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消火栓標識12万本をWi-Fi拠点に。スターリンク技術デモ完了

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消火栓標識12万本をWi-Fi拠点に。スターリンク技術デモ完了

全国の住宅地に立つ消火栓標識に、スターリンクのアンテナを載せる。地上回線が途絶えたとき、あの赤い丸標識が通信拠点に変わる。消火栓標識株式会社が7月2日、神奈川支社で技術デモを完了した。 標識柱にスターリンクを載せる 消火栓標識株式会社は7月2日、同社神奈川支社の敷地内でスターリンクの通信機器を消火栓標識柱に設置し、周辺にWi-Fi環境を構築する技術デモを実施した。検証の目的は、地震・豪雨・台風などで光回線や携帯基地局が使えなくなった場合に、消火栓標識を「通信拠点」として機能させられるかどうかの確認にある。  標識柱の上部にスターリンクのアンテナを取り付け、その下に従来の消火栓標識(赤い丸型表示板と協賛広告枠)を残す構成だ。消火栓の位置を知らせる本来の機能を保ったまま、衛星ブロードバンドの中継点を加える。 この発想の核にあるのは、消火栓標識がすでに全国の生活圏に約12万本設置されているという事実だ。住宅地、商店街、幹線道路沿い。新たに用地を確保する必要がなく、構造物を建てる必要もない。既存のインフラに通信機能を重ねるだけで、分散型の通信拠点網が生まれる。 民間が広告費で維持

スペースX、史上最大のIPOへ踏み出す

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スペースX、史上最大のIPOへ踏み出す

ロケットとAIと衛星通信を束ねた巨大企業が、750億ドル(約12兆円)を市場に求める。6月12日のナスダック上場に向け、イーロン・マスク氏はまたひとつ、前例のないやり方を選んだ。 「価格は自分で決める」 スペースXが6月3日、SEC(米証券取引委員会)に提出した書類で明らかにしたIPOの条件は、ウォール街の慣行を正面から無視するものだった。 通常、大型IPOでは公開価格に幅を持たせ、ロードショーで投資家の反応を見ながら最終価格を詰めていく。スペースXはその手順を踏まなかった。1株135ドル、調達額750億ドル、時価総額約1兆7500億ドル(約280兆円)。ロードショーに先立って固定価格を提示し、投資家にはそれを受け入れるかどうかだけを問う。 5億5560万株の新規発行。すべてが新株であり、既存株主の売却は含まれない。調達資金は全額、会社の事業拡大に充てられるという。マスク氏自身の持ち株には366日間のロックアップ(売却制限)がかかる。 ロードショーは6月4日に開始され、6月11日に価格を確定、翌12日にナスダックで取引が始まる見通しだ。ティッカーシンボルは「SPCX」。