レイトレーシング

PS6の社内資料にフレーム補間の記載。4K120fpsへの道筋

PlayStation

PS6の社内資料にフレーム補間の記載。4K120fpsへの道筋

ソニーのPS6に関するリーク情報がまた一つ積み上がった。今度は内部のハードウェア戦略文書に、フレーム補間技術の記載が見つかったという。研究段階の話ではない。4K120fpsという次世代の看板を、AIでどう実現するか。その設計判断の痕跡だ。 VFIという三文字 リーカーのMoore's Law Is Deadが、自身のポッドキャスト番組で、以前入手したPS6関連の社内文書を読み返した際に気づいた記載として明かした。文書にはVFI(Video Frame Interpolation)、すなわちフレーム補間の記述がある。 VFIは、GPUが実際にレンダリングしたフレームの間にAIが中間フレームを生成し、見かけ上のフレームレートを引き上げる技術だ。PC市場ではNVIDIAのDLSS 4やAMDのFSR 4がすでに実用化している。コンソールでの本格採用はまだない。 文書はPS5 Pro発売前に作成されたものとされ、ソニーがその後どの仕様を最終決定したかは不明だとリーカー自身が留保している。だが記載の中身は具体的だ。 主要テーマ:コンソールはコスト制約がある。ML/AIによるSR(超解

DLSS 4.5のレイ再構成が8月提供、全RTXで利用可能に

GPU

DLSS 4.5のレイ再構成が8月提供、全RTXで利用可能に

今年1月のCES 2026で超解像の大幅進化を見せたDLSS 4.5が、ついにレイ再構成にも手を伸ばした。NVIDIAはCOMPUTEX 2026の基調講演に合わせ、第2世代トランスフォーマーモデルを採用したDLSS 4.5レイ再構成(Ray Reconstruction)を発表した。2026年8月に、RTX 20シリーズからRTX 50シリーズまですべてのGeForce RTX GPUに向けて提供される。 超解像に続き、レイ再構成も第2世代へ DLSS 4.5 技術展開タイムライン 2026年 1月6日 CES 2026で DLSS 4.5発表 第2世代トランスフォーマーモデル採用の超解像を発表 1月14日 超解像 提供開始 400本以上のゲーム・アプリで利用可能に。全RTX GPU対象 3月31日 DMFG・6X MFG 提供開始 ダイナミックマルチフレーム生成と6倍モード。RTX 50シリーズ対象 6月1日 レイ再構成

AMD、DGFアセットを22%圧縮するDGFSを発表

AMD

AMD、DGFアセットを22%圧縮するDGFSを発表

AMDがジオメトリ圧縮フォーマットDGFをさらに圧縮する新技術DGF SuperCompression(DGFS)を公開した。最大22%のディスク容量削減に加え、RDNA 5世代の専用ハードウェアを待たずとも現行GPUで展開できる仕組みを備える。 RDNA 5を待つ間の橋渡しとしてのDGFS AMDが2026年5月7日、ジオメトリ圧縮技術Dense Geometry Format(DGF)向けの新しいソフトウェア圧縮層、DGF SuperCompression(DGFS)を公開した。AMD DGF SDK v1.2の目玉として加わったこの技術は、ディスク上のDGFアセットを最大22%まで圧縮しつつ、DGF非対応のハードウェアでも展開できる仕組みを備えている。 開発者向けの地味な発表に見えるが、意味するところは小さくない。DGFはAMDがレイトレーシング時代のジオメトリ問題を解くために提唱したフォーマットで、本格的なハードウェア対応はRDNA 5世代以降になる。それまでの数年間、開発者は「未来のGPUのためにDGFを採用するか、現行GPUのために従来形式を維持するか」の二者択一を

Zeus GPU、テープアウト完了でRTX 5090に挑む

GPU

Zeus GPU、テープアウト完了でRTX 5090に挑む

GPUスタートアップのBolt Graphicsが、Zeus GPUテストチップのテープアウト完了を発表した。TSMCの12FFCプロセスで製造され、RTX 5090の半分の消費電力でパストレーシング5倍を主張する設計が、紙の上の約束から現実の試作品へ一歩進んだ。 紙の発表から実チップへ Bolt Graphicsは2026年4月22日、次世代GPU「Zeus」のテストチップのテープアウト完了を発表した。カリフォルニア州サニーベールに本社を置く同社は、2025年3月にZeusを初披露したが、そこから1年余りを経てようやく「実在するシリコン」への一歩を踏み出したことになる。 興味深いのは選ばれた製造プロセスだ。Zeusのテストチップは、TSMCの12FFCプロセスノードで製造された。RTX 5090が採用する4nmクラスと比べれば、世代としては2〜3段階遅れるプロセスだ。にもかかわらず、Bolt GraphicsはRTX 5090を上回る性能を主張している。 プレスリリースによると、Zeusアーキテクチャはスケーラブルな設計であり、より先進的な5nmノードへの展開も視野に入れて