Copilot+ PC

8GB Surface Laptopが動かなかった日

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8GB Surface Laptopが動かなかった日

Microsoftが自社のSurface Laptopを8GBで出荷した。レビューではまともに動かなかった。Windows 11の最低要件「4GB」は、もはや誰も信じていない数字だ。 Microsoftが作った8GB機を、Microsoftが動かせなかった MicrosoftはSurface Laptop 13インチの8GB/256GB構成を、949.99ドルで発売した。プロセッサはSnapdragon X Plus(8コア)。旧世代チップに、前モデルの半分のメモリ。Copilot+ PCの認定要件(16GB以上)を満たさず、Windows 11のAI機能はいずれも動かない。 この8GBモデルのレビュー。再起動直後、アプリを数本開いただけでメモリ使用量は4.2GBに達する。Teamsのビデオ通話にChromeのタブを数枚加えると、数秒間完全に止まる。Google Docsで文字を打つだけでも断続的に固まる。16GB版との差はCPUでもストレージでもなく、メモリ容量だけが原因だとレビューは結論づけている。 949.99ドルの製品が、ブラウザのタブを数枚開いただけで止まる。

Windows 11、発表から5年。「未完成」のまま7割のPCに届いた現実

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Windows 11、発表から5年。「未完成」のまま7割のPCに届いた現実

2021年6月24日に発表され、同年10月5日に出荷されたWindows 11が5周年を迎えた。批判と不満を浴び続けながら、このOSはいつの間にかWindowsの主流になっている。 「最後のWindows」の後継として 5年前の6月24日、Microsoftは「あなたの好きなものに近づけるOS」としてWindows 11を発表した。Windows 10は「最後のWindows」になるはずだった。6年以上にわたるWindowsバージョン間の空白は、Windows XPからVistaへの移行期を超え、同社の歴史上最長となった。 発表の約1週間前にプレビュービルドが流出し、世界中のユーザーが正式発表を待たずにWindows 11に触れた。中央寄せのタスクバー、丸みを帯びたウィンドウ、刷新されたスタートメニュー。見た目は新しかった。だが触った瞬間に気づく違和感もあった。タスクバーは動かせない。右クリックメニューは二重構造になり、従来の操作にワンクリック余計にかかる。 そしてTPM 2.0とセキュアブートの必須化。まだ十分に使えるPCが、ハードウェア要件を満たさないという理由だけでアッ

Surface新世代、性能も価格も一段上へ。Snapdragon X2搭載の代償

PC

Surface新世代、性能も価格も一段上へ。Snapdragon X2搭載の代償

2024年5月に初代Copilot+ PCとして登場したSurface ProとSurface Laptopが、2年ぶりにSnapdragon X2世代へ刷新された。GPU性能は最大58%向上し、NPUは80 TOPSに到達。だが、米国の最低価格は前世代の999ドルから1,499ドルへと500ドル跳ね上がった。日本での販売価格はSurface Proが29万1,280円から、Surface Laptopが29万1,890円から。性能向上の裏で、Surfaceはもはや「買いやすいPC」ではなくなりつつある。 Snapdragon X2で何が変わったか Microsoftが現地時間6月16日に発表したのは、Surface Pro(第12世代)とSurface Laptop(第8世代)の2機種。いずれもQualcommのSnapdragon X2 PlusとX2 Eliteを搭載し、前世代のSnapdragon X1から世代交代した。 Snapdragon X2は第3世代Oryonコアを採用した3nmプロセスのSoCで、NPUは前世代の45 TOPSから80 TOPSへ大幅に強化され

Teams効率モード6月末展開。映像品質を下げてメモリ節約へ

Microsoft Teams

Teams効率モード6月末展開。映像品質を下げてメモリ節約へ

Microsoft Teamsに「効率モード」(Efficiency Mode)が導入される。メモリやCPUに余裕のないPCを自動検出し、会議中の映像品質を引き下げることでリソース消費を抑える機能だ。Windows版・macOS版が対象で、既定で有効になる。展開は6月末までに完了する見通しだが、この機能が必要になった背景には、メモリ高騰と8GB PC回帰という業界全体の歪みがある。 効率モードで何が変わるか Microsoftがロードマップで公開した情報によると、効率モードの変更点は大きく2つある。 1つ目は会議中のカメラ映像の解像度が、端末のスペックに応じて 動的に引き下げられる こと。高画質なカメラを接続していても、出力はPC側の処理能力に合わせて自動調整される。メモリとCPUの負荷は下がるが、通話相手から見た映像は粗くなりうる。 2つ目は起動時の挙動。通常はチャット一覧をまとめて読み込むが、効率モードではチャットを事前選択せずに起動し、メッセージ欄には静止画像が表示される。初回ロードのデータ量を減らして起動を速くする仕組みだ。 効率モードが有効なとき、タイトルバーにイ

Windows 11、「壊れたら戻せる」復元機能が一般リリース目前へ

Windows

Windows 11、「壊れたら戻せる」復元機能が一般リリース目前へ

Windows 11のRelease Previewチャネルに、3本のプレビュービルドが一斉に公開された。24H2向けのBuild 26100.8728、25H2向けのBuild 26200.8728、そして26H1向けのBuild 28000.2333。変更ログは膨大だが、読者に関わる変化ははっきりしている。PCを丸ごと過去に巻き戻す「ポイントインタイム リストア(特定時点への復元)」、ウィジェットの静粛化、そして目の疲れを軽減する画面カラーオーバーレイだ。 「システムの復元」から20年、ようやく本当の復元が来る 今回のビルドで最も意味が大きいのは、ポイントインタイム リストア(Point-in-time restore)がRelease Previewに到達したことだろう。 2025年11月のIgniteで発表され、2026年4月にInsider Experimentalチャネルで初登場。その機能が、一般リリース直前の段階まで降りてきた。Release Previewは正式版の一歩手前にあたるチャネルだ。ここまで来れば、近い将来の月例アップデートで全ユーザーに届く可能性が高

Surface新型、Snapdragon X2搭載の全貌がリーク

PC

Surface新型、Snapdragon X2搭載の全貌がリーク

6月16日に発表されるとみられるMicrosoftの一般消費者向け新型Surfaceシリーズ。欧州の小売業者経由でスペックとマーケティング画像が発売前に明らかになった。 法人Intel先行から、ARM消費者向けへ 今回リークされたのは、Surface Pro 13インチとSurface Laptop 8(13.8インチ/15インチ)のSnapdragon X2搭載モデルだ。 今年のSurfaceは2段階構成になっている。5月にIntel Core Ultra Series 3(Panther Lake)搭載の法人向けモデルが先行発売され、国内でも法人向けSurface Pro(第12世代)が34万4080円からで受注を開始した。今回の第2弾が、ARM版の一般消費者向けラインにあたる。 前世代ではSnapdragon X搭載モデルが先行し、Intel版が半年遅れで追いかけた。今回はその順番が逆転している。部品の供給事情が原因と報じられている。 Surface Pro 13インチ:中身の世代交代 外観に変更はない。キックスタンド、着脱式キーボード、13インチOLEDタッチス

Windows 11、AIモデルの「削除ボタン」を準備中

Windows

Windows 11、AIモデルの「削除ボタン」を準備中

Copilot+ PCに黙ってインストールされるAIモデルを、設定画面からワンクリックで外せる機能がInsiderビルドで見つかった。現時点で削除できるのはPhi Silicaのみだが、Microsoftが「入れるだけ入れて触らせない」という姿勢を改め始めた兆しとして注目に値する。 隠し設定ページの中身 Windows 11 Insider Experimentalチャネルのビルド26300.8553で、設定アプリ内にAIコンポーネントの管理ページが隠されていることが判明した。Windows Insiderビルドの解析で知られるリーカーのPhantomOfEarth(@phantomofearth)氏らが発見し、Pureinfotechが独自に動作を確認している。 このページは通常のナビゲーションには表示されない。ms-settings:ai-componentsというURIを実行して初めてアクセスできる、完全な隠し機能だ。表示される情報は、インストール済みAIモデルごとの発行元、バージョン、サイズ、データ使用量、合計使用容量。そしてPhi Silicaに限り「アンインストール

Ask Copilotがタスクバーに統合、2026年半ば

Windows

Ask Copilotがタスクバーに統合、2026年半ば

Microsoftが公開した社内向けe-bookの脚注に、タスクバー統合の具体的な時期が記されていた。ただし対象はすべてのPCではない。 Ask CopilotとClick to Do、展開時期が確定 MicrosoftがWindows 11のタスクバーに統合するAsk Copilotと、Copilot+ PC向けの画面認識機能Click to Doについて、展開時期が「2026年半ば」であることが公式文書で確認された。 根拠になったのは、同社が公開したe-book「Frontier firms aren't adding more AI. Here's what they're doing instead.」の脚注だ。Ask Copilotの説明に付された注記には「この機能はまだ一般提供されておらず、2026年半ばに提供される見込みです。時期と提供状況は変更される可能性があります」と明記されている。 Ask Copilotは、Microsoft 365

Microsoft Store、法人の登録料も無料化

Microsoft

Microsoft Store、法人の登録料も無料化

99ドル(約1万5500円)の壁が消えた。Microsoftは法人向けの開発者アカウント登録料を撤廃し、Apple・Googleとの差別化を一段と鮮明にしている。狙いは月間2億5000万ユーザーへの導線拡大だ。 個人に続いて、法人も「ゼロ」になった Microsoft Storeに法人としてアプリを公開する際の99ドル(約1万5500円)の登録料が、ついに撤廃された。Microsoft StoreでVice Presidentを務めるGiorgio Sardo氏が現地時間5月7日、Windows Developer Blogで発表したものだ。 これで個人開発者・法人開発者ともに、Microsoft Storeへの登録は完全無料になった。個人開発者の登録料(19ドル)が撤廃されたのは2025年9月のことだから、約8カ月で法人にも同じ恩恵が広がった形だ。 Microsoftは今回、3つの変更をまとめて投入している。99ドルの登録料撤廃、Microsoft Entra ID(旧Azure Active Directory)でのサインアップ対応、そして再設計されたオンボーディングフロ