宇宙
韓国ダヌリ、Falcon 9月面衝突の前後を撮影。史上初の即時記録
月にクレーターを刻んだロケットの残骸を、そのロケットで打ち上げられた探査機が撮っていた。
宇宙
月にクレーターを刻んだロケットの残骸を、そのロケットで打ち上げられた探査機が撮っていた。
宇宙
SpaceXのStarship 13回目の飛行試験は、発射台で終わった。7月20日、エンジンを交換して再挑戦する。 33基のうち4基が沈黙した 現地時間7月16日17時45分(日本時間7月17日7時45分)、テキサス州スターベースから、Starship V3の2回目の飛行試験が始まるはずだった。 Super Heavyブースターに搭載された33基のRaptor 3エンジンに点火信号が送られた。29基は応答したが、残る4基が起動パラメータを満たさず、フライトコンピュータがT-0で自動中止を発動した。発射台と機体の双方を損傷から守る設計どおりの判断であり、打ち上げ窓はそこで閉じている。 イーロン・マスク(Elon Musk)氏は中止直後、2基のRaptorを交換すると表明した。問題の原因はまだ公表されていない。 上段と下段の切り離し(デスタック)が必要かどうかも不明のままだったが、SpaceXはブースターとShipをそれぞれ格納庫に戻し、エンジン交換と最終点検を3日間で完了させた。再組み立て後の機体は7月18日に発射台へ再設置されている。 Flight 13:中止
宇宙開発
軌道に一度も到達したことのないロケット会社が、火星ミッションの契約を勝ち取った。3Dプリントロケットで知られるレラティビティ・スペースが、NASAの火星大気観測ミッション「アイオロス」(Aeolus)のパートナーに選ばれた。現地時間6月17日の発表。打ち上げは2028年を目指す。まだ自社ロケットが飛んでいない会社への、異例の発注だ。だが異例なのは契約相手だけではない。この4か月前、火星を20年語り続けたSpaceXが火星計画を棚上げし、月に舵を切っていた。 テラン1は軌道に届かなかった レラティビティ・スペースは2015年、SpaceXとBlue Originの元エンジニア2人が設立した。3Dプリンターでロケットの大半を製造するという野心的なアプローチで投資家の資金を集め、累計24億ドルを調達。だが2023年3月、初号機テラン1の打ち上げは2段目の不具合で軌道に届かず終わった。 そのまま開発資金が枯渇しかけたところへ現れたのが、エリック・シュミット(Eric Schmidt)氏だ。Google元CEOにして世界有数の資産家は、2025年3月にレラティビティの支配株式を取得してC
宇宙
Blue Originの大型ロケットNew Glennが、エンジン燃焼試験中に爆発した。全長98mの機体は火球に呑まれ、発射台もろとも崩壊。だが本当の問題は、このロケットが飛び立つはずだった場所が消えたことにある。 ケープカナベラルの夜が裂けた 現地時間2026年5月28日午後9時頃、フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地の第36発射施設(LC-36)。New Glennの第1段に搭載された7基のBE-4エンジンへの点火が始まった直後、異常が発生した。機体下部から火災が広がり、第1段が崩壊を始めると上段が傾き、落下。直後にメタン燃料と液体酸素に引火し、巨大な爆発が施設全体を包んだ。 ロケットを垂直に立てるトランスポーター・エレクターが消滅し、2基あった避雷塔のうち1基が倒壊したと報じられている。負傷者はいなかった。Blue Originのオーナーであるジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)氏は「非常に厳しい一日だった」と投稿し、「必要なものは何でも再建し、飛行に戻る」と述べた。 ロケットより重い「発射台の喪失」 ロケットは造り直せる。だが発射台はそうはいかない。 LC-3
宇宙
人類を月に送り届けたコンピュータの全コードが、誰でも読み、ダウンロードし、コンパイルできる状態で公開されている。アルテミスIIが帰還したいま、57年前のコードが投げかけるものは大きい。
NASA
半世紀の空白を超えて、4人の宇宙飛行士が月から帰ってきた。歓声と涙、そして「欠陥」を抱えたヒートシールドとの13分間の賭けの果てに。
宇宙
アルテミスIIのオリオン宇宙船が明日11日に帰還する。54年ぶりの有人月フライバイ、その感動の裏で「宇宙は誰のものか、誰がルールを決めるのか」という問いが浮上している。 アポロ13号の記録を半世紀越えに塗り替えた 4月2日の朝、SLSロケットがフロリダ州ケネディ宇宙センターを離れた。リード・ワイズマン、ビクター・グローバー、クリスティーナ・コックの3人のNASA宇宙飛行士と、カナダ宇宙庁(CSA)のジェレミー・ハンセン。この4人を乗せたオリオン宇宙船は、アポロ17号以来54年ぶりとなる有人月フライバイに向かった。 月面への最接近は日本時間4月7日午前8時ごろ、高度約6,547kmで達成された。その過程で地球から約40万6,690kmという人類最遠到達記録を更新し、1970年のアポロ13号が保持していた記録を半世紀以上越えた。月の裏側では地球が水平線に浮かぶ「アースライズ」をクルーが肉眼で目撃し、大気の外から撮影された天の川の鮮明な画像も公開された。 現在、オリオン宇宙船は帰還軌道を順調に飛行中だ。日本時間4月11日午前9時7分ごろ、サンディエゴ沖の太平洋に着水する予定で、NA
NASA
アポロ以来、半世紀ぶりに人間の目が月の裏側を捉えた。そして彼らは、地球では決して見ることのできない日食を目撃した。 人類史上最も遠い場所からの日食 4月6日、NASAのアルテミスIIクルーは月周回フライバイ中に、約54分間の皆既日食を体験した。地球から見る日食がせいぜい数分で終わるのに対し、月の近傍からは太陽がゆっくりと月の背後に隠れ、まるで時間が止まったかのような光景が続いた。 「今、月から肉眼で見えるものに、頭がおかしくなりそうだ。信じられない」 カナダ人宇宙飛行士ジェレミー・ハンセンは、フライバイ中にそう無線で伝えた。NASAの公式ギャラリーに公開された画像には、暗い月のシルエットを縁取るように太陽のコロナが輝き、通常は月を撮影する際には写らないはずの星々までもが捉えられている。 月面の「夜側」がかすかに光っているのは、地球からの反射光によるもの。この淡い輝きが、漆黒の宇宙に浮かぶ月のディスクに不思議な立体感を与えている。 人類の最遠到達距離記録 アポロ13 1970年 アルテミスII 2026年 最大距離 24万8655マイ
NASA
人類がアポロ13以来、最も遠くへ到達したまさにその時、足元の地球では「科学予算を半減させろ」という要求が突きつけられていた。 祝福と削減が同時に届く 4月6日、アルテミスIIの4人のクルーがアポロ13の記録を超え、地球から25万2760マイル(約40万6800km)に到達した。1970年以来、56年ぶりの記録更新だ。月の裏側全体を初めて肉眼で見渡した彼らは、帰路で日食まで観測した。 人類最遠到達距離の記録 アポロ13 1970年4月 24万8655マイル アルテミスII 2026年4月 25万2760マイル(+4105マイル) 56年ぶりの記録更新。アルテミスIIは2026年4月6日19:02 ET(日本時間4月7日8:02)に最遠点到達 だがホワイトハウスが4月3日に発表したFY2027予算案は、その感動に水を差すものだった。NASAの総予算を244億ドルから188億ドルへ23%削減。科学予算に至っては73億ドルから39億ドルへ、ほぼ半減させる提案だ。 NASA予算 FY2026承認 vs FY2027提案
宇宙
56年間、誰も越えられなかった壁を、4人の人間がついに越えた。NASAの Artemis II が月の裏側を回りながら、「人類が地球からもっとも遠く離れた距離」という記録を塗り替えている。問題は、この先にどれだけの意味があるかだ。
NASA
50年ぶりの有人月周回ミッション「アルテミスII」。その船内で、銀色のiPhoneが無重力を漂っている。宇宙と日常の境界線が、静かに消え始めた。
宇宙
アポロ時代のラジオ通信から半世紀。NASAはついに月と地球を光で繋ぐ。
Microsoft
月に向かう宇宙船の中でも、Microsoftのソフトウェアは壊れる。
NASA
アメリカ東部夏時間4月1日午後6時35分(日本時間4月2日午前7時35分)、NASAのSLSロケットがフロリダ州ケネディ宇宙センターから打ち上がった。4名の宇宙飛行士を乗せたオリオン宇宙船「インテグリティ」は現在、月へ向かう軌道に乗っている。