのHUDIMMと16GBのUDIMMを組み合わせた非対称デュ