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H200対中輸出の壁は中国ではなく米BISの内側にあった

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H200対中輸出の壁は中国ではなく米BISの内側にあった

承認も中国側の許可も揃ったのに、H200はまだほとんど飛んでいない。詰まっている場所は、意外にも米商務省BISの中にある。 出していいはずのチップが、出ていない 時系列を並べると奇妙な話になる。トランプ政権は2025年12月、NVIDIA H200を「承認された中国顧客」に限って輸出することを認めた。売上の25%を米国政府に納めるという、あまり前例のない条件付きだ。年明けの1月半ばにBISが正式な枠組みを官報で公開し、1月下旬には中国側もバイトダンス、アリババ、テンセントの3社に輸入を認めた。米中双方の承認が出揃った形になる。 ところが、実際にはほとんど飛んでいない。NVIDIAは2月下旬に少数のH200出荷ライセンスを取得したが、本格的な船積みには至っていないとBloombergが4月10日に報じた。3月のGTC 2026でジェンスン・ファン氏が「多くの中国顧客への発注を受けており、製造ラインを再始動している」と語った段階で、サプライチェーンはまだ温まり始めたばかりだった。 NVIDIA H200の対中輸出をめぐる動き 2025年 12月 米政府がH200

Linux 7.0、Zen 3の誤検知エラーを土壇場で抑制

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Linux 7.0、Zen 3の誤検知エラーを土壇場で抑制

Linux 7.0安定版のリリースが予定される当日、AMD Zen 3のユーザーを長らく悩ませてきた誤検知のハードウェアエラーを黙らせるパッチが、土壇場で送り込まれた。原因はハードウェアではなかった。 リリース当日の駆け込みパッチ Linux 7.0安定版のリリース当日、AMDのマシンチェック例外(MCE)ドライバに対する修正パッチが、ギリギリのタイミングでLinus Torvaldsへ送られた。送り主はx86メンテナのIngo Molnar。件名は素っ気なく、「Zen3クライアントで発生する誤ったハードウェアエラーをフィルタする」とだけ書かれていた。 変更行数はたった8行、対象ファイルは arch/x86/kernel/cpu/mce/amd.c の一か所のみ。リリース直前にカーネルへ入れるにしては、あまりに慎ましい修正だ。だが、この8行の裏には、Ryzen 5000シリーズのユーザーが抱え続けてきた不安があった。 Linux 7.0 直前パッチの概要 送信者Ingo Molnar(x86メンテナ) 宛先Linus Torvalds 件名x86/mc