AI
Claudeの透かし機能をMarkdown共同開発者が批判 文章生成への影響を指摘
Anthropicのテキスト透かしに、Markdownの生みの親であるジョン・グルーバー氏が長大な批判記事を公開した。語の選択を変える以上、品質に影響がないはずがない、という論旨だ。
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Anthropicのテキスト透かしに、Markdownの生みの親であるジョン・グルーバー氏が長大な批判記事を公開した。語の選択を変える以上、品質に影響がないはずがない、という論旨だ。
AI
IPOを控えるAI企業の舞台裏に、もう一人の主役がいた。ダリオ・アモデイの妻カミ・クラーク。公式な肩書は何もないが、初期投資家の紹介から政治的人脈の構築まで、Anthropicの要所に彼女の影がある。
AI
AnthropicがClaude Sonnet 5のAPI価格を据え置くと発表した。9月1日に予定されていた50%の値上げは撤回。ただ、トークナイザの問題は残っている。
半導体
中国最大のDRAMメーカーが上場初日に中国A株市場で最も時価総額の高い企業になった。 約86億ドルの調達と初日の急騰 CXMT(長鑫存儲技術)を傘下に置く長鑫科技集団が現地時間7月27日、上海証券取引所の科創板(STARマーケット)に上場した。 IPO価格は1株8.66元。初値は49.50元で、公開価格の約5.7倍をつけた。午前の取引終了時点では54.65元まで上昇し、上昇率は一時531%に達した。 終値は49元で、上場初日の値上がり幅は約466%。時価総額は約3兆3000億元(約80兆円)に膨らみ、中国工商銀行の約2兆6000億元を上回って中国A株市場で最大の上場企業となった。 発行株数は66億8800万株。基本の公開分で579億2000万元(約86億ドル)を調達した。オーバーアロットメント(追加売出し)をすべて行使した場合、総額は最大666億元に達する。2020年のSMIC(中芯国際)を超え、中国本土の半導体企業としては過去最大のIPOだ。中国A株市場全体でも、2010年の中国農業銀行に次ぐ史上2番目の規模となった。 メモリ不足が押し上げた業績 CXMTは2016
CXMT
中国最大のDRAMメーカーCXMTが、Huawei系の装置ベンダーのエンジニアを研究開発拠点から排除した。AI需要で急成長した新興メモリメーカーが、Huaweiに対してもDRAMの値上げを押し通している。 Huaweiにも譲らない値上げ 6月、安徽省合肥にあるCXMT(ChangXin Memory Technologies、長鑫存儲技術)の中核研究開発区域で、クリーンルームの装置メンテナンスにあたっていたエンジニアが突然退去を命じられた。工具をまとめて即日退去。事前の通告はなかった。 排除されたエンジニアが所属するのは、Reutersの報道によればSiCarrier(新凱来技術)。Huaweiと密接な協力関係にある半導体製造装置メーカーで、DUV露光装置を使った微細加工技術(SAQP)をHuaweiと共同開発した実績を持つ。 SiCarrierの幹部は、この排除がCXMTとHuaweiの間の「力の争い」の結果だと結論づけた。両社の取引関係自体は続いているが、エンジニアの復帰は認められていない。CXMT、Huawei、SiCarrierの3社はいずれもコメントを拒否している。
宇宙
SpaceXのStarship 13回目の飛行試験は、発射台で終わった。7月20日、エンジンを交換して再挑戦する。 33基のうち4基が沈黙した 現地時間7月16日17時45分(日本時間7月17日7時45分)、テキサス州スターベースから、Starship V3の2回目の飛行試験が始まるはずだった。 Super Heavyブースターに搭載された33基のRaptor 3エンジンに点火信号が送られた。29基は応答したが、残る4基が起動パラメータを満たさず、フライトコンピュータがT-0で自動中止を発動した。発射台と機体の双方を損傷から守る設計どおりの判断であり、打ち上げ窓はそこで閉じている。 イーロン・マスク(Elon Musk)氏は中止直後、2基のRaptorを交換すると表明した。問題の原因はまだ公表されていない。 上段と下段の切り離し(デスタック)が必要かどうかも不明のままだったが、SpaceXはブースターとShipをそれぞれ格納庫に戻し、エンジン交換と最終点検を3日間で完了させた。再組み立て後の機体は7月18日に発射台へ再設置されている。 Flight 13:中止
半導体
Samsung、SK hynix、Micronに次ぐ「第4のDRAMメーカー」として存在感を増す中国CXMTに、大手PCメーカーの発注が殺到している。生産能力は2027年末まで予約で埋まり、中小OEMにはほとんど枠が残っていない。 大手が押さえ、中小が弾かれる CXMTのDRAM生産能力が、2027年末まで予約で埋まった。サプライチェーン筋の情報として報じられている。 割り当てを確保できたのはDell、HP、Appleといった大手PCメーカーに限られる。購入量で交渉力を持つ企業が、過去の水準を上回る価格であっても長期契約を結んでいる。デスクトップやノートPC市場でのプレゼンスが小さいブランドには、ほとんど枠が回っていない。 Samsung、SK hynix、Micronの大手3社がAI向けHBM生産に製造ラインを集中させた結果、汎用DRAMの供給が逼迫している。PC向けメモリの調達先は構造的に細り、CXMTは「代替」ではなく「争奪対象」に変わった。 SK hynixのクァク・ノジョン(Kwak Noh-jung)CEOは7月10日、2027年が供給面で「業界史上最悪の年にな
CXMT
DRAM不足の中で急拡大するCXMTのDDR5に、マザーボードメーカー自身が品質面の課題を報告した。上場まで12日。量と質のギャップが数字で見え始めている。 8600 MT/sは回ったが、中身が違う ASUSがCXMT製DDR5ダイのオーバークロック特性を検証した結果を、オーバークロッカーのSafedisk氏がまとめ、UNIKO's Hardwareが7月15日に共有した。SK Hynix製ダイとの差が明確に出ている。 kingbank 2x24 6000c36 1.25 kit (cxmt 3gb dies) on asus c10a manual oc to 8600c44 mt 100% key characteristics of cxmt dies - dont scale with voltage - cant tighten timings - silicon variance appears to
AI
OpenAIが米国政府に対し、自社株式の5%を譲渡する提案を行っていることが明らかになった。現時点の企業価値8520億ドルに基づけば、約426億ドル(約7兆円)に相当する。1年以上にわたる水面下の協議が、具体的な数字を伴って表面化した。 5%が意味するもの 現地時間7月2日、フィナンシャル・タイムズが事情を知る2人の関係者の話として報じた。サム・アルトマン(Sam Altman)氏ら経営陣が提案した枠組みは、OpenAI単独の話にとどまらない。米国の主要AI企業がそれぞれ株式の5%を政府の運用機関に拠出し、その配当を国民に還元する構想だ。手本として想定されているのはアラスカ永久基金。石油収入を原資に州民へ年次配当を行っている、米国内では数少ない公的資産配分の実例にあたる。 アルトマン氏はこの構想を2025年初頭にトランプ大統領に直接提案し、その後もハワード・ラトニック(Howard Lutnick)商務長官、スコット・ベッセント(Scott Bessent)財務長官と協議を重ねてきた。直近数週間ではバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員とも接触している。
AI
AIデータセンターの運用コストに占める電力の割合は約7%。宇宙で電気代を浮かせても、残り93%のチップや保守費が消えるわけではない。ソフトバンクの孫正義氏が株主総会で示した数字は、SpaceXの宇宙データセンター構想への反論であると同時に、自社が地上に賭けた14兆円を守るための論理でもある。 株主総会で出た「7%」という数字 6月23日、ソフトバンクの定時株主総会で、株主からSpaceXの宇宙データセンター構想への対応を問われた孫正義氏は、参入を明確に否定した。 宇宙にデータセンターを置く最大の売り文句は、太陽光発電による電力コストの削減だ。だが孫氏の指摘はその前提を崩す。AIデータセンターの運用コスト全体で見れば、電力が占めるのは約7%。大半はGPUをはじめとする半導体チップとその関連費用だ。宇宙に持っていったところで、チップの値段は変わらない。むしろ打ち上げ費用、通信遅延、軌道上での保守という新たなコストが積み上がる。 「宇宙での成果は十数年かかる。AIの戦いはいま目の前の十数年で勝利者が決まる」。孫氏はマスク氏を「大変な改革者」と評価したうえで、時間軸の違いを強調した。
AI
6月8日に機密S-1を提出したばかりのOpenAIが、IPOの延期を検討している。2026年内の上場を目指していた計画は、わずか2週間で揺らいだ。 SpaceXが見せた「その後」 きっかけはSpaceXだった。 6月12日にNASDAQへ上場したSpaceXは、850億ドル以上を調達し、時価総額は一時2兆ドルを超えた。史上最大のIPO。だが株価は上場後わずか4日で天井をつけ、6月16日の225.64ドルから急落。6月26日時点では153ドル付近で推移している。上場時の公開価格135ドルに対してかろうじてプラスを保っているだけだ。 この急落が、OpenAIのアドバイザーを動かした。 関係者3名の証言として報じられた内容によれば、アドバイザーはこの1週間でアルトマン(Sam Altman)氏に対し、現在の市場環境では個人投資家の買い意欲が集まりにくいと警告した。テック株全体が下落基調にあり、AI企業の評価額に対する疑念も広がっている。 「1兆ドル」に退路はない アドバイザーが示した選択肢は二つ。2027年まで待ち、市場が安定してから1兆ドルの評価額で上場する。あるいは評価
AI
2月に中国AI新興3社の蒸留攻撃を告発したAnthropicが、今度は中国テック最大手を名指しした。標的の格が、変わった。 アリババのQwenラボが動いた 6月10日付の書簡が、6月24日に報じられた。宛先は米上院銀行委員会のティム・スコット(Tim Scott)委員長とエリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)筆頭理事。Anthropicはこの書簡で、アリババとそのAI研究部門Qwen(通義千問)によるClaudeへの大規模な蒸留攻撃を告発した。 数字だけで異常さが伝わる。2026年4月22日から6月5日までの約6週間で、約2万5000の不正アカウントを通じて2880万回以上のやり取りが発生した。狙われたのはClaudeのソフトウェアエンジニアリングとエージェント推論、つまりMythos Previewの商業的に最も価値のある能力だ。 2月の3社を単独で超えた Anthropicは2月、DeepSeek、MiniMax、Moonshot AIの3社がClaudeに対して産業規模の蒸留攻撃を行っていたと公表した。3社合計で約2万4000アカウント、1600
モビリティ
タクシーを呼べない。都心の雨の日も、地方の終電後も、アプリを開いて「付近に車両がありません」の表示を眺めた経験のある人は少なくないだろう。配車アプリGOが6月16日、東証グロース市場に上場した。2026年の国内IPO最大規模だ。公開価格2,400円に対して初値は2,910円、21%上回った。調達した886億円はロボタクシーの研究開発と、タクシー業界を軸にしたM&Aに充てるという。 運転手がいなくなる国で GOが上場資金を自動運転に振り向ける判断は、ひとつの数字から読める。 日本のタクシー運転手は、2019年の約29万人から2023年には約23万人へ、およそ20%減った。コロナ禍で高齢の乗務員が辞め、需要が戻っても人は戻らなかった。国土交通省のデータでは充足率が約80%にとどまる。足りない2割は、そのまま「乗りたいのに乗れない」体験として街に染み出している。 2024年4月に始まった日本版ライドシェアも、この穴を埋めるには至っていない。タクシー会社の管理下でしか運行できず、対象エリアも時間帯も限定される。海外のUberやLyftのような自由参入とはまるで違う。人口減少が止まらな
AI
OpenAIが、トランプ政権でAI政策の中枢にいた人物を新チームの長に迎える。Anthropicが米政府の輸出規制で最新モデルを止められた、その翌週の人事だ。 「内側に入らなければ前に進めない」 ディーン・ボール(Dean W. Ball)氏が6月18日、OpenAIへの参加を発表した。入社は7月6日付で、OpenAIが新設するStrategic Futures(戦略的未来)チームを率いる。最高戦略責任者ジェイソン・クォン(Jason Kwon)氏の直属だ。 ボール氏はトランプ政権下でホワイトハウス科学技術政策局のAI・新興技術担当上級政策アドバイザーを務めた。2025年7月の「AIアクションプラン」の主要起草者であり、米国のAI政策の骨格を内側から書いた当事者だ。退任後はFoundation for American Innovation(テクノロジー規制緩和を掲げる中道右派のシンクタンク)のシニアフェローに復帰し、「Hyperdimensional」と題したSubstackでAI政策の分析を発信し続けてきた。OpenAI入社後もFAIには非常勤で残る。 Strategic