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Microsoft、Outlookの検索に割り込むCopilotを撤回

Microsoft

Microsoft、Outlookの検索に割り込むCopilotを撤回

Outlookの検索欄にCopilotの提案を割り込ませる機能を、Microsoftが取りやめた。AI機能の撤回は同社としては異例だが、別の経路ではCopilot統合がむしろ加速している。 メールを探すだけなのに Microsoftは2026年4月、Outlookの検索メニューにCopilotを組み込むとMicrosoft 365ロードマップで告知した。検索欄にキーワードを入力すると、通常のメールやカレンダーの検索結果よりも上にCopilotの提案が表示される仕様で、6月から展開が始まっていた。 提案の中身は、AIが生成した検索候補と短い要約だ。Microsoftはこれを「文脈に応じた最適な検索結果」と位置づけていたが、実際にはメールを探したいだけのユーザーが、Copilotの提案をスクロールで飛ばさなければ目的の結果にたどり着けない状態が生まれた。 しかも、この機能を簡単にオフにする手段がなかった。対象はOutlook for Windows、Android、iOS、Webの全環境に及び、Outlook(クラシック)だけが当初から対象外だった。 異例の撤回 ロードマッ

Outlook classicにもCopilotボタン、8月から展開へ

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Outlook classicにもCopilotボタン、8月から展開へ

Microsoftが、Outlook classicにCopilotの専用ボタンを追加する。Word、Excel、PowerPointで先行していたCopilotボタンの統一配置が、従来型のメールクライアントにも広がる。 「どこにでもいるCopilot」の次の一手 Microsoft 365ロードマップに新たな項目が追加された。ロードマップID 567007の内容は、Outlook classic(従来のデスクトップ版Outlook)にCopilotの専用エントリポイントを設ける計画だ。2026年8月から全環境に展開が始まる。 具体的な配置場所は明記されていないが、Web版Outlookや新しいOutlookと同じリボン上部にボタンが置かれるとみられている。Word、PowerPoint、Excel、Web版Outlookではすでにアプリ上部にCopilotボタンが常駐している。開いているファイルやMicrosoft 365のデータを文脈として取り込む設計で、Outlook classicだけがこの統一から外れていた。 ロードマップによれば、対象はCurrent Channe

廃止予定のOutlookにもCopilotを押し込むMicrosoft

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廃止予定のOutlookにもCopilotを押し込むMicrosoft

Microsoftが、年末までにOutlook(クラシック)のメール作成画面にCopilotを組み込む。廃止に向かうアプリにまで新機能を入れる。アプリの寿命よりCopilotの拡大が先に来ている。 終わりかけたアプリに、新機能が来る Outlook(クラシック)は、新機能の追加がほぼ止まっている。バグ修正とセキュリティ更新だけが細々と続き、Microsoftは「新しいOutlook」への移行を繰り返し促してきた。 企業向けの自動切り替え開始も、当初の2026年4月から2027年3月へと延期された経緯がある。クラシック版のサポート自体は2029年まで続くが、方向は明確に「廃止」だ。 そのOutlook(クラシック)に、Copilotによるメール作成機能がデフォルト有効で追加される。Microsoftが管理ポータルで公開した情報によると、対象はOutlookの全バージョン(Web、モバイル、新しいOutlook、クラシック)で、クラシック版への展開は2026年末までに完了する見込みだ。 管理者が事前に何かを操作する必要はない。有効化は自動で行われる。Copilotを使いたくなけ

Outlook for Macで返信すると会話が消えるバグ。修正の見通しなし

Microsoft

Outlook for Macで返信すると会話が消えるバグ。修正の見通しなし

返信ボタンを押した瞬間、メールの会話履歴が消える。6月中旬以降、Mac版Outlookのレガシークライアントで起きている不具合だ。直前のやりとりも、その前の経緯も、返信ウィンドウには何も残らない。メールクライアントとして最も基本的な機能が壊れている。 何が起きているのか バージョン16.110(ビルド26061317)へのアップデートが原因だ。6月18日前後に自動更新で配信されたこのビルドを適用すると、返信や転送の際に元のメッセージ本文が一切表示されなくなる。件名と差出人のヘッダーだけが残り、肝心の本文は空白。転送に至っては、中身のないメールを相手に送ることになる。 影響を受けるのはHTML形式のメールだ。プレーンテキストのメールでは症状が出ない。Microsoftのサポートフォーラムには5月中旬から散発的に報告が上がっていたが、ビルド26061317の自動配信が広がった先週から投稿が一気に増えた。Microsoft Q&Aには少なくとも10件以上の個別スレッドが立ち、いずれも同じ症状を訴えている。 Microsoftは6月17日付でサポートページを公開し、バグを「調査中」と

新しいOutlook、通知から10秒待たされる。従来版は一瞬

Microsoft

新しいOutlook、通知から10秒待たされる。従来版は一瞬

Microsoftが「未来のメール体験」として推す新しいOutlookで、基本動作の遅さが改めて浮き彫りになった。Windows 11の通知をクリックしてからメールが表示されるまで約10秒。従来のOutlookクラシックなら一瞬で終わる操作だ。 通知をクリックして10秒。手動で開く方が速い 新しいOutlookの起動速度そのものは改善されている。スタートメニューからの立ち上がりはOutlookクラシックとほぼ互角で、かつてのような目に見える遅さは消えた。問題は「通知」だ。 Windows 11で新着メールの通知バナーが表示される。クリックする。アプリが立ち上がり、受信トレイを読み込み、そこからさらに該当メールにたどり着くまで約10秒。Outlookクラシックで同じ操作をすると、ほぼ即座にそのメールが開く。 0:00 /0:18 1× 0:00 /0:04 1× もっと皮肉な話がある。通知を無視してスタートメニュ

「新しいOutlook」に統合受信トレイがようやく来る

Microsoft

「新しいOutlook」に統合受信トレイがようやく来る

Microsoftが「新しいOutlook」に5つの機能追加を予告した。統合受信トレイ、お気に入りフォルダーの改善、未読カウントの制御、差し込み印刷、.PSTからの予定表・連絡先インポート。どれもクラシック版のユーザーには「いまさら」の一言だろう。だが、これが揃わなければ移行できないと多くの人が感じてきた機能でもある。 「全アカウント表示」は8月展開予定 今回の目玉は「全アカウント表示」(All accounts view)、いわゆる統合受信トレイだ。Microsoft 365のロードマップに5月27日付で追加された。展開開始は2026年8月の予定で、Windows版とWeb版の両方が対象になる。 Outlookのモバイル版やMac版では、複数アカウントのメールを一画面にまとめる機能が何年も前から使えていた。Gmailにもある。それなのにWindows版だけが取り残されていた。Microsoft 365コミュニティでは要望が年単位で積み上がり、ようやくロードマップに載った。 単にメールが一覧に並ぶだけではない。削除・アーカイブ・移動・既読マークといった操作もその場で行え、個別

Outlookが暗号化設定を無視してメールを平文で受信していた可能性

セキュリティ

Outlookが暗号化設定を無視してメールを平文で受信していた可能性

Outlookの「SSL/TLSを使用する」設定が有効でも、POP3のポート番号が110のままなら暗号化は行われない。この挙動がOutlook 2007以降で放置されていた可能性を、あるサーバー管理者の報告が明るみに出した。 20年近く眠っていた問題が、なぜ今になって見つかったのか きっかけはOutlookではなくサーバー側だった。 ドイツのサーバー管理者マリウス(Marius)氏が2026年5月末、運用するメールサーバーのOSをFedora 42からFedora 43へアップグレードした。これに伴いメールサーバーソフトウェアDovecotが2.3系から2.4.3に上がり、設定ファイルも全面的に書き直された。Dovecot 2.4では設定名が auth_allow_cleartext に変更され、暗号化されていない接続での平文認証をデフォルトで拒否する。旧バージョンでも平文認証の禁止はデフォルトだったが、多くのホスティング環境では互換性のために緩和されていた。設定ファイルの刷新で、その緩和設定が引き継がれなかった。 直後、Outlookを使う顧客の「メールが受信できない」とい

新しいOutlook「15の理由」を掲げるも、大半はClassicにもある機能

Microsoft

新しいOutlook「15の理由」を掲げるも、大半はClassicにもある機能

Microsoftが公式ブログで「新しいOutlookの15の生産性機能」を紹介した。メールのピン留めやカレンダービューの保存など15項目を並べているが、その多くは従来のOutlookにも備わっている。 15項目の中身 Microsoftが挙げた15機能は、メール管理、カレンダー・会議、パーソナライズの3カテゴリに分かれる。 メール関連では、メールのピン留め、スヌーズ、複数カテゴリの一括適用、Sweep(自動整理)、送信日時指定、フォルダー共有の簡素化の6つ。カレンダー・会議関連は、会議の「フォロー」(不参加でも議事録を受け取るRSVPオプション)、カレンダービューの保存、出欠トラッキングの強化、会議の振り返り表示、フィルタービュー、定期的な予定の将来分のみ編集の計6つ。パーソナライズとして、アカウント名の変更、モダンテーマとダークモード、キーボードショートカットの切り替えの3つ。 メールのピン留めやスヌーズ、送信日時指定は従来のOutlookでも使える。カレンダー関連も多くはClassicに存在する機能だ。Outlookチームのプリンシパルプロダクトマネージャー、ヴィッキー

Outlookにようやく「すべてのアカウント」表示

メール

Outlookにようやく「すべてのアカウント」表示

複数のメールアカウントを使い分けている人なら、一度は思ったことがあるはずだ。なぜOutlookのWindows版だけ、受信トレイを一画面で見られないのか——と。Mac版にもiOS版にもAndroid版にも、何年も前から当たり前のように存在していた「すべてのアカウント」ビュー。それがWindows版の新しいOutlookには、なかった。Microsoftは5月27日、ようやくこの機能をMicrosoft 365ロードマップに追加した。ロールアウトは8月開始予定で、Windows版とWeb版の両方が対象となる。 何年も放置された「基本機能」 この話には前提がある。Microsoftは2023年から新しいOutlook for Windowsへの移行を進めてきた。従来のクラシック版Outlookを段階的に置き換え、2027年3月にはエンタープライズ向けライセンスでも自動切り替えが始まる。クラシック版のサポートは2029年までとされている。 問題は、その「後継アプリ」に基本機能が欠けていたことだ。Mac版Outlookでは「すべてのアカウント」、モバイル版では家のアイコンから一発でアク

Windows 11爆速化のLLP、肥大化を覆い隠すハックか

Windows 11

Windows 11爆速化のLLP、肥大化を覆い隠すハックか

Windows K2の新機能Low Latency Profileが波紋を呼んでいる。CPUを1〜3秒だけ最大周波数に跳ね上げてUIを最大70%速く見せるこの仕組みを、Neowinは『肥大化したコードを覆い隠す手抜き』と切り捨てた。 「速さ」の正体は、CPUを瞬間的に最大化する仕掛け Microsoftが進めるWindows K2(ウィンドウズ K2)のなかで、いま最も議論を呼んでいるのがLow Latency Profile(以下LLP)だ。Windows Centralのザック・ボウデン(Zac Bowden)氏が5月7日(米国時間)に初報を伝え、その2日後にNeowinのウサマ・ジャワド(Usama Jawad)氏がオピニオン記事「Windows 11 is getting faster the lazy way」(Windows 11は手抜きで速くなっている)で正面から批判した。論点はシンプルだが重い。Microsoftはコードを直していない。CPUを叩いているだけだ、

Windows 11、CPU瞬間ブーストで体感速度を底上げ

Windows 11

Windows 11、CPU瞬間ブーストで体感速度を底上げ

Windows 11の体感速度を底上げする新機能「Low Latency Profile(LLP)」がInsiderビルドに潜んでいるのが見つかった。アプリ起動やスタートメニュー表示の瞬間だけ、CPUを最大クロックへ1〜3秒だけ駆け上がらせる仕組みだ。 「もっさり」を覆い隠すための短時間ブースト スタートメニューを開いた瞬間にワンテンポ遅れる、Outlookを起動するとアイコンが立ち上がりきらないまま数秒固まる。Windows 11を毎日触っているなら、誰もが一度は感じたことのある引っかかりだ。Microsoftは、その遅さをソフトウェア側で根本的に直すのではなく、CPUを一時的にフル回転させて押し切るというアプローチに舵を切ろうとしている。 Windows Centralが2026年5月7日に報じた内容によれば、Microsoftは「LLP」(Low Latency Profile)と呼ばれる新しい性能プロファイルをWindows Insider Programでテストしている。アプリ起動やシステムフライアウト、コンテキストメニューといった「高優先度タスク」を検知した瞬間だけ