Apple
iPhone 18 Pro、部品コスト38%増。メモリがコスト構造を塗り替えた
1年前、iPhone Proを1台つくるのに最もお金がかかる部品はディスプレイだった。その序列が、今年ひっくり返る。
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1年前、iPhone Proを1台つくるのに最もお金がかかる部品はディスプレイだった。その序列が、今年ひっくり返る。
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6月にMac・iPadの価格を引き上げた際、Appleが手をつけなかった製品がある。iPhoneだ。その猶予が3週間で終わった。 全モデルが対象 Appleは現地時間7月17日、日本のオンラインストアでiPhone全モデルの販売価格を引き上げた。対象はiPhone 17 Pro Max、iPhone 17 Pro、iPhone Air、iPhone 17、iPhone 17e、iPhone 16の6モデルで、値上げ幅は8%から11.3%。 各モデルの改定前後の価格は以下の通り(いずれも最小ストレージ構成)。 iPhone日本価格の改定(最小ストレージ構成) モデル改定前改定後値上げ率iPhone 17 Pro Max19万4800円21万4800円10.3%iPhone 17 Pro17万9800円19万4800円8.3%iPhone Air15万9800円17万7800円11.3%iPhone 1712万9800円14万2800円10%iPhone 17e9万9800円10万7800円8%iPhone 1611万4800円12万4800円8.7% ※2026年
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WWDC 2026で発表されたSiri AIを、開発者でなくても試せるようになった。派手な新機能より土台の修復に振ったiOS 27の実力も、いよいよ検証が始まる。 Siri AIに触れる方法と、触れられない人 Appleは現地時間7月13日、iOS 27、iPadOS 27、macOS 27 Golden Gate、watchOS 27、tvOS 27、visionOS 27のパブリックベータを公開した。Apple Beta Software Programに登録すれば、開発者アカウントなしでインストールできる。パブリックベータの内容は、開発者向けに7月6日に配布されたbeta 3と同一だ。 目玉はSiri AIだが、使えるiPhoneには条件がある。 iOS 27自体はiPhone 11以降に対応するが、Siri AIの利用にはApple Intelligence対応機種、つまりiPhone 15 Pro以降が必要になる。 さらに上の階層がある。Expressive Voices(感情豊かな音声)や強化版ディクテーションといった高度な機能は12GBのメモリを要求するとされ
AI
iPhoneの設計を知り尽くした元副社長が、面接にAppleの部品を持ってくるよう候補者に指示していた。退職セキュリティの回避方法を教え、社内文書を配布していた。41ページの訴状が並べる行為は、具体的だ。 24年勤めた元副社長が被告席に AppleがOpenAIを連邦裁判所に訴えた。現地時間7月10日、カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に企業秘密の不正流用と契約違反を訴因とする提訴で、被告にはOpenAI本体とio Productsに加え、個人2名が名指しされている。 タン・ユー・タン(Tang Yew Tan)氏。Appleで24年間、iPhoneとApple Watchの製品デザイン担当副社長を歴任し、現在はOpenAIの最高ハードウェア責任者に就いている。もう1人はチャン・リュウ(Chang Liu)氏。Appleで8年間シニアシステム電気エンジニアとして働き、2026年1月にOpenAIへ移った。 面接に「部品を持ってこい」 訴状によれば、タン氏はまだAppleに在籍している面接候補者に対し、バッテリー、ロジックボード、SIP(System in Packag
セキュリティ
Appleのインド製造を支えるタタ・エレクトロニクスが、恐喝型犯罪集団World Leaksの標的になった。ダークウェブ上に公開されたとされるファイルは20万件超、総量630GB以上。iPhoneの製造仕様からTeslaの設計図面、従業員のパスポートまで含まれるという。「中国から分散すればリスクが減る」。その前提が、別の角度から崩れ始めている。 630GBの中身 タタ・エレクトロニクスは6月22日、自社システムの一部に「サイバーセキュリティインシデント」があったことを認めた。数週間前にインシデントを検知し、対応プロトコルを直ちに実行したとしている。業務への影響はないという。 発覚のきっかけは、ダークウェブ上の動きだった。恐喝型サイバー犯罪集団World Leaksが、タタ・エレクトロニクスから盗んだと称するデータを自らのリークサイトに掲載した。セキュリティ研究者によると、このデータは少なくとも6月10日からアクセス可能な状態にあったという。 公開されたとされるファイルの中身は、サイバー攻撃の被害としては異例の広さだ。 Apple関連では、「com.apple.factory
Apple
ティム・クック(Tim Cook)氏が、Apple製品の値上げを公式に認めた。退任まで残り2ヶ月半。iPhoneの価格帯を守り続けてきたCEOが、最後に残した言葉は「もう持たない」だった。 「避けられない」の重さ Appleのクック氏は現地時間6月17日、The Wall Street Journalの独占インタビューで製品の値上げを明言した。 「残念ながら、値上げは避けられない。我々に転嫁される巨額のコスト増を抑えようと最善を尽くし、お客様を守ろうとしてきたが、状況は持続不可能になった」 どの製品がいつ、いくら上がるのかは明かさなかった。だが市場はその先を読む。Appleの次の大型発売は9月のiPhone 18シリーズ。調査会社TechInsightsは、現在の利益率を維持するならiPhone 18 Proは約270ドル(約4万3000円)の値上げが必要になると試算している。1,299ドルのiPhone Proが現実になれば、10年以上据え置いてきたProの開始価格が動く。 Apple製品の値上げ実績と試算 製品旧価格新価格差額Mac mini9万4800円1
Apple
カメラ搭載AirPods、折りたたみiPhone第2世代、そしてiPhone 20周年記念モデル。Appleがこの3製品を2027年秋に同時投入する計画だと報じられた。実現すれば新CEO体制における過去最大規模の製品刷新となるが、3つすべてが予定通りに揃う保証はない。AI側のソフトウェア開発が、計画全体を縛っている。 「見る耳」が来る 3製品のなかで最も異質なのが、カメラ搭載AirPodsだ。開発コードネームはB798。ステム部分に小型カメラを内蔵し、装着者の周囲をSiriに「見せる」デバイスとして設計されている。写真や動画を撮るためのカメラではない。 冷蔵庫の中身を見ながら「今夜何を作れる?」とSiriに聞く。歩きながら視界に入った看板の情報を取得する。想定されている用途はそうした日常の延長線上にあり、カメラは人の「目の代わり」というより、Siriに視覚を渡すセンサーに近い。動作中であることを外部に示すLEDライトもステム外側に備わるという。 外見は現行のAirPods Proとほぼ同じだが、カメラを収めるぶんステムがやや長い。開発はすでにDVT(設計検証テスト)に達してお
AI
2024年のWWDCで約束したApple Intelligenceとの統合が、遅延と訴訟を経て形になった。AppleはWWDC 2026の基調講演で、設計を一新したアシスタント「Siri AI」を正式に発表した。 訴訟が終わらないうちに、約束した機能を発表した 今回の発表でAppleが珍しく向き合ったのは、「期待に応えられなかった」という事実だ。宣伝した機能が実際には存在しなかったとして、2025年3月に消費者から集団訴訟を起こされ、今年5月には約390億円の和解金を支払う案を裁判所に提出した。WWDC 2026は、その和解の手続きが終わらないうちに迎えることになった。 Siri AIが生まれるまで 2024年 6月Apple Intelligence発表(WWDC 2024)iPhone 16向けにApple Intelligenceとの 統合を予告。Siriの高度な個人文脈理解を宣伝2025年 3月消費者による集団訴訟提起AI機能の誇大広告を理由に iPhone 16購入者が集団提訴2025年 12月AI責任者の退任発表ジョン・ジアナン
Apple
Appleの年次開発者会議WWDC26が6月8日に開幕する。今年の焦点は明確だ。2年越しで遅れたSiriの全面刷新と、9月にCEOを退くティム・クック(Tim Cook)氏にとって最後の基調講演。先月にはSiriの遅延をめぐる集団訴訟で2億5000万ドルの和解にも応じた。約束、訴訟、和解、そして発表。この順番が物語るものは小さくない。 Siri、15年目の作り直し 今年のWWDCで最大の発表になるとみられるのが、iOS 27に搭載される新しいSiriだ。 従来の音声アシスタントから、ChatGPTやGeminiと同じ土俵に立つチャットボット型AIへ。専用のSiriアプリが新設され、iMessage風の吹き出しUIで会話のやり取りが表示される。会話履歴はiCloud経由で複数デバイス間で同期され、ファイルのアップロードや過去の会話の検索にも対応するという。 この転換を支えるのが、2026年1月12日にAppleとGoogleが発表した複数年契約だ。Appleが年間約10億ドル(約1600億円)を支払い、Geminiの1.2兆パラメータカスタムモデルをApple Intellig
AI
数十年にわたって安くなり続けた家電製品の歴史が、いま逆回転を始めている。原因はAIデータセンターが飲み込むメモリの量だ。IDCは2026年の世界スマートフォン出荷台数が 12.9% 減少すると予測した。過去最大の年間落ち込みになる。
AI
OpenAIがコーディング支援エージェント「Codex」のリモート操作機能を、ChatGPTのモバイルアプリに追加した。デスクトップで走るタスクを、外出先のiPhoneやAndroidから止めずに進められる。
AI
ChatGPTをSiriに組み込んだ2年間の提携が「失敗だった」と幹部が認め、外部法律事務所と契約解除通知の発出まで具体的に詰めている。数十億ドル規模の課金収入を見込んだ蜜月は、なぜここまでこじれたのか。 「誠実な努力すらしていない」OpenAI幹部の不満が漏れた OpenAIが、Appleに対する法的措置の検討を本格化させている。ChatGPTをSiriやビジュアルインテリジェンス(Visual Intelligence)に組み込む2年前の提携が、期待した収益を生まなかったというのが主な理由だ。 ある OpenAIの幹部は匿名を条件にこう語っている。 「製品の面では、我々はやるべきことをすべてやった。彼らはやっていない。さらにひどいことに、正直な努力すらしていない」 外部の法律事務所と契約してオプションを精査しており、選択肢には正式な 契約違反通知 の送付も含まれる。すぐに全面的な訴訟に踏み切るというより、まずは交渉カードを切る段階だとされる。 OpenAIにとって、Appleの数億人のユーザー基盤は ChatGPT Plus への流入経路として計算されていたはずだ。そ
Microsoft
Outlook.comの大規模障害が一段落したものの、iPhoneの標準メールでOutlookやHotmailを使う人々はいまも自分の手で再認証を強いられている。Microsoftは「復旧した」と言うが、現場の声は違う。
Apple
折りたたみiPhoneを筆頭に、スマートホームから卓上ロボット、ARグラスまで。9月1日就任のジョン・ターナス新CEOが引き継ぐ「10カテゴリー」の中身。