Windows
Microsoft 365、Windows 10で機能凍結へ
Officeアプリの開発凍結と聞くと穏やかではないが、失われるものの正体を見れば、この「圧力」がどれほど空振りかがわかる。
Windows
Officeアプリの開発凍結と聞くと穏やかではないが、失われるものの正体を見れば、この「圧力」がどれほど空振りかがわかる。
Microsoft
企業のパッチ配信を支える仕組みが、週末を前に止まった。Microsoftはサーバー側の修復を進めているが、復旧時期は未定。 何が起きているか Microsoftは7月17日、WSUS(Windows Server Update Services)でサービス劣化が起きていることをWindows Release Health(リリース正常性)ダッシュボードで公表した。企業のWSUSサーバーで同期時間が大幅に伸びるか、同期そのものがタイムアウトする。 WSUSは、組織のIT管理者がMicrosoft製品の更新プログラムを社内ネットワーク経由で一括配信するための仕組みだ。承認した更新だけを、指定したタイミングで届けられる。 数千台の端末が一斉にインターネットから更新を取りに行く代わりに、WSUSサーバーが1回だけダウンロードして社内に配る。帯域の節約、更新前の検証、配信タイミングの制御。企業ネットワークの更新管理における基本インフラだ。 その同期機能が止まれば、7月の月例更新(Patch Tuesday)を含む最新のセキュリティパッチを端末に届ける手段が失われる。 メタデータの
Windows
Windows 10・11で起動直後に正体不明の白いウィンドウが一瞬現れ、操作を遮ったあと消える現象が報告されている。Google Chromeのバックグラウンドタスクが原因とみられ、タスクスケジューラから無効化する対処法が共有されている。 電源を入れたら白いウィンドウが出る PCを起動すると、画面の左上に大きな白いウィンドウが現れる。タイトルバーもメニューもない。 背面のデスクトップやアプリには触れない。数秒で消えるが、毎回出る環境もあれば、たまにしか出ない環境もある。 この現象がRedditの r/WindowsHelpで報告され、同じ症状を訴えるユーザーが続いた。投稿者のOSはWindows 10 Homeだが、別のユーザーがWindows 11 25H2 InsiderビルドやWindows 10の別バージョンでも再現を確認している。 当初はAMDのグラフィックスドライバーが疑われた。しかしIntel環境でも発生しており、GPU固有の問題ではない。 Chromeが裏で動かしているもの 原因の候補として投稿者が特定したのは、タスクスケジューラに登録されているRu
Windows 10
MicrosoftがWindows 10のESU(拡張セキュリティ更新プログラム)を2027年10月まで1年延長した。歓迎はされている。ただしWindows 11への疑念を伴う歓迎だ。 歓迎と疑念 ESU延長のニュースを扱ったRedditのとあるr/technologyスレッドで、最も多く支持を集めたコメントがある。 「5年近く経って、ようやくWindows 11が十分じゃないと認めるのか?」 Comment by u/Hungry__Hornet from discussion in technology Microsoftが延長を発表したのではない。ESUの公式ページを書き換えただけで、正式なアナウンスはなかった。それでもユーザーが読み取ったのは、Windows 11がWindows 10を置き換えられていない現実だった。 Windows 10のサポートが終了したのは2025年10月14日。約4億台のPCがWindows 11のハードウェア要件を満たせず、行き場を失った。Microsoftはその対応として個人向けESUを用意し、Microsoftアカウントでの
GPU
6月だけでRadeonドライバが4本出た。FSR 4.1をRX 7000シリーズに正式対応させたAdrenalin 26.6.2が不具合を2つ抱えたまま世に出て、AMDは1週間で修正を終えた。26.6.4はそのWHQL認証版で、FSR 4.1有効時のゲームクラッシュに初めて対処している。 修正された2つの問題 AMDは現地時間6月29日、Adrenalin Edition 26.6.4を公開した。修正内容は2件のみ。新機能やゲーム対応はない。 1件目は、Adrenalin 26.6.2をWindows 10環境のRadeon RX 7000シリーズ以降にインストールした際の断続的な不具合。デバイスマネージャーにCode 43エラーが出てGPUが認識不能になる症状で、6月24日のホットフィックス26.6.3で既に対処済み。26.6.4はこの修正をWHQL認証版に統合した。 2件目が今回の本題だ。Radeon RX 7000シリーズでFSR Upscaling 4.1を有効にした際、一部のゲームで断続的にクラッシュが発生する問題が解消された。26.6.
Windows
Microsoftが個人向けWindows 10拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)の提供期間を、当初の2026年10月13日から2027年10月12日へ1年延長した。正式な発表はなく、公式ドキュメントの書き換えで判明した。 公式ページの書き換えで発覚 Microsoftは現地時間6月25日、Windows 10のESUに関する公式サポートページと、Windows Experience Blogの過去記事を更新した。個人向けESUの終了日が「2026年10月13日」から「2027年10月12日」に書き換わっている。 プレスリリースもブログ記事の新規投稿もない。Windows Experience Blogに追記されたのは「Editor's note」だけだ。そこには「個人向けデバイスのESUプログラムを1年追加で提供する。顧客がWindows 11 PCへ移行するための時間をさらに確保する」と記されている。ESUの対象は数億台規模のPCだ。それだけの影響がある変更を、ドキュメントの書き換えだけで済ませている。 登録済みユーザーは何もしなくていい すでにESUに登録して
GPU
Adrenalin 26.6.2のWindows 10でRadeon GPUが認識不能になる不具合に、AMDが翌日修正版を出した。WHQL版も来週予告されている。対応は早かったが、サポート終了済みのOSで検証が最初に抜けたという事実は残る。 翌日の修正 Adrenalin 26.6.2をWindows 10にインストールするとGPUが認識不能になる不具合は、公開翌日の現地時間6月23日にAMDが認めた。26.6.1へのロールバックが推奨され、Windows 10ユーザーはFSR 4.1を含む新機能に手が届かない状態が続いていた。 その状態は1日で終わった。現地時間6月24日、AMDはAdrenalin 26.6.3 Hotfix Previewを公開した。修正内容は1件だけ。Adrenalin 26.6.2をWindows 10のRadeon RX 7000シリーズ以降にインストールする際の断続的なインストール問題、それだけだ。新機能もゲーム対応もない。緊急パッチだ。 公式アカウントは、来週にWHQL認定版もリリースすると予告している。 対応の速さと、抜け落ちた検証 W
GPU
Radeon RX 7000シリーズにFSR 4.1がやってきた。300以上のゲームで、RDNA 4と同等の画質が手に入る。ただし、Windows 10を使っているなら話は別だ。同じドライバが、GPUごと認識不能にする。 半年待った答え AMDが現地時間6月22日に公開したAdrenalin 26.6.2は、Radeon RX 7000シリーズにFSR 4.1アップスケーリングを公式に開放するドライバだ。7月の予定が数日早まった。 FSR 4.1は機械学習ベースのアップスケーラーで、これまでRDNA 4世代のRX 9000シリーズでしか使えなかった。RX 7000ユーザーは昨年末のFSR 4発表以来、半年以上待ち続けていた。その間にソースコードが流出し、コミュニティが非公式ツールで旧世代対応を実現。AMDへの公式サポート要求が日増しに強まっていた。 対応タイトルは300以上。ドライバを更新するだけで、FSR対応ゲームのアップスケーリングがFSR 3.1からFSR 4.1に切り替わる。 FP8からINT8へ、同じ品質を別の道で RDNA 4はFP8(8ビット浮動小数点)を
Windows
Windowsのごみ箱からファイルを完全に削除しようとすると、確認ダイアログに見覚えのない文字列が表示される。自分が削除した「レポート.docx」ではなく、「$R4K9MW.docx」。6月のセキュリティ更新を適用した全てのWindows環境で、この症状が確認されている。 ずっと隠されてきた裏側 Windowsのごみ箱は、見た目ほど単純な仕組みではない。ファイルをごみ箱に送ると、内部では $Rxxxxx というランダムな識別子にリネームされる。元の名前やパス、削除日時は別の $Ixxxxx ファイルにメタデータとして残る。エクスプローラーがこの2つを照合して、ユーザーには元のファイル名だけを見せていた。Windows Vista以降、この仕組みは一度もユーザーの目に触れることなく動き続けてきた。 6月9日に配信されたセキュリティ更新(Windows 11 24H2/25H2向けのKB5094126ほか)が、この内部名を表に出してしまった。ごみ箱の一覧では従来どおり正しいファイル名が並ぶが、ファイルを1つ選んで完全に削除しようとすると、確認ダイアログにはエクスプローラーが「翻訳」
セキュリティ
2011年に発行され、Windowsの起動を15年間守ってきたセキュアブート証明書が、6月24日に期限を迎える。Microsoftは6月のPatch Tuesdayで、後継となる2023年版の証明書を事実上すべてのWindows 11/10 PCへ一斉配信し始めた。多くのユーザーにとって必要な操作はゼロだが、その「何もしなくていい」には前提がある。 PCが起動しなくなる、は誤解 まず結論から入る。6月24日を過ぎても、2011年版の証明書のままのPCは普通に起動する。Windows Updateも止まらない。日常の操作は何も変わらない。 では何が起きるか。起動プロセスに対するセキュリティ更新を、今後受け取れなくなる。 具体的には、ブートマネージャーの更新、セキュアブートデータベースの失効リスト(DBX)の更新、そして新たに発見されたブートレベルの脆弱性に対する緩和策。これらがすべて届かなくなる。 この「届かなくなるもの」の中にDBXがある点が厄介だ。DBXとは、既知の悪意あるブートコンポーネントをブロックするための拒否リストで、BlackLotusブートキット(CVE-202
PCゲーミング
Valveが公開した2026年5月のSteamハードウェア&ソフトウェア調査で、Windows 11のシェアが69.76%に達した。前月比+2.02ポイント。2025年後半にようやく過半数に達したことを考えると、半年強で70%目前まで来たことになる。 PCゲーマーの間では、Windows 11はもはや「新しいOS」ではなく「当たり前のOS」になった。問題は、まだ当たり前になっていない残り24%のほうだ。 サポート終了後8か月、Windows 10はまだ24% Windows 10のシェアは23.99%(前月比-1.64ポイント)。Microsoftが2025年10月にサポートを終了してから8か月が経つが、Steamユーザーのほぼ4人に1人がいまだにWindows 10を使い続けている。 減少ペースは着実ではある。だが悠長に構えていられる状況ではなくなりつつある。Windowsのセキュアブートで使用される証明書「Microsoft Corporation KEK CA 2011」の有効期限が2026年6月に切れる。Windows Updateを適用し続けていれば自動更新されるが
PC
サポート終了から7ヶ月。買い替えは、思ったほど進んでいない。
Windows 11
2026年6月、PCの起動を15年間支えてきたセキュアブート証明書が期限切れを迎える。更新しなくてもPCは動く。だが、その先に待っているのは「動くけど守られない」状態だ。 6月24日から始まる証明書の連鎖失効 Windows 8時代の2011年に発行されたセキュアブート証明書が、2026年6月から順次期限切れを迎えている。最初に失効するのはKEK CA 2011で、6月24日。続いてUEFI CA 2011が6月27日、Windows起動ローダーの署名に使うWindows Production PCA 2011が10月19日に続く。 セキュアブート証明書の失効スケジュール 2026年 6月24日 KEK CA 2011 セキュアブートDBの更新に使う鍵。失効するとDB/DBXの更新が困難に 2026年 6月27日 UEFI CA 2011 サードパーティ製UEFIドライバー・ブートローダーの署名用証明書 2026年 10月19日 Windows Production PCA
Windows 11
Windows 11で削除されていたタスクバーの位置変更とサイズ変更が、ついにプレビュー版で復活した。4年越しの要望に応えた形だが、Windows 10時代の操作性がそのまま戻ってきたわけではない。 タスクバーが画面の四辺に配置可能に Windows 11のタスクバーが、画面の上・下・左・右すべての辺に配置できるようになった。Microsoftが5月15日に公開した公式ブログで発表し、Insider Programの Experimentalチャネル 向けビルド26300.8493から利用可能になっている。 Windows 11は2021年のリリース時、タスクバーを画面下部に固定し、位置変更の機能を丸ごと削除した。Windows 10以前では当然のようにできた操作が消えたことで、ユーザーからの不満は発売直後から続いていた。それが今回、Microsoftが2026年の品質改善方針として掲げる取り組みの一環で、ようやく復活した形だ。 タスクバーの位置を変更するには、「設定」→「個人用設定」→「タスクバー」→「タスクバーの動作」を開き、新たに追加された「タスクバーの位置」オプション