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amd-pstate新パッチ、Steam Deckの1%低FPSを31.8%改善

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amd-pstate新パッチ、Steam Deckの1%低FPSを31.8%改善

AMD CPUの周波数制御ドライバに、ゲーム中の周波数低下を防ぐ新機能が提案された。Steam Deckでの実測で、フレームレートの落ち込みが大幅に改善されている。 98%使っているのに、クロックが上がらない ゲームのメインスレッドは、毎フレーム短い待機を繰り返す。futex(スレッド間の同期に使われるLinuxの仕組み)やGPUフェンスで数ミリ秒ブロックされ、すぐに復帰して描画処理を再開する。CPUの利用率で見れば98%近い。 amd-pstateドライバのactiveモードで動作しているとき、この短い待機が問題になる。activeモードでは、カーネルがEPP(Energy Performance Preference)というヒント値をCPUに渡し、実際の動作周波数はCPU内部のファームウェアが自律的に決める。「省電力寄り」か「性能寄り」か、電力・温度の制約と照らし合わせて判断する仕組みだ。 スリープのたびにハードウェアの性能シグナルが減衰し、復帰後のバースト処理は低い動作点から始まる。次のスリープまでに周波数が上がりきらないまま、また減衰が起きる。Steam Deck(V

x86専門家が再び投稿。16タイル・32タイルのAMX実装が「大規模運用中」

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x86専門家が再び投稿。16タイル・32タイルのAMX実装が「大規模運用中」

IntelもAMDもまだ作っていないはずの拡張実装が、すでにどこかで動いている。 9か月前のメッセージの続き 2025年10月、x86アーキテクチャの専門家であるクリスティアン・ルドロフ(Christian Ludloff)がLinuxカーネルのメーリングリストに投稿した内容は、控えめに言って異様だった。Intel、AMD以外の「企業体」がx86のオペコード、CPUID、MSR領域を使用中であり、衝突を避けよ、という警告を発していた。 ▼2025年10月当時のYouTube動画(現在非公開) https://youtu.be/aU0wG6bt3rU ルドロフはGoogleやトランスメタ(Transmeta)等でx86関連の業務に携わった経歴を持ち、x86命令セットの技術資料サイトsandpile.orgを長年運営してきた人物だ。彼自身が何かを開発しているわけではない。投稿には「伝えるよう依頼された」と書かれていたが、依頼者は明かされなかった。 あれから約9か月。現地時間7月27日、同じルドロフがLinuxカーネルのメーリングリストに再び投稿した。今回の件名は「x86 AM

中国でGPU価格が一斉急騰。日本でも値上がりの兆し

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中国でGPU価格が一斉急騰。日本でも値上がりの兆し

NVIDIAがVRAMキットの価格を引き上げ、中国ではColorful・MSIの代理店価格が希望小売価格の40〜60%増に跳ね上がった。日本にも波及が始まっている。 代理店価格が一夜で書き換わった NVIDIAがグラフィックボードメーカー各社に対し、GPU+VRAMキットの価格引き上げを通知したという。対象はGDDR6とGDDR7の両方で、ASUS、MSI、Colorful、Inno3Dなど中国市場の主要メーカーに及ぶ。 Wccftechが報じたところによると、引き上げ額はVRAM容量に応じて決まっており、8GBモデルで600元、12GBで900元、16GBで1,200元の上乗せになる(日本円換算で約1万4,500円〜約2万9,000円)。2026年第3四半期からの適用が見込まれている。 通知を受けた中国の代理店は即座に動き、7月25日付で大手2社の公式価格表が書き換わった。 Colorful:最大59%の上乗せ 中国本土で最大のシェアを持つColorfulの代理店価格は、MSRP(希望小売価格)との乖離が著しい。 RTX 5080 Vulcan W OCがMSRPの

AMD、ATI買収から20年 54億ドルの賭けが届いた場所

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AMD、ATI買収から20年 54億ドルの賭けが届いた場所

2006年にAMDが54億ドルで買ったATI Technologies。その技術がなければ、Radeonも、APUも、PlayStation 4以降のゲーム機も、昨日発表されたAIアクセラレーターInstinct MI455Xも存在しない。20年の間に何があったのか。 CPUだけでは勝てない 2006年のAMDは、CPU専業メーカーとして最も勢いのある時期にあった。Athlon 64とOpteronがIntelの牙城を崩し、サーバー市場でもシェアを伸ばしていた。 だがCEOのヘクター・ルイズ(Hector Ruiz)氏は、CPUだけで戦い続けることの限界を見ていた。プロセッサの微細化が進めばトランジスタに余裕が生まれ、GPUをCPUと同じチップに統合できるようになる。その時にGPU技術を持っていなければ、Intelに統合型チップを先に出される。GPU会社を買う必要があった。 最初に声をかけた相手はNVIDIAだった。NVIDIAのCEOジェンスン・ファン(Jensen Huang)氏は、合併後の統合会社で自分がCEOに就くことを条件に要求した。ルイズ氏がこれを退け、交渉は決裂

AMD、Zen 6からZen 8まで一気にロードマップを公開

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AMD、Zen 6からZen 8まで一気にロードマップを公開

AMDがAdvancing AI 2026で、EPYC Veniceの正式発表からZen 8ロードマップ、Cerebrasとの推論提携まで、データセンター向け製品群を一斉に披露した。 256コアが量産に入った AMDはAdvancing AI 2026(現地時間7月22〜23日、サンフランシスコ)のキーノートで、第6世代EPYC「Venice」を正式に発表した。コンピュートチップレットにTSMCの2nm、I/Oダイに4nmを採用した構成で、HPC製品としては業界初の2nm量産品になる。 フラグシップのEPYC 9996は256基のZen 6cコア、512スレッド、トランジスタ数2030億個。96コア動作時のブーストクロックは5.0GHzを超え、16チャネルDDR5とMRDIMM(Multiplexed Rank DIMM)の組み合わせで最大1万2800MT/sの転送速度に対応する。ソケットあたりのメモリ帯域は1.6TB/sに達した。 NVIDIA Veraとの直接比較にも踏み込んだ。NVIDIAが数日前にSPEC CPU 2026のベンチマーク結果を公開したのを受け、AMDは

AMD、Anthropicに2GWのGPUを供給へ。50億ドル出資も

AMD

AMD、Anthropicに2GWのGPUを供給へ。50億ドル出資も

AnthropicがAMDのInstinct MI450シリーズGPUを最大2ギガワット導入する。AMDは最大50億ドルの出資も表明し、Anthropicが既にMI355Xを運用していた事実も初めて公式に確認された。 リークから3日で正式発表 7月19日、半導体アナリスト企業SemiAnalysisがAMD幹部の公開GitHubリポジトリからYAML設定ファイルを発見した。AnthropicがAMDの「顧客」として記載され、最高の優先度30ポイントが付与されている。Metaと同格のハイパースケーラー扱いだった。 3日後の現地時間7月22日、AMDとAnthropicが戦略提携を発表した。AnthropicはInstinct MI450シリーズGPUを最大2ギガワット導入し、最初の1ギガワットは2027年前半に稼働を開始する。AMDはAnthropicに最大50億ドルの戦略的出資を行う。 発表はAMDのAdvancing AIカンファレンス(7月22〜23日、サンフランシスコ)の初日に合わせた。2日前にはMicrosoftがAzureへのHelios大規模展開を発表しており、A

Medusa Point、5.4GHzブーストでZen 5を35%超え

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Medusa Point、5.4GHzブーストでZen 5を35%超え

AMD次世代モバイルAPU「Medusa Point」の10コアESが、Geekbench 6でシングルコア3329、マルチコア1万6555を記録した。前回まで2GHz付近に抑えられていたブーストクロックが5.37GHzに達し、Zen 6の性能水準が見え始めている。 初めて5GHz超でブーストした Medusa Pointのエンジニアリングサンプル(ES)がGeekbenchに登場するのは、もう珍しいことではない。3月以降、異なるCPU IDのサンプルが繰り返し姿を見せてきた。今回のCPU ID 100-000001713-33_Nは7月上旬に続く2回目の登場で、評価プラットフォームはAMD Plum-MDS1。10コア/20スレッド、クラスタ構成は4コア+6コアに分かれている。 今回の結果が過去のリークと根本的に異なるのは、クロック速度だ。 3月の初出時にはシングル1210、マルチ7323にとどまっていた。7月上旬に同じ33_Nサンプルが再登場し、シングル3174、マルチ1万5092まで跳ね上がったが、どちらもGeekbenchが報告する最大周波数は2GHz付近だった。

Ubuntu次回カーネル更新、AMD GPUに最大42倍の性能低下

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Ubuntu次回カーネル更新、AMD GPUに最大42倍の性能低下

セキュリティ修正を優先し、性能リグレッションを含むカーネルをそのまま出荷する。修正は次々回の更新に回される。 9秒が388秒になる Ubuntu Kernel Teamが7月16日、事前警告を出した。次に配信されるカーネル7.0.0-28.28に、AMD GPUの演算性能を最大42倍低下させるバグが含まれている。 影響を受けるのはROCmを利用するGPUコンピュート処理だ。ComfyUIでStable Diffusion XL(SDXL)の画像を生成した場合、通常9秒で終わる処理が388秒かかる。システムがフリーズするわけではなく、スループットが極端に落ちる。 対象はUbuntu 26.04と、Ubuntu 24.04 LTSでHWEスタック(新しいカーネルを段階的に取り込む仕組み)を通じてLinux 7.0系への移行が予定されているユーザーだ。 バグの発見経緯 最初の報告は6月14日、Fedora 44ユーザーによるROCmのIssueだった。Linux 7.0.11から7.0.12へ更新した直後にComfyUIのSDXL推論が42倍遅くなった。GPUはRadeon

AMD、ドライバに最大8Xのフレーム生成設定を埋め込む

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AMD、ドライバに最大8Xのフレーム生成設定を埋め込む

AMDのRadeonドライバから、マルチフレーム生成の倍率設定が最大8Xまで見つかった。NVIDIAの6Xを上回る数字だが、現時点では動作しない。 ドライバに隠れていた8Xの選択肢 Chiphellフォーラムのユーザーが7月11日、サードパーティ製のRadeonドライバ管理ツールRadeonTunerを使って、Adrenalin 26.6.2 WHQLドライバの隠し設定を発見した。 Radeon RX 9070 XTにFSR 4.1.1のオーバーライドライブラリ(V. 2.3.0.2740)を組み合わせた環境で、「グラフィックス」タブの「FSR」パネルに新しい項目が出現した。FSR Multi Frame Generation Ratioの選択肢は1Xから8Xまで並んでおり、既存のドライバには存在しなかった。 同時に見つかったのが、FSR Multi Frame Generation Override、FSR Ray Regeneration Denoiser Override、FSR Neural Radiance Caching

EPYC Venice、7月22日に正式発表へ。AMD CTOが明言

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EPYC Venice、7月22日に正式発表へ。AMD CTOが明言

AMDのCTOマーク・ペーパーマスター氏がパリで開催されたRAISE Summitに登壇し、Zen 6ベースのEPYC Veniceを7月22〜23日のAdvancing AIイベントで正式に発表すると明言した。 「x86は動かない」(パリでの発言) パリで7月8〜9日に開かれたAIカンファレンスRAISE Summit。ペーパーマスター(Mark Papermaster)氏はインタビューで、EPYC Veniceの発表日程を初めて具体的に語った。 企業には何十年もかけて築いたx86の導入基盤がある。それを動かすつもりはない。AMDが2017年に新しいZenプロセッサを投入してから、今は第6世代に到達した。7月22〜23日のAdvancing AIイベントで、この新世代を投入する。x86 CPUのリーダーシップを継続しながら、スタンドアロンのx86ワークロード向けに最適化した設計だ(ペーパーマスター氏のSiliconANGLEへの説明) ペーパーマスター氏が強調したのは、エージェンティックAIの台頭によってGPUだけでなくCPUへの需要が急増している現実だ。業務プロセス全体を

Medusa Point 3度目のリーク。2GHzで5GHz超え確実に

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Medusa Point 3度目のリーク。2GHzで5GHz超え確実に

Zen 6のIPCがどこまで伸びているのか。3度目のGeekbenchリークで、数字がさらに具体的になった。 シングルコア3174、マルチコア1万5092 AMDの次世代モバイルAPU「Medusa Point」が、7月8日付けでGeekbenchデータベースに再び登場した。今回で3回目になる。 スコアはシングルコア3174、マルチコア1万5092。3月に確認された2回目のリーク(シングルコア2300、マルチコア1万3002)から、シングルコアで38%、マルチコアで16%伸びた。 比較対象となるRyzen AI 9 365(Zen 5、Strix Point、10コア、ブースト5GHz)のGeekbench平均はシングルコア2470、マルチコア1万2407。Medusa Pointはシングルコアで29%、マルチコアで22%上回る。2GHz動作のエンジニアリングサンプルが、5GHzで回る現行製品の平均をシングルもマルチも超えた。 OPNとモデル番号が更新されている OPN(Ordering Part Number、AMD内部の製品識別番号)は100-000001713-3

Intel、Core Ultra 200S Plusの値上げを認める。理由は「需要」

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Intel、Core Ultra 200S Plusの値上げを認める。理由は「需要」

Intelが公式ページ上で無告知のまま書き換えていたCore Ultra 200S Plusシリーズの推奨小売価格について、Intel広報が値上げの事実と理由を認めた。3月の発売から3か月、「コスパ」で取り戻した信頼が揺らいでいる。 声明の中身 ドイツのIntel広報に取材したところ、以下の声明が返ってきた。 今回の価格改定は、サプライチェーンコストの上昇やCore Ultra 200S Plusに対する需要を含む、現在の市場環境を反映したものだ。これらの価格変更は、同様の要因に基づく他のIntel製品ファミリの価格引き上げと一致している。(Intelのドイツ広報がHardwareluxxに寄せた声明) 値上げの存在を認め、理由を2つ挙げた。サプライチェーンコストの上昇と、製品に対する需要の強さ。後者がポイントになる。 「需要が強いから価格を上げた」という説明は、企業の利益最大化としては正しい。だが、この製品が発売時に何を約束していたかを振り返ると、受け止め方は変わってくる。 299ドルが349ドルになった経緯 値上げ対象は、Core Ultra 200S Plusシ

Nova Lake-S、18コアにもbLLC搭載で計6段階に

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Nova Lake-S、18コアにもbLLC搭載で計6段階に

Nova Lake-Sのリーク情報が続く。従来5段階だったbLLC搭載ラインナップに、18コア(6P+8E+4LP-E)構成が加わった。125Wのアンロックモデルと65Wのロックモデルの2本立てで、bLLCがCore Ultra 5の下位帯まで到達する。 bLLCが18コアまで降りた リーカーのJaykihn(@jaykihn0)が7月3日に投稿した情報によると、Nova Lake-Sの18コア構成(6P+8E+4LP-E)にbLLC搭載の125W SKUが加わった。同構成にはbLLC搭載の65Wモデルも存在しており、65Wとは別に125W版を新設した形になる。 Nova Lake -S 6+8+4 bLLC 125W SKU added Separate SKU from 6+8+4 bLLC 65W — Jaykihn (@jaykihn0) July

AMD、Radeon GPU+メモリの供給価格を7月から約10%引き上げへ

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AMD、Radeon GPU+メモリの供給価格を7月から約10%引き上げへ

Radeon RX 9000シリーズのグラフィックカードが、また値上がりする。 AMDが複数のAIBパートナーに対し、GPU+VRAMバンドルの供給価格を約10%引き上げると通知した。7月から適用される見通しで、対象にはサファイア、ASUS、XFXなどが含まれる。中国のサプライチェーンフォーラムBoard Channelsへの投稿が情報源で、AMD自身は公式に認めていない。 半年で3度目の値上げ通知 AMDがAIBに値上げを通知するのは、これで少なくとも3回目になる。 2025年11月、最初の通知が出された。16GBモデルで約40ドル(当時の換算で約6400円)、8GBモデルで約20ドル(約3200円)の引き上げだった。Radeon RX 9070 XTの国内最安値は当時9万円前後だったが、年明けには11万円台まで上がった。 2026年2〜3月に第2波が来た。引き上げ幅は5〜15%で、理由は同じくメモリコストの上昇だった。 今回が第3波になる。引き上げ幅は約10%。6月中旬には「検討中」「未確認」とされていた情報が、6月30日の博板堂への投稿では「正式通知」の段階に進んだ