ビッグテック

Metaのエンジニアリング組織再編 開発体制への影響を分析

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Metaのエンジニアリング組織再編 開発体制への影響を分析

20年かけて築いたエンジニアリング文化を、AI開発への焦りがわずか数週間で壊しつつある。代償はもう目に見える形で出始めた。 AIチャットボットが「鍵」を渡した 現地時間5月30日の週末、Instagramで異変が起きた。オバマ政権時代のホワイトハウス公式アカウント、米宇宙軍の最上級下士官のアカウント、Sephoraの公式アカウントなど、著名なプロフィールが次々と乗っ取られた。 手口は驚くほど単純だった。 攻撃者はVPNでターゲットの所在地付近に偽装し、MetaのAIサポートチャットボットに「アカウントが乗っ取られた。メールアドレスを変更してほしい」と頼んだ。それだけだった。チャットボットはそのメールアドレスがアカウント所有者のものかどうかを確認せず、攻撃者が指定した新しいアドレスに認証コードを送信した。パスワードリセットが完了し、アカウントは攻撃者の手に渡った。 フィッシングリンクも、マルウェアも、被害者のメールへのアクセスも不要。セキュリティ研究者のジェーン・ウォン(Jane Wong)氏も自身のアカウントを乗っ取られ、「知らないうちにパスワードが変更されていた」と報告し

Amazon、AI利用の社内ランキングを廃止

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Amazon、AI利用の社内ランキングを廃止

Amazonが社内のAIツール利用状況を追跡するリーダーボードを閉鎖した。従業員がスコアを稼ぐために不要なタスクを走らせていたことが発覚したためだ。同社上級副社長のデイブ・トレッドウェル(Dave Treadwell)氏は従業員に対し、「AIを使うためだけにAIを使うな」と伝えた。 「トークンマク(キ?)シング」という名の茶番 Amazonは2026年に入り、開発者の80%以上が毎週AIツールを使うことを目標に掲げてきた。社内ではAIが処理するデータ量(トークン消費量)をリーダーボードで追跡し、当初はチーム全体の統計が全従業員に公開されていた。 ここで起きたことは、経営学の教科書に載せたいほど古典的な失敗だ。 従業員たちは、社内AIエージェントプラットフォーム「MeshClaw」を使い、不要なタスクでトークンを水増しし始めた。コードのデプロイ、メールのトリアージ、Slackへの操作――MeshClawはユーザーの代理でこれらすべてを実行できる。その機能が、生産性のためではなくスコア稼ぎのために回った。社内ではこの行為を「tokenmaxxing(トークンマクシング)」と呼ぶよ