宗教

AnthropicがAI回勅の発表に立ち会う、バチカンとの知られざる対話

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AnthropicがAI回勅の発表に立ち会う、バチカンとの知られざる対話

AI倫理の議論が教会とシリコンバレーを結びつけた。その舞台裏は、5年間の静かな積み重ねだった。 AIに「赦し」を教えようとした人たち 教皇レオ14世が初めて発布する回勅「マニフィカ・フマニタス」(Magnifica humanitas、壮大なる人間性)は、AIの時代における人間の尊厳をテーマとした文書だ。5月25日にバチカンで発表される予定で、その発表の場にAnthropicの共同創業者クリス・オラー(Chris Olah)が同席する。 この異例の組み合わせに、業界内外から注目が集まっている。 だが関係者に言わせれば、「意外」でも「突然」でもない。バチカンとテクノロジー業界の接触は、およそ10年にわたって積み重ねられてきた。その中でAnthropicは、倫理対話の相手として徐々に特別な位置を占めるようになった。 10年間の伏線 バチカンとシリコンバレーの接近はフランシスコ前教皇の時代、2016年ごろに端を発する。教皇庁文化評議会の書記を務めるポール・タイ司教(Bishop Paul Tighe)が当時の状況を振り返ると、ローマで教会関係者とテック業界リーダーの会合が開か

AI企業が宗教指導者に倫理を求め始めた

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AI企業が宗教指導者に倫理を求め始めた

シリコンバレーが長年距離を置いてきた組織宗教に、AnthropicやOpenAIが倫理の答えを探しに行っている。「Faith-AI Covenant」という名のラウンドテーブルがその転換点になりつつある。 ニューヨークで開かれた「Faith-AI Covenant」 ヒンドゥー教、シーク教、ギリシャ正教、バハーイー教、そして末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教会)の代表が、AnthropicとOpenAIの担当者と同じテーブルについた。先週ニューヨークで開かれた、この種の会合としては初となる「Faith-AI Covenant」ラウンドテーブルだ。AP通信のクリスタ・ファウリア(Krysta Fauria)記者が5月8日に伝えた。 主催したのはジュネーブを拠点とするInterfaith Alliance for Safer Communities(安全なコミュニティのための宗教間同盟)で、過激主義・急進化・人身売買などに取り組んできた団体だ。今回が世界シリーズの第1回で、続く会合は北京、ナイロビ、アブダビが予定されている。 技術企業が信仰の指導者にAIの倫理を相談する。一