中東

IRGCがAWSバーレーン施設に巡航ミサイル攻撃、「破壊した」と主張

データセンター

IRGCがAWSバーレーン施設に巡航ミサイル攻撃、「破壊した」と主張

停戦崩壊後のエスカレーションが続く中、すでに機能停止していたAWSデータセンターが再び攻撃を受けた。 「作戦ナスル2」第24波 イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)が7月21日、バーレーンにあるAmazon Web Services(AWS)のデータインフラを巡航ミサイルで攻撃し「破壊した」と発表した。 IRGC系通信社タスニムとファルス通信が伝えた声明によると、攻撃は「作戦ナスル2の第24波」に当たる。7月19日に米軍がイラン南西部フーゼスターン州の建設中のダルホビン原子力発電所を攻撃したことへの報復だとしている。 同じ波状攻撃で、IRGCはバーレーンのムハッラクとリファに配備された米軍の防空システムとレーダー施設も標的にしたと主張。さらにヨルダンの米軍施設にも攻撃を行い、ミサイル防衛レーダーとF-15戦闘機1機を破壊したと述べた。 食い違う当事者の説明 IRGCの「破壊した」という主張に対し、バーレーン政府は攻撃を迎撃したと発表している。バーレーン側はAmazonや商業インフラが被害を受けたことを確認しておらず、死傷者も出ていないとした。 AWS自身もコメントを

イラン、87日間の国際インターネット遮断に解除命令

イラン

イラン、87日間の国際インターネット遮断に解除命令

世界最長の国家規模インターネット遮断が終わろうとしている。だが、命令を出した大統領に、それを実行する力があるかは別の問題だ。 大統領が通信省に復旧を指示 イランのペゼシュキアン(Masoud Pezeshkian)大統領が5月25日、通信省に対し国際インターネット接続を1月以前の状態に戻すよう命令した。大統領報道官が発表した内容で、通信大臣もその日のうちに復旧作業の開始を認めている。 87日間。NetBlocksの計測によれば、イラン国民が世界のインターネットから切り離されていた期間だ。国家規模の遮断としては史上最長を記録した。 接続を維持できたのは、高額なVPNや密輸されたStarlinkの受信機を入手できたごく一部の市民にとどまる。約9000万人の国民の大半は、87日間にわたって外の世界との情報経路を断たれていた。 遮断の始まりと3つの段階 インターネット遮断は段階的に深まっていった。 イラン インターネット遮断の経緯 2025年 12月末 反政府抗議運動が全国に拡大 通貨リヤル急落と生

AWS中東リージョン「完全ダウン」 Amazon社内文書で判明

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AWS中東リージョン「完全ダウン」 Amazon社内文書で判明

イランの攻撃が、クラウドの「無敵神話」を物理的に破壊している。Amazonの社内メモが明かした現実は、業界が直視すべき構造的な脆弱性だ。 AWSが「長期間利用不可」を認めた社内メモの衝撃 ドバイとバーレーンにあるAWSのアベイラビリティゾーン(AZ)が「完全にダウン」している。Amazonは復旧時期すら示せていない。 テクノロジーニュースレター「Big Technology」のアレックス・カントロウィッツ記者が入手したAmazonの社内文書が、その深刻さを物語る。文書には「これら2つのリージョンは引き続き障害状態にあり、通常のレベルの冗長性や回復力での運用は期待できない」と記されていた。 社内メモは従業員に対し、両リージョンへの対応を「優先度を下げる」よう指示していた。顧客移行を支援するため、リージョン内の容量を最小限に圧縮する方針だ。 さらに衝撃的なのは、復旧の見通しが一切立っていないという事実だ。「DXBとBAHが通常運用に戻る時期のタイムラインは存在しない」と社内文書は述べている。Amazonは公式にはブログ記事で顧客に「他リージョンへの移行を継続するよう」求めるにと