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BingにAI回答の「キルスイッチ」。Googleの自滅を横目に、Microsoftが選んだ差別化

AI

BingにAI回答の「キルスイッチ」。Googleの自滅を横目に、Microsoftが選んだ差別化

検索結果からCopilotのAI回答を丸ごと消せるブラウザ拡張機能を、Microsoftが自らリリースした。AI検索を全力で推してきた企業が「要らない人は消していい」と認めた格好だ。Google検索のAI一辺倒に対するユーザーの反発が、検索市場の勢力図を静かに書き換え始めている。 拡張機能ひとつで、AI回答が消える Microsoftで検索部門社長を務めるジョルディ・リバス(Jordi Ribas)氏が6月初旬、Bing検索のAI回答をワンクリックで切り替えられるブラウザ拡張機能をプレビュー公開したと発表した。名称は「Microsoft Bing AI Search Choice」。ChromeウェブストアとEdgeアドオンストアの両方で配布されている。 We just shipped a preview extension in Bing that lets you toggle AI chat-like features on or off with just one click. It’s a simple but

EU議会、Google排除でQwant採用へ

テクノロジー

EU議会、Google排除でQwant採用へ

欧州議会が6月4日から、議会内コンピューターのデフォルト検索エンジンをGoogleからフランスのQwantに切り替える。検索窓ひとつの変更に見えるが、その裏にはEUが本日6月3日に打ち出す「テック主権パッケージ」がある。デジタル製品・サービスの8割以上を域外に頼る欧州が、依存構造そのものを問い直し始めた。 「デジタル主権と個人データ保護のため」 欧州議会の職員に送られた内部メールは端的だった。6月4日木曜日から、FirefoxとEdgeのアドレスバーで実行される検索は自動的にQwant経由になる。議員や職員が手動でGoogleに切り替えることは引き続き可能だが、デフォルトはQwantになる。理由として挙げられたのは「デジタル主権へのコミットメントと、利用者の個人データ保護」だという。 Qwantは2013年にパリで設立された検索エンジンで、ユーザーの追跡を行わず、検索履歴を記録せず、個人データを広告に利用しないことを掲げる。GDPRの適用圏内であるフランスにインフラを置き、Googleのビジネスモデルとは正反対のアプローチで運営されている。フランス政府は2018年にすでに行政機

Bing、Google偽装を1年半続行中

Bing

Bing、Google偽装を1年半続行中

Microsoft Edgeで「Google」と検索すると、表示されるのはGoogleそっくりの画面だ。1年半前に炎上したこの手口は、100万ドル懸賞を打ちながら今も止まっていない。 いま起きていること Microsoft Edgeのアドレスバーに「Google」と打ち込んでも、Google.comには直接飛ばない。代わりにBingが検索を横取りし、Googleのトップページに酷似したUIを表示する。 中央に大きな検索ボックス。その上に、Google Doodleを思わせる無難なイラスト。下には小さな注釈文字。配色も余白の取り方も「らしさ」を演出している。Bingの上に被せたGoogleの皮である。 この手口を最初に指摘したのは2025年1月のWindows Latestだった。当時は世界中の技術メディアが取り上げ、Google Chrome統括のパリサ・タブリズ(Parisa Tabriz)は「これは長年続くトリックの一つだ」と痛烈に批判した。それから1年4か月。Windows Latestは2026年5月12日、同じ手口がいまも生きていることを確認したと報じている。 報