Ryzen 9 9950X3D2

AMDがX3Dの定義を書き換えた、Ryzen 9 9950X3D2が本日発売

AMD

AMDがX3Dの定義を書き換えた、Ryzen 9 9950X3D2が本日発売

16コアすべてに3D V-Cacheを載せた史上初のデスクトップCPUが、価格899ドル・キャッシュ208MB・TDP200Wという規格外の数字を並べて市場に出た。AMDは今回、あえて「ゲーミング最速」を謳わなかった。 キャッシュ208MBという、もはや冗談ではない数字 AMDは本日4月22日、Ryzen 9 9950X3D2 Dual Editionを正式に発売した。価格は899ドル(約14万3,000円)。Amazon US、Newegg US、B&H Photoでの販売が確認されており、wccftechが報じた。 このCPUが持ち込んだ最大の変化は、2基のCCDそれぞれに第2世代3D V-Cacheを積層した点だ。従来のRyzen 9 9950X3Dは8コアCCDのうち片方だけにキャッシュを載せる非対称設計だったが、9950X3D2は両方に載せる。L3キャッシュはCCDあたり96MBで合計192MB、L2を加えると 208MB という、コンシューマCPUでは前人未到の領域に踏み込んだ。 スペック表を並べると、この製品が「世代内の微調整」ではないことがはっきりする。 R

X3Dはゲーム専用じゃなかった、RAGで光る大容量キャッシュ

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X3Dはゲーム専用じゃなかった、RAGで光る大容量キャッシュ

AMDの3D V-Cacheが本来狙っていた用途は、どうやらゲームではなかったらしい。ローカルRAG環境でX3D搭載CPUが非X3Dを大きく引き離す検証結果が公開され、大容量キャッシュの真価が見えてきた。 「ゲーム性能のためのキャッシュ」という思い込み AMDのRyzen X3Dシリーズは、発売以来「ゲーミング向けCPU」として語られ続けてきた。ベンチマークで平均フレームレートが跳ね上がり、レビュアーも購入者も、3D V-Cacheはゲームのためにあると信じて疑わなかった。 ところがこの前提が、ひとつのベンチマークであっさり崩れた。 きっかけは韓国のハードウェアコミュニティGigglehdに投稿された一本のレビューだ。投稿者の필낄氏は、「X3Dは本当にゲーム専用なのか」という素朴な疑問から、ローカルRAG環境での性能検証を実施した。使用したのはGitHubで公開されているオープンソースベンチマーク、x3d-rag-benchmark。名前の通りX3D評価を意識して設計されたものだが、AMD公式のツールではなく有志のプロジェクトだ。 結果は、X3Dが本来どこで光る設計だったの

Intel Nova Lake、bLLC最大288MBで9950X3D2超え

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Intel Nova Lake、bLLC最大288MBで9950X3D2超え

Intel次世代「Nova Lake-S」のbLLCキャッシュ構成が5段階で出揃った。最上位288MBで、22日発売のAMD Ryzen 9 9950X3D2を38%上回る。ただ本当の動きは一段下で進んでいる。 5段階のキャッシュ構成が一気に出揃った リーカーのJaykihn(@jaykihn0)がX上で、Nova Lake-SのbLLC搭載SKUについて5段階の具体的な容量を明らかにした。コア構成と総キャッシュ容量の対応関係は、16+32で288MB、16+24で264MB、8+16で144MB、8+12で132MB、6+12で108MBとなっている。 ここでの数字は各SKUの最大L3キャッシュを示している。2基のコンピュートタイルを積む最上位構成(16+32)では288MB、単一タイルでも最大144MBに達する。最上位の288MBは、9950X3D2の208MBを単純計算で38%上回る容量だ。 Intel Nova Lake-S bLLC SKU ラインナップ(リーク情報) 項目 16+32

Ryzen 9 9950X3D2、予約価格が999ドルに

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Ryzen 9 9950X3D2、予約価格が999ドルに

希望小売価格は899ドルのはずが、Amazonは100ドル上乗せした999.99ドルで予約を受け付けている。AMDは価格変更を否定したが、最終価格を決めるのは小売店だ。 希望価格899ドル、実売999.99ドル Amazonは4月22日の発売に合わせてRyzen 9 9950X3D2を999.99ドルで予約受付中で、AMDの希望小売価格より100ドル高く、Ryzen 9 9950X3Dの現行価格より340ドル高い水準にある。税込にすれば1080ドル前後、日本円換算でおおよそ17万2000円まで跳ね上がる。 AMDは4月上旬に公式の希望小売価格を 899ドル として発表していた。それが発売1週間を切って、主要小売で100ドル上乗せされた姿で現れた形になる。 AMDはTom's Hardwareの取材に対し、推奨小売価格(SEP)は899ドルで変わらないと明言している。ただし、AMDが小売店の最終価格を決められるわけではない。需要があれば1000ドルで売ることもできる、というのが現実のルールだ。 価格発表の面倒なところは、まさにここにある。MSRPは「こう売ってほしい」というA