Nova Lake-S、18コアにもbLLC搭載で計6段階に
Nova Lake-Sのリーク情報が続く。従来5段階だったbLLC搭載ラインナップに、18コア(6P+8E+4LP-E)構成が加わった。125Wのアンロックモデルと65Wのロックモデルの2本立てで、bLLCがCore Ultra 5の下位帯まで到達する。
bLLCが18コアまで降りた
リーカーのJaykihn(@jaykihn0)が7月3日に投稿した情報によると、Nova Lake-Sの18コア構成(6P+8E+4LP-E)にbLLC搭載の125W SKUが加わった。同構成にはbLLC搭載の65Wモデルも存在しており、65Wとは別に125W版を新設した形になる。
Nova Lake -S
— Jaykihn (@jaykihn0) July 3, 2026
6+8+4 bLLC 125W SKU added
Separate SKU from 6+8+4 bLLC 65W
既報の通り、bLLC搭載SKUはこれまで5段階のコア構成で確認されている。52コア(288MB)、44コア(264MB)、28コア(144MB)、24コア(132MB)、22コア(108MB)。今回の18コア追加で、bLLC搭載SKUは計6段階に拡大した。
18コアSKUのbLLC容量はまだ判明していない。更新された暫定SKUリストでも、18コア構成のbLLC欄は「?」のままだ。22コアの6P+12E+4LP-E構成が108MBであることを踏まえると、E-Coreが4基少ない18コア構成はそれ以下になる可能性が高い。bLLCの容量はP-CoreクラスタとE-Coreクラスタの構成比で決まるため、コア数の引き算だけでは予測できない。
125Wと65Wの棲み分け
新たに追加された125Wモデルはアンロック仕様、つまりK相当の位置づけになる。既存の65Wモデルはロック版(非K)で、TDP設定を低く抑えたパワー効率重視のSKUだ。
Nova Lake-Sの既存SKUでは、28コアや24コアのbLLCモデルは125Wの単一TDPで設定されていた。125W/65Wの二段構えは22コアbLLCで初めて採用された構成であり、今回の18コアbLLCもこれに続く。65Wで動作するbLLC搭載CPUは、22コアと18コアの2製品になった。
| コア構成 P+E+LP-E | bLLC | TDP | |
|---|---|---|---|
| デュアルコンピュートタイル | |||
| 52C | 16P+32E+4LP-E | 288MB | 175W |
| 44C | 16P+24E+4LP-E | 264MB | 175W |
| シングルコンピュートタイル | |||
| 28C | 8P+16E+4LP-E | 144MB | 125W |
| 24C | 8P+12E+4LP-E | 132MB | 125W |
| 22C | 6P+12E+4LP-E | 108MB | 125W/65W |
| 18C | 6P+8E+4LP-E | 未定 | 125W/65W |
Intelはキャッシュ強化をミッドレンジにまで広げている。Core Ultra 5帯にbLLCの125W版と65W版を揃えたことで、その方向性がはっきり見えてきた。AMDの3D V-CacheがRyzen 7帯で支持を集めている現状を踏まえれば、18コア+bLLCの125Wモデルがゲーミング需要を狙う価格帯に着地する展開は十分にありうる。
SKUリストの全体像
更新された暫定SKUリストを含め、Nova Lake-Sのラインナップは現在以下の構成が確認されている。
デュアルコンピュートタイル構成は52コア(288MB bLLC、175W)と44コア(264MB bLLC、175W)の2モデル。シングルタイルのbLLC搭載モデルは28コア(144MB、125W)、24コア(132MB、125W)、22コア(108MB、125W/65W)、そして今回追加された18コア(容量未定、125W/65W)。bLLCなしのモデルは28コアから6コアまで7段階で、TDPは125W/65W/35Wの各帯に分布する。
シングルタイルモデルは2027年初頭の投入が見込まれており、デュアルタイルモデルはその数カ月後になるとされている。
bLLCが18コアまで降りたことで、Nova Lake-Sのラインナップから読み取れる設計方針はほぼ固まった。残る未確定要素は18コアのキャッシュ容量と、最終的な型番・価格帯になる。