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Microsoft「32GBは安心ライン」を正常化、肥らせた張本人は誰か

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Microsoft「32GBは安心ライン」を正常化、肥らせた張本人は誰か

DRAM価格が四半期で90%跳ね上がった2026年、MicrosoftはWindows 11ゲーミングPCの公式ガイドで32GBを「no worries(心配無用)」推奨として格上げした。問題は、Windowsを膨張させてきた当事者がMicrosoft自身だという点にある。 「16GBが下限、32GBが安心ゾーン」という新しい売り文句 Microsoftの公式ガイド「Windows Learning Center」のゲーミングPCページが、いつの間にか書き換わっていた。Windows Latestがこの変更を発見し、独自に検証している。 「16GB RAMは必須、32GBは心配無用ゾーン」。Microsoftが今、買い手にWindowsゲーミングPCの最良像として刷り込みたい売り文句がこれだ。Windows Latestはこの推奨について、通常のサポートドキュメントではなくMicrosoftのマーケティング部門からの直接メッセージだと指摘している。 「32GBへの増設は、Discord・ブラウザ・ストリーミングツールをゲームと並行して動かす場合に効く」 Microsoftは

DDR5メモリ、日本で4ヶ月ぶり値下がりの兆し

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DDR5メモリ、日本で4ヶ月ぶり値下がりの兆し

64GBキットが80,000円を割り込み、日本国内の一部小売で記録的な高値からの反落が始まっている。とはいえ昨年比では依然として数倍の水準で、AIデータセンター需要が支配する構造は何も変わっていない。 4ヶ月ぶりに5万円台前半まで戻した64GBキット 日本市場で異変が起きている。Wccftechが報じたところによれば、4月中旬の時点で複数のDDR5メモリキットが直近4ヶ月で最も低い水準まで価格を落とし、64GB(32GBx2)のDDR5-4800キットが80,000円を下回って販売されている。 ドル換算でおよそ489ドル、前月比で 約21.8% の値下がりだ。世界の大半の地域では同容量のDDR5デスクトップ向けキットが800ドル超で取引されている現状を踏まえれば、これは控えめに言っても「異例の安さ」になる。 ただし喜んでいい話なのかは別問題だ。昨年同時期と比べれば、依然として数倍の価格帯にとどまっている。10%程度の下落で「安い」と感じてしまう感覚そのものが、この一年でメモリ市場がどれほど歪んだかを物語っている。 4ヶ月ぶりという但し書きが示すのは、回復ではなく「束の間の踊

1メガビットDRAM商用化から40年、主役は三度入れ替わった

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1メガビットDRAM商用化から40年、主役は三度入れ替わった

40年前の今日、IBMが世界で初めて1メガビットDRAMを商用機に載せた。日本勢が世界シェアの75%を押さえつつあった時代、米国が「まだ先頭にいる」と示したかった一枚のチップだった。 40年前の今日、メガビット時代が開いた 1986年4月18日、IBMが世界で初めて1メガビットのDRAMチップを商用コンピューターに搭載したと報じられた。搭載先は同社のメインフレーム IBM 3090(Sierraシリーズ)。前年に発表されたばかりのフラグシップ機だ。 当時の個人向けPCに積まれていたのは 64キロビット のメモリチップが主流で、日本勢が量産していた最先端も256キロビットにすぎなかった。一気にその4倍の容量を、1.2ミクロンプロセスで実現したのがIBMの新チップだった。 チップは米バーモント州エセックス・ジャンクションの半導体工場で作られた。IBMはそこを強調した。上級副社長のジャック・D・キューラー(Jack D. Kuehler)は、これを「我々の半導体技術における先進性の証」と位置づけた。 東京の工場ではなく、我が社のバーモント工場で作られたチップ。キューラーはその一点

DDR4スポット価格が1年ぶり下落、2200%高騰は転換点か

メモリ

DDR4スポット価格が1年ぶり下落、2200%高騰は転換点か

AIが引き起こしたメモリ危機に、ようやく最初のひび割れが見えた。ただし、それが誰にとっての朗報なのかは、もう少し慎重に見る必要がある。 スポット市場に現れた「最初の亀裂」 DDR4 16Gbチップのスポット価格が、3月に前月比で約5%下落した。2025年2月以来、およそ1年ぶりの月間マイナスだ。 数字だけ聞けば良いニュースに思える。だが、背景を知ると印象は変わる。このチップは2025年3月時点で約3.20ドル(約510円)だった。それが1年で74.10ドル(約1万1,800円)まで駆け上がり、上昇率は2,200%を超えた。5%の調整とは、頂上付近でわずかに足を滑らせた程度の話にすぎない。 DDR5 16Gbも同様の軌跡をたどっている。昨年の5.30ドルから37.20ドルへと約600%上昇し、こちらも同程度の下落を記録した。特に中国のチャネル市場では動きが顕著で、32GB DDR5キットが月間で27%下落、DDR4の8GBおよび16GBモジュールも週単位で25%の値下がりを見せている。 DDR4 / DDR5 16Gbスポット価格(2025年3月 → 2026年3月