バグ

スマートフォン連携のメモリリーク、最大56GBの報告が3年放置

Windows

スマートフォン連携のメモリリーク、最大56GBの報告が3年放置

PCとスマートフォンをつなぐPhone Linkのバックグラウンドプロセスが、数十GBのメモリを消費し続ける報告が3年にわたって積み上がっている。Microsoftは公式に認めていない。 ゲーム中に25GB、翌朝56GB Windows 11には「スマートフォン連携」(Phone Link)というアプリが標準で入っている。PCとスマートフォンを接続し、通知の確認や通話、写真の閲覧をPC上で行える。 バックグラウンドではMicrosoft Cross Device Serviceというプロセスが常駐して同期処理を担う。このプロセスのメモリ消費が異常に膨らむ不具合が、繰り返し報告されている。 直近では、r/Windows11に投稿されたスレッドが注目を集めた。投稿者はゲーム中にPCが急激に遅くなり、タスクマネージャーを開こうとしたが、表示まで3分かかった。 Why you should not use Smartphone Link by u/CoolerC94 in Windows11 ようやく開いた画面で、Cross Device Serviceが25〜30GBのR

Windows起動時の白いウィンドウ。原因はChromeだった

Windows

Windows起動時の白いウィンドウ。原因はChromeだった

Windows 10・11で起動直後に正体不明の白いウィンドウが一瞬現れ、操作を遮ったあと消える現象が報告されている。Google Chromeのバックグラウンドタスクが原因とみられ、タスクスケジューラから無効化する対処法が共有されている。 電源を入れたら白いウィンドウが出る PCを起動すると、画面の左上に大きな白いウィンドウが現れる。タイトルバーもメニューもない。 背面のデスクトップやアプリには触れない。数秒で消えるが、毎回出る環境もあれば、たまにしか出ない環境もある。 この現象がRedditの r/WindowsHelpで報告され、同じ症状を訴えるユーザーが続いた。投稿者のOSはWindows 10 Homeだが、別のユーザーがWindows 11 25H2 InsiderビルドやWindows 10の別バージョンでも再現を確認している。 当初はAMDのグラフィックスドライバーが疑われた。しかしIntel環境でも発生しており、GPU固有の問題ではない。 Chromeが裏で動かしているもの 原因の候補として投稿者が特定したのは、タスクスケジューラに登録されているRu

Outlook for Macで返信すると会話が消えるバグ。修正の見通しなし

Microsoft

Outlook for Macで返信すると会話が消えるバグ。修正の見通しなし

返信ボタンを押した瞬間、メールの会話履歴が消える。6月中旬以降、Mac版Outlookのレガシークライアントで起きている不具合だ。直前のやりとりも、その前の経緯も、返信ウィンドウには何も残らない。メールクライアントとして最も基本的な機能が壊れている。 何が起きているのか バージョン16.110(ビルド26061317)へのアップデートが原因だ。6月18日前後に自動更新で配信されたこのビルドを適用すると、返信や転送の際に元のメッセージ本文が一切表示されなくなる。件名と差出人のヘッダーだけが残り、肝心の本文は空白。転送に至っては、中身のないメールを相手に送ることになる。 影響を受けるのはHTML形式のメールだ。プレーンテキストのメールでは症状が出ない。Microsoftのサポートフォーラムには5月中旬から散発的に報告が上がっていたが、ビルド26061317の自動配信が広がった先週から投稿が一気に増えた。Microsoft Q&Aには少なくとも10件以上の個別スレッドが立ち、いずれも同じ症状を訴えている。 Microsoftは6月17日付でサポートページを公開し、バグを「調査中」と

スクリプト実行で全データ削除 コンサル報告との食い違いを検証

テクノロジー

スクリプト実行で全データ削除 コンサル報告との食い違いを検証

テスト自動化の仕事で600本まで積み上がった動画ファイル。丁寧にデバッグして実行したスクリプトは、意図した1ファイルだけでなく、顧客のテスト管理ツールが使っていたコンテナ内のデータをすべて消した。本人はバグとして報告し、顧客は疑わなかった。そんな告白が英IT媒体The Registerの読者投稿コラムに掲載された。 丁寧にデバッグしたのに、なぜ消えたのか テスト証跡として録画した動画ファイルは、1本あたりの容量こそ小さい。だが600本になれば管理は面倒になる。手動削除は現実的でないと判断し、エヴァン(Evan)氏はスクリプトを書いた。 Consultant mistakenly deleted a ton of data – but reported it as a bugAnd he got away with it too!theregisterSimon Sharwood 本人の言葉によれば慎重に作業したようで、ブレークポイントを使って一行ずつ実行し、変数の値を確認し、対象の1ファイルだけを削除するところまで確かめた。そして走らせた。

YouTubeの無限ループでタブが7GB食う、原因はボタン列

YouTube

YouTubeの無限ループでタブが7GB食う、原因はボタン列

YouTubeを開くと、そのタブだけでメモリを7GB食い、CPUコアが張り付いて画面が固まる。世界中のユーザーが先週から同じ症状を訴えている。原因はYouTube側のたった数十行のJavaScriptで、ブラウザはほぼ無実だった。 7GB食うタブと、エンジニアが見つけた無限ループ YouTubeを再生していると突然タブが重くなり、CPUが100%に張り付き、最悪はブラウザ全体がフリーズする。先週末からr/firefoxを中心にこの報告が急増し、Tom's Hardwareによれば、個別のYouTubeタブだけで 7GB超のRAM を消費するケースまで観測されている。 最初は「Firefoxのアップデートが悪い」と疑われた。だが同じ症状はBraveやMicrosoft Edgeでも起きていて、 ブラウザ依存ではない ことがすぐに分かった。共通点はただ一つ、YouTubeを開いていることだった。 Mozillaのバグトラッカー(Bugzilla)に「YouTube gets in a loop where paints take longer and longer」(描画が次第に

Rufus 4.14、要件回避設定が毎回戻るバグ

Rufus

Rufus 4.14、要件回避設定が毎回戻るバグ

USBブートメディア作成の定番ツール「Rufus」の最新版4.14で、Windows 11のハードウェア要件をバイパスする設定が次回起動時にリセットされる不具合が報告されている。開発者本人が原因を特定し、修正に動いている。 設定が「毎回オンに戻る」というやっかいなバグ 不具合の内容はシンプルで、ある意味たちが悪い。 ポータブル版のRufus 4.14でUSBメディアを作る際、ユーザーが「Windows User Experience」(WUE)ダイアログのチェックボックスを全部外しても、次にRufusを起動したときに「4GB以上のRAM、Secure Boot、TPM 2.0の要件を削除」のチェックだけが勝手に復活してしまう。前バージョンの4.13までは、ユーザーが選んだ状態をきちんと記憶していた。 最初に問題を報告したのはGitHubユーザーのzoomwaffleで、issue #2965として登録されたのが日本時間の5月2日。報告にはこう書かれている。 4.13ではうまく動いていて、次回USBスティックを作るときも自分の設定が記憶されていた。4.14ではチェックボックス

iOS更新後にiPhoneへログインできない事例 学生が復旧まで1週間

Apple

iOS更新後にiPhoneへログインできない事例 学生が復旧まで1週間

パスコードは変えていない。忘れてもいない。ただiOSをアップデートしただけなのに、翌日から自分のiPhoneに入れなくなった──そんな事態が現実に起きている。 アップデートした翌日から、自分のiPhoneに入れなくなった コナー・バーン(21歳)は、4月5日にiPhone 13をiOS 26.4へアップデートした。その日を境に、自分の端末に入れなくなった。 パスコードを忘れたわけではない。バーンは4桁の数字ではなく、英数字にチェコ語の特殊文字「ハーチェク(ˇ)」を組み合わせたパスコードを使っていた。セキュリティを真剣に考えた人間が自然に行き着く選択だ。だがiOS 26.4がロック画面のキーボードからハーチェクを事実上消してしまった。 結果、正しいパスコードを知っていても、その文字を入力する手段がなくなった。 ハーチェクは「č」「š」「ž」など、チェコ語・スロバキア語・スロベニア語などで使われる発音記号。iOS 18まではロック画面のキーボードに存在していたが、iOS 26以降、カスタムパスコード入力画面から消えた。 アップデート後のキーボードでは、ハーチェクが別のアクセン