セキュリティ
JDownloader公式サイト侵害、24時間マルウェア配布
ダウンロード支援ツール「JDownloader」の公式サイトが侵害され、Windows・Linux向けインストーラが署名なしマルウェアに差し替えられていた。気付いたのはRedditユーザーひとりだった。
セキュリティ
ダウンロード支援ツール「JDownloader」の公式サイトが侵害され、Windows・Linux向けインストーラが署名なしマルウェアに差し替えられていた。気付いたのはRedditユーザーひとりだった。
Linux
4月30日夜から続いていたCanonicalへの大規模DDoSが、5月6日に終結した。Canonicalは恐喝を退けたが、6日間のダウンタイムが残したのは「無傷の勝利」ではない。 終結はCanonical公式の言葉で確定した 5月6日 03:26 UTC(日本時間 12:26)、Canonicalは公式X(@Canonical)と公式Discourseで攻撃の収束を発表した。投稿は短い。 最近のサービス停止について、心からお詫びいたします。現段階で、DDoS攻撃で影響を受けたサービスに対する緩和措置を実装し、復旧を完了しました。詳細はDiscourseの更新を参照してください。 「mitigations and restored」という言い回しは、攻撃が完全に止んだという意味ではない。Canonicalが攻撃トラフィックをいなす仕組みを実装し、ユーザー側から見えるサービスを正常状態に戻した、という意味だ。攻撃側が再び手を変えて戻ってくる可能性は依然として残る。声明の続きにある「一部サービスで部分的な性能低下を経験する可能性がある」という注記が、その含みを示している。 ステー
セキュリティ
Copy Failの次が来た。「Dirty Frag」は主要なLinuxディストリビューションすべてでroot権限を奪取できる脆弱性だ。CVEは未割り当て、パッチは存在しない。 何が起きているのか Linuxカーネルのセキュリティを揺るがす脆弱性が、わずか1週間の間に2件続いた。 5月初旬に明らかになった Copy Fail(CVE-2026-31431)の余韻が続く中、ヒョンウ・キム氏はDirty Fragと名付けた新たな脆弱性クラスを公開した。2つの脆弱性をチェーン(連鎖)させ、Ubuntu・RHEL・Fedora・CentOS Stream・AlmaLinux・openSUSE Tumbleweedといった主要ディストリビューションのすべてでroot権限昇格を達成する。 Copy Failの直後にLinux全体が影響を受ける権限昇格が出てきた。CVE番号もパッチも存在しない状態で exploit が公開されている。 事態をさらに複雑にしているのが、公開の経緯だ。責任ある開示(いわゆるエンバーゴ)の期間中に無関係の第三者が exploit を公開してしまい、計画が崩れた
Linux
1万円以下で買える10GbE USBアダプタが、ようやくLinuxカーネル標準ドライバで動くようになる。net-nextへのマージは5月6日。実機テストでは8.96Gbpsを記録した。
Linux
Linux定番ゲームマネージャ「Lutris」の創設者が、Claude生成コードのコミットから共著者表記を削除した。AI使用そのものより、この「隠した」行為がGPLライセンスの土台を直接揺らしている。 「LLM生成コミットが増えていないか」という一つの問いから 事の発端は、GitHubに投げられた素朴な疑問にある。あるユーザーが「Lutrisはslop(雑なコード)になっているのか?」というイシューを開き、「LLM生成と思われるコミットが増えている」と指摘した。Lutrisは2009年から続くLinux向けのオープンソースゲームマネージャで、Wineを介してWindows用ゲームを動かしたり、エミュレータを統合したりするための定番ツールだ。 これに対し、創設者のマチュー・コマンドン(Mathieu Comandon、GitHubではstrycore)は正面から認めている。30年以上の開発経験があり、いま使っているのは現時点で最良のツールだ、と。健康問題やうつ病で去年こなせなかった作業に追いつくうえで、Claudeは大きな助けになった、とも書いている。 ここまでは、AIコーディ
Linux
10年以上Linuxにファームウェア更新を届けてきた基幹インフラに、ついに大口OEMの正式な資金が入る。年10万ドルのプレミア枠は、これまで空席だった。
Ubuntu
連休前夜から始まったCanonicalへの大規模DDoSは、現地時間5月5日の現在も終結していない。「まだつながらない」という日本ユーザーの感覚は気のせいではなく、攻撃そのものが波のように戻ってきている事実を反映していた。 攻撃は終わっていなかった 英語圏のテック媒体は5月4日付けで「全サービス復旧」と書いた。しかし、Canonical公式ステータスページを15分間隔で観測しているStatusGatorのログには、もっと正直な数字が残っている。 2026年5月のCanonicalダウンタイム(StatusGator観測) 5月1日:19時間18分/5月2日:44分/5月3日:メンテナンス2時間59分とダウン20時間58分/5月4日:10時間13分/5月5日:11時間6分(本記事執筆中も継続中) 5月2日にいったん収束したように見え、楽観的な復旧宣言が各媒体で出た。だが5月3日に再び20時間超のダウンが記録され、5月4日も10時間以上、そして本日5月5日も11時間を超える停止が続いている。 5月5日午前9:05(UTC)開始のインシデントは執筆時点で3時間24分継続中、別系
Linux
DHH率いるArch Linux系ディストリビューション「Omarchy」が3.7をリリースした。コードネームは「The Gaming Edition」。開発者向けの色合いから、ゲーミング統合環境へと舵を切る大型アップデートだ。
Linux
Linuxカーネルには現在およそ69ものファイルシステムが同居している。そして今、その「増えすぎ」に歯止めをかけるためのドキュメントが用意されつつある。
Rust
Rustで書かれたbash/POSIX互換シェル「brush」のv0.4.0が公開された。200超のプルリクエストを束ね、set -eやpipefailが本物のbash挙動になり、macOSログインシェルにも据えられる。本気の到達点だ。
Windows 11
Valveが公開した4月のSteamハードウェア調査で、Windows 11のシェアが67.74%まで伸びている。サポートが終わったWindows 10も25.63%を保っており、4分の1のSteamユーザーはまだ移行していない。 サポート終了から半年、それでも残るWindows 10ユーザー Valveの最新Steamハードウェア&ソフトウェア調査が公開された。Windows 11は前月比0.89ポイント増の67.74%まで伸び、Steam上のOSとして主役の地位を固めた。一方でWindows 10は25.63%、わずか0.27ポイントの上昇にとどまった。 注目すべきはこの数字の組み合わせだ。Microsoftは2025年10月14日でWindows 10のメインストリームサポートを正式に打ち切っている。それから半年が経過した時点で、Steamで遊ぶPCの 4分の1 がまだWindows 10で動いている。Microsoftの想定したシナリオは「サポート終了の警告でユーザーが一斉にWindows 11へ移る」というものだったはずだが、ゲーマー人口の動きはそれほど素直ではない。
Linux
ubuntu.comは戻った。だがlaunchpad.netはなお攻撃下にあり、Canonicalは「DoS中にトラフィックを厳しく制限する」防御モードに切り替わった。 「終わった」ではなく「絞っている」 ステータスページが、ある重要な事実を明かしている。日本時間5月3日 08:52、launchpad.netとppa.launchpad.netが「Custom maintenance」のステータスに入った。 そこに添えられた説明は短く、しかし決定的だ。 severely restricting traffic to launchpad during DoS. Alert override(DoS中にlaunchpadへのトラフィックを厳しく制限している。アラートを上書き) Canonicalが、攻撃継続中であることを認めながら、アラートを意図的に黙らせている状態だ。これは防御策の一環であって、復旧ではない。 「Major Outage」ではなく「Custom maintenance」になっている理由はここにある。本当に落ちているわけではない。ただ、Canonicalが攻
cPanel
cPanelの認証を素通りで突破できる致命的な穴が、約2か月間ゼロデイとして使われていた。パッチ公開から数日、すでに4万4000台のサーバが侵害され、Linux向けの新種ランサムウェアでファイルが暗号化されている。復号は事実上不可能だ。 致命傷は「ログインしなくてもroot」 問題の脆弱性はCVE-2026-41940として識別され、CVSSスコアは9.8。10点満点中の最高峰に近い。cPanelとWHMの11.40より後の全バージョンに影響し、認証フローの欠陥によって認証されていないリモート攻撃者が制御パネルにアクセスできるというものだ。 cPanelとは、共有ホスティング契約者が自分のサイトを管理するためのウェブダッシュボード。WHM(WebHost Manager)はその上位にあり、ホスティング事業者がサーバ全体を管理するための管理画面だ。今回の穴は、両方の入り口を素通りで突破できる。 技術的にはCRLFインジェクションと呼ばれる手法が使われている。攻撃者が認証前のセッションファイルに細工した行を注入すると、cpsrvdがそれを再解析する際に、user=root、has
Linux
732バイトのPythonスクリプトで、Linuxの一般ユーザーが管理者権限を奪える。2017年から9年間潜んでいたこの欠陥は、人ではなくAIスキャナーがわずか1時間で見つけ出した。Microsoftまでもが警告に動いた理由がここにある。 Microsoftが「Linuxの脆弱性」を警告するという異例の事態 Linuxカーネルに、主要ディストリビューションすべてを直撃する権限昇格の欠陥が公開されている。識別子は CVE-2026-31431 、通称「Copy Fail」。CVSSスコアは7.8(HIGH)で、2026年4月29日にセキュリティ企業Theori(テオリ)が詳細を公開した。 異例なのは、Microsoftが自社のセキュリティブログでこの欠陥に関する詳細な警告を出している点だ。Microsoft Defender XDRに検出シグネチャを実装し、Microsoft自身がLinux運用者に対して「即時パッチ適用」を呼びかけている。米国土安全保障省のサイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)も2026年5月1日付で、悪用が確認された脆弱性をまとめ