Linux
amd-pstate新パッチ、Steam Deckの1%低FPSを31.8%改善
AMD CPUの周波数制御ドライバに、ゲーム中の周波数低下を防ぐ新機能が提案された。Steam Deckでの実測で、フレームレートの落ち込みが大幅に改善されている。 98%使っているのに、クロックが上がらない ゲームのメインスレッドは、毎フレーム短い待機を繰り返す。futex(スレッド間の同期に使われるLinuxの仕組み)やGPUフェンスで数ミリ秒ブロックされ、すぐに復帰して描画処理を再開する。CPUの利用率で見れば98%近い。 amd-pstateドライバのactiveモードで動作しているとき、この短い待機が問題になる。activeモードでは、カーネルがEPP(Energy Performance Preference)というヒント値をCPUに渡し、実際の動作周波数はCPU内部のファームウェアが自律的に決める。「省電力寄り」か「性能寄り」か、電力・温度の制約と照らし合わせて判断する仕組みだ。 スリープのたびにハードウェアの性能シグナルが減衰し、復帰後のバースト処理は低い動作点から始まる。次のスリープまでに周波数が上がりきらないまま、また減衰が起きる。Steam Deck(V