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Metaが「AIペンダント」を開発中、年内テスト開始へ

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Metaが「AIペンダント」を開発中、年内テスト開始へ

スマートグラスで700万台を売った会社が、今度は首元にAIをぶら下げようとしている。 13兆円溶かしてもまだ止まらない Metaがペンダント型のAIウェアラブルデバイスを開発しており、今後1年以内に社内テストを開始する計画であることがわかった。同社ウェアラブル担当バイスプレジデント、アレックス・ハイメル(Alex Himel)氏が社内メモで方針を示したもので、AIペンダントのほか、スマートグラスのラインアップ拡充と、法人向けサブスクリプション「Wearables for Work」の立ち上げが記されているという。 このペンダントは、Metaが2025年末に買収したスタートアップ「Limitless」の技術が土台になるとみられる。LimitlessはCEOのダン・シロカー(Dan Siroker)氏が率いた企業で、服にクリップで留めるかネックレスとして装着するBluetoothマイクを99ドル(約1万5800円)で販売していた。会話を常時録音し、文字起こし・要約・検索を自動で行う。買収後、新規販売は終了している。 ハイメル氏が打ち出した販売目標は大胆だ。2026年後半だけでウェ

Amazon、AI利用の社内ランキングを廃止

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Amazon、AI利用の社内ランキングを廃止

Amazonが社内のAIツール利用状況を追跡するリーダーボードを閉鎖した。従業員がスコアを稼ぐために不要なタスクを走らせていたことが発覚したためだ。同社上級副社長のデイブ・トレッドウェル(Dave Treadwell)氏は従業員に対し、「AIを使うためだけにAIを使うな」と伝えた。 「トークンマク(キ?)シング」という名の茶番 Amazonは2026年に入り、開発者の80%以上が毎週AIツールを使うことを目標に掲げてきた。社内ではAIが処理するデータ量(トークン消費量)をリーダーボードで追跡し、当初はチーム全体の統計が全従業員に公開されていた。 ここで起きたことは、経営学の教科書に載せたいほど古典的な失敗だ。 従業員たちは、社内AIエージェントプラットフォーム「MeshClaw」を使い、不要なタスクでトークンを水増しし始めた。コードのデプロイ、メールのトリアージ、Slackへの操作――MeshClawはユーザーの代理でこれらすべてを実行できる。その機能が、生産性のためではなくスコア稼ぎのために回った。社内ではこの行為を「tokenmaxxing(トークンマクシング)」と呼ぶよ

ピースサインから指紋が盗まれる時代の生体認証リスク

セキュリティ

ピースサインから指紋が盗まれる時代の生体認証リスク

自撮り写真のピースサインから指紋が復元できる――AIの進化は、パスワードより安全とされてきた生体認証の前提を揺さぶり始めている。歩行パターン、虹彩、声。変えられない「自分自身」が漏れるリスクを整理する。 自撮りの指が語る情報 2026年4月、中国のテレビ番組で金融専門家のリー・チャン(Li Chang)氏が実演した内容が波紋を広げている。タレントの自撮り写真を画像編集ソフトとAIツールで処理したところ、指紋の隆線が浮かび上がった。 カメラから1.5メートル以内でレンズに指を向けていれば、指紋を高い確率で復元できる。1.5〜3メートルの距離でも、手の細部の約半分は回復可能だという。中国科学院大学の暗号学教授ジン・ジーウー(Jing Jiwu)氏も、高解像度カメラで撮影されたポートレートなら、ピースサインから手の詳細を再構成できる可能性を認めている。 指紋は顔と同じく変更できない生体情報だ。一度漏れれば、パスワードのようにリセットはできない。 この問題は2017年に国立情報学研究所(NII)の越前功教授の研究チームが指摘していた。写真から3メートル離れた位置でも指紋を読み取れる

テック大手がバチカンでAIを売り込む

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テック大手がバチカンでAIを売り込む

Meta、Google、Amazonの幹部が4月末にバチカンで教皇レオ14世と面会していた。初の回勅がAIの倫理を問うまさにその日、裏ではシリコンバレーが「道徳の門」を叩いていた。 教皇の回勅とシリコンバレーの接近 教皇レオ14世が本日5月25日に発表する初の回勅「Magnifica Humanitas」(マニフィカ・フマニタス、「壮大なる人間性」)は、AI時代の人間の尊厳をテーマに据えている。レオ14世が署名日に選んだのは5月15日。1891年の同日にレオ13世が産業革命期の労働問題を扱った回勅「レールム・ノヴァールム」に署名しており、ちょうど135年後にあたる。AIを「もう一つの産業革命」と位置づけるレオ14世の姿勢が、日付の選択に表れている。 だが回勅の準備が進む裏で、テクノロジー企業は静かにバチカンの門を叩いていた。4月29日、Meta、Google、Amazonの幹部が少人数のグループでローマに集まり、教皇と短時間の面会を果たした後、在バチカン・フランス大使館で数時間にわたる議論を行った。 テーマは当初「AI時代の児童保護」だったが、議論はすぐに「AIが人間の社会性

MetaがReddit風「Forum」をiOSでひそかにリリース

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MetaがReddit風「Forum」をiOSでひそかにリリース

Facebook Groupsの会話を専用フィードで楽しむiOSアプリが、発表もなく静かに公開された。Metaが「Forum」と名づけたこのアプリを見れば、狙いははっきりする。 告知なしで登場した「Forum」 Facebook Groupsに特化したスタンドアロンアプリ「Forum」が、App Storeにひそかに公開された。 プレスリリースも、発表イベントも、公式ブログも存在しない。ソーシャルメディアアナリストのマット・ナバラ(Matt Navarra)がApp Store上で発見したことで、世に広まった。 「現時点ではテスト中の製品だ。ユーザーが何を面白いと感じ、どう活用するかを見ながら多くの新製品を公開してテストしている」(Meta広報担当者) 確認されて初めて反応する——これがMetaにとっての「静かなリリース」だ。App Storeの説明文には「より深い議論、リアルな回答、あなたが大切にしているコミュニティのための専用スペース」と書かれている。この一文は、RedditというサービスそのものへのMetaの解釈と言っていい。 FacebookアカウントありきのR

「今年はもうない」——ザッカーバーグの言葉に込められた抜け穴

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「今年はもうない」——ザッカーバーグの言葉に込められた抜け穴

全社員の10%にあたる約8,000人を削減した当日、マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)が社内メモで言い切った。「今年は全社規模のリストラは予定していない」。 その言葉を読んだ従業員たちは、メモの「company-wide(全社規模)」と「expect(予定)」という単語を引用してコメントを書き込んだ。「物事は 『予期せず』 進むこともある」。 何が起きているか 5月20日、Metaは全世界で従業員の 約10% にあたる約8,000人の削減を実施した。同時に、約7,000人がAI関連の新部門へ異動する。削減と異動を合わせると、今週だけで全社員の 約20% が影響を受ける計算だ。 新設されたAI部門の名称は、Applied AI Engineering(応用AIエンジニアリング)、Agent Transformation Accelerator(エージェント変革加速)、Central Analytics(中央分析)といった具合で、コーディング・調査・データ分析など、

ディープフェイク画像の48時間削除義務が始動、米国の新法に賛否

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ディープフェイク画像の48時間削除義務が始動、米国の新法に賛否

AIが作った性的な偽画像を「報告から48時間以内に削除」しなければ巨額罰則。被害者が長年訴えてきた仕組みがついて動き出した。ただし同じ法が、誰かの投稿を消す道具に使われる可能性も専門家は指摘している。 削除義務が発効した日 2026年5月19日、米国で「テイク・イット・ダウン法」(TAKE IT DOWN Act)の核心部分が動き始めた。SNSや動画・画像共有サービスに対し、本人の同意なく公開された性的な画像や映像を「報告から48時間以内に削除する」義務を課す規定だ。違反した場合、1件あたり最大 5万3,088ドル(約838万円)の民事制裁を連邦取引委員会(FTC)が科すことができる。 この法律は2025年5月19日にトランプ大統領が署名して成立しており、プラットフォームには準備のために1年間の猶予が設けられていた。5月19日がその期限だ。FTCはこの日をもって取り締まりを正式に開始した。 何が義務になるのか 対象は「NCII(Nonconsensual Intimate Imagery)」と呼ばれる非同意性的画像全般だ。実際に撮影・録画されたものだけでなく、AIやソフト

光ファイバーが足りない、AIデータセンターが供給を飲み込む

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光ファイバーが足りない、AIデータセンターが供給を飲み込む

AIデータセンターは標準的なサーバーの36倍もの光ファイバーを使う。供給が追いつかず、納期は最長1年に延びている。なぜ光が足りなくなったのか。 光が足りない、というニュースが届いた データセンターをつなぐ光ファイバーが、いま世界規模で不足している。中国の大手メーカーは受注を2027年初頭まで積み上げ、生産ラインは24時間フル稼働でも追いつかない。一部の製品は、注文から納品までの期間が数週間から数か月に延びた。 不足しているのは「ガラス繊維」だ。電気を流す銅線とは違い、光ファイバーは髪の毛ほどの細さのガラスの中を光のパルスが進む。半導体不足やメモリ不足はここ数年で何度も聞いた話だが、光ファイバーまで足りなくなるとは、少し前なら想像しにくかった。 きっかけは単純で、AIだ。生成AIの学習と推論を担うデータセンターが、業界の誰も計画できなかった規模で光ファイバーを飲み込んでいる。需要を生んだのはAIだが、その需要に応える供給は、性質上どうしても遅れて動く。この時間差が不足の正体だと、私は見ている。 なぜAIデータセンターは36倍も使うのか 光通信メーカーSTLの光ネットワーク

OpenAI、ChatGPTで銀行口座連携の金融機能を公開

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OpenAI、ChatGPTで銀行口座連携の金融機能を公開

米Proユーザー向けに、ChatGPTがPlaid経由で12,000以上の金融機関と口座連携できる。直前に「チャットを広告主に流していた」と訴えられたばかりの会社の発表だ。 12,000機関との口座連携、米Proユーザーから OpenAIは米国時間5月15日、ChatGPTに個人金融体験のプレビューを投入した。対象は米国のChatGPT Proユーザーで、WebとiOSから利用できる。月額100ドルの最下層Proが入口で、月額20ドルのPlusや無料層は段階的にあとから降りてくる予定だ。 接続の仲介はPlaidが担う。米国のフィンテックでは支配的なインフラで、共同創業者のザック・ペレット(Zach Perret)がCEOを務める。OpenAIによれば、ChatGPTから接続できる金融機関は12,000機関を超える。Schwab、Fidelity、Chase、Robinhood、American Express、Capital Oneといった大手が並ぶ。 口座をつなぐと、ChatGPT上に支出・サブスクリプション・予定された支払い・ポートフォリオ実績を一覧できるダッシュボードが