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FCC、太陽光反射衛星Earendil-1を承認。鏡の影響は「管轄外」

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FCC、太陽光反射衛星Earendil-1を承認。鏡の影響は「管轄外」

夜の地上へ太陽光を反射する衛星Earendil-1の打ち上げを、米連邦通信委員会が7月9日に承認した。審査したのは無線通信と宇宙ゴミ対策だけで、巨大な鏡そのものを審査した機関はどこにもない。承認の8日前、天文学界はこの構想の影響を数字で示していた。 夜に太陽光を売る会社 米連邦通信委員会(FCC)は現地時間7月9日、カリフォルニアのスタートアップReflect Orbital(リフレクト・オービタル)に対し、実証衛星「Earendil-1(エアレンディル1号)」の打ち上げと運用を認可した。18m四方の薄膜反射鏡を軌道上で広げ、夜側の地上の指定した場所へ太陽光を数分間反射する。年内の打ち上げを予定しており、衛星本体の質量は142kg、運用高度は625km前後、光のスポットは直径約5kmになるという。 Reflect Orbitalは自らを「The Sunlight Company(太陽光の会社)」と名乗る。夜間の太陽光発電、建設現場や災害現場の夜間照明、農作物の生育調整。そうした使い道を挙げ、太陽光そのものを商品として売る構想を掲げている。 Earendil-1という名前は、ト

宇宙の「演算拠点」が静かに稼働し始めた 地上データセンターへの逆風が後押しするKeplerの軌道コンピュータ

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宇宙の「演算拠点」が静かに稼働し始めた 地上データセンターへの逆風が後押しするKeplerの軌道コンピュータ

現在、地球を周回しながらAIワークロードを処理しているコンピュータクラスターがある。 宇宙最大の計算クラスター、商用稼働 カナダの衛星通信企業Kepler Communicationsが今年1月にスペースX Falcon 9で打ち上げた10基の衛星群が、3月に軌道上でひとつながりの計算網として稼働を開始した。 搭載されているのはNVIDIA Jetson Orinモジュールが合計40基。各衛星はレーザー光通信リンクで相互接続されており、現時点で軌道上に存在する最大の分散コンピュータクラスターとして商用運用に入っている。顧客数はすでに18社に達し、最新顧客として宇宙向けコンピュータを開発するスタートアップ、Sophia Spaceが加わった。 Kepler CEOのミナ・ミトリは「データが地上に戻るのを待つのではなく、軌道上で処理・転送・活用できる。地上の計算環境の自然な延長だ」と述べている。 大手メディアの取材でミトリが強調したのは、Keplerの自己定義についてだ。同社は「宇宙のデータセンター企業」ではなく、「宇宙のインフラ企業」だと言う。衛星同士を結ぶネットワーク層とし