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Grok 4.3が前世代の半額で登場、常時オン推論と音声クローン

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Grok 4.3が前世代の半額で登場、常時オン推論と音声クローン

xAIがGrok 4.3を投入した。価格は前世代の半分以下。法務・財務系のベンチマークで首位を獲るかと思えば、汎用エージェントでは「ビッグ後退」の評価。賭けの色彩が濃い一手だ。 イーロン・マスクが法廷に立つ裏で、xAIは値段を切り下げる イーロン・マスク(Elon Musk)が元同僚であるOpenAI共同創設者サム・アルトマン(Sam Altman)と法廷で対峙している間、マスクのxAIはOpenAIに挑むという当初の使命を放棄していない。今回xAIが投入した新型LLM「Grok 4.3」と、新しいウェブベースの音声クローンスイート「Custom Voices」は、競合と真っ向から殴り合うための弾だ。 Grok 4.3は2026年5月1日に一般公開された。VentureBeatはこのリリースを「攻撃的に低い価格」と表現している。実際、その通りだと思う。前世代のGrok 4.20は入力100万トークンあたり2ドル、出力6ドルだったが、Grok 4.3はそれぞれ1.25ドルと2.50ドルへ。

米軍AI契約8社、Anthropic外しの裏で進む二重構造

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米軍AI契約8社、Anthropic外しの裏で進む二重構造

米軍の機密ネットワークにAIを載せる権利を、巨大テック企業8社が手に入れた。リストに名前のない一社が、この発表の本当の主役かもしれない。 機密ネットワークの扉を開けたのは、Anthropic以外の全員 2026年5月1日、米戦争省(Department of War、旧国防総省)が「Classified Networks AI Agreements」と題したプレスリリースを出した。SpaceX、OpenAI、Google、NVIDIA、Reflection AI、Microsoft、Amazon Web Services(AWS)の7社と契約を結び、それぞれのAIを米軍の機密ネットワーク上で「合法的な作戦運用(lawful operational use)」のために展開できるようにしたという。同日中にOracleが追加され、合計8社になった。 配備先はImpact Level 6(IL6)とImpact Level 7(IL7)と呼ばれる、米軍のクラウド階層の最上位2層だ。IL6は機密(Secret)

GPT-5.5、Mythos並のサイバー攻撃能力を英国AISIが確認

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GPT-5.5、Mythos並のサイバー攻撃能力を英国AISIが確認

英国のAI Security Institute(AISI)が4月30日に公開したGPT-5.5の評価で、32ステップの企業ネットワーク攻撃を完走した2番目のモデルとなった。Mythos Previewに続く到達は、サイバー攻撃能力の飛躍が業界全体の傾向であることを示している。 「2番目」の意味は思ったより重い 英国のAI Security Institute(AISI)が4月30日、OpenAIのGPT-5.5に関するサイバー能力評価を公開している。AISIは英国の科学・イノベーション・技術省(DSIT)の傘下にある政府系研究機関で、2025年2月にAI Safety InstituteからAI Security Instituteへ改名した経緯がある。日本のAIセーフティ・インスティテュート(AISI)とは別組織だ。 注目すべきは「2番目」という結果が持つ意味だ。4月にAISIは、AnthropicのClaude Mythos Preview が同研究所の企業ネットワーク攻撃シミュレーション「The Last Ones(TLO)」を初めて完走したと発表していた。当時の懸念は

Copilot有料2000万シート、Microsoftの反論

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Copilot有料2000万シート、Microsoftの反論

「Copilotなんて誰も使っていない」という空気の中、Microsoftが決算で数字を並べ始めた。有料2000万シート、Outlookと同等の週次利用。販売と実利用の溝は埋まったのか。 「2000万シート」という反撃 Microsoftが2026年4月29日(米国時間)に発表したFY26 Q3決算は、AI関連事業の数字を全面に押し出すものになった。 サティア・ナデラ(Satya Nadella)CEOが投資家向けカンファレンスコールで明かしたのは、Microsoft 365 Copilotの有料エンタープライズシート数が 2000万に到達 したという事実だ。1月時点の1500万から3か月で500万を上乗せした計算で、新規シート追加は前年同期比250%増。AI事業全体の年間収益ランレートは370億ドル(約5兆9200億円)、こちらも前年同期比123%増という規模感だ。 Copilotユーザー1人あたりのクエリ数は、四半期ベースで20%近く増加した。週次のエンゲージメントは今やOutlookと同水準にある。これは日常の習慣として、強度の高い使われ方に到達したということだ。(ナデ

Amazon純利益77%増、裏でキャッシュフロー95%消失

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Amazon純利益77%増、裏でキャッシュフロー95%消失

Amazonが2026年第1四半期決算で純利益303億ドルを叩き出した。前年同期比77%増。だが同じ期間、フリーキャッシュフローは259億ドルから12億ドルへと95%も消えている。AIインフラ投資が、この巨人の財布を空にしつつある。 純利益を押し上げた「Anthropicの含み益」 決算の見出し数字は華やかだ。純利益303億ドル(約4兆8,400億円)、希薄化後1株あたり2.78ドル、前年同期の171億ドル(1.59ドル)から大幅に伸びた。 ただし、この急増の内訳を見ると景色が変わる。純利益303億ドルには、Amazonが戦略的に出資するAI企業Anthropicの評価額上昇に伴う税引前利益168億ドルが、営業外損益として含まれている。 つまり、純利益増加分130億ドルのほとんどは、本業の稼ぎではなく、保有するAnthropic株の含み益だ。事業活動から生まれた現金ではない。会計上の利益と、財布に入る現金は別物だという原則を、この決算ほど鮮やかに示す例も珍しい。 それでも本業が弱いわけではない。Amazonの自社チップビジネスは年間ランレートで200億ドルを突破し、3桁成長