大学教育

大学教授80人超がAI企業へ移籍 研究人材の流動化を分析

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大学教授80人超がAI企業へ移籍 研究人材の流動化を分析

AI研究の最前線が大学から企業へ移っている。計算資源、報酬、スピード。すべてで勝る企業に研究者が向かい、残された大学は次世代の育成と科学の開放性を同時に失いつつある。 学科長が辞めた日 7月1日、カリフォルニア大学バークレー校EECS(電気工学・計算機科学)学部の計算機科学部門長ジェラニ・ネルソン(Jelani Nelson)氏が、Anthropicに移籍した。肩書きはMember of Technical Staff(技術スタッフ)。休職扱いで教授職は維持するが、学部の運営を離れた事実は変わらない。 ネルソン氏は理論計算機科学の研究者で、2019年にハーバード大学からバークレーに移り、2024年秋に部門長に就いた。Xで「私たちの時代を定義する技術に取り組む、才能ある使命感を持った人々と働けることに興奮している」と書いている。 Anthropicはこの前後2週間で4人の著名研究者を獲得した。ノーベル化学賞受賞者でAlphaFoldを率いたジョン・ジャンパー(John Jumper)氏。Google DeepMindのGemini中核研究者だったヨナス・アドラー(Jonas A

AIで「上手くなる」ほど自分が消える、学生たちが書く違和感

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AIで「上手くなる」ほど自分が消える、学生たちが書く違和感

「いい文章だし、いい成績も取れる。でも、なんかありきたり。誰でも書けたかもしれない、自分じゃなくても」。AIで磨いた自分の文章を見て、学生はそうつぶやいた。 「自分じゃなくてもいい」と感じる学生たち カナダの大学・カレッジで、いまSTEM分野の学生たちのあいだに静かな違和感が広がっている。AI(人工知能)で文章を整えると、確かに上手くなる。成績も上がる。それなのに、できあがった文章を読み返すと「これは自分の声じゃない」と感じてしまう。 学術メディアのザ・カンバセーション(The Conversation)に、トロント大学(University of Toronto)オンタリオ教育研究所(OISE)の博士課程に在籍するヌルル・ハサン・モハマド(Nurul Hassan Mohammad)が記事を寄せた。自身のフィールドワークで繰り返し聞いたという学生の声を紹介している。技術的にはちゃんと書けている。でも「自分が書いたとは思えない」。この感覚が一過性のものではなく、複数の学生のあいだで反復していることが、彼の研究の出発点になっている。 KPMGカナダが2025年10月に公表した調