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iFixit、ASUS ROG Flow Z13の修理スコアに異議

修理する権利

iFixit、ASUS ROG Flow Z13の修理スコアに異議

iFixitがフランスの修理スコア満点を自己申告したASUS製品を分解し、7点を付けた。自己申告制の限界が見え始めている。 満点の裏に、はんだがある ASUSが2025年に発売したROG Flow Z13(型番GZ302EA)は、フランスの修理性指数(indice de réparabilité)で10点満点を自己申告している。iFixitがこの製品を分解し、自社基準で7点を付けた。 3点のひらきは、何を重視するかで決まる。 ディスプレイはきれいに外れる。バッテリーは接着剤ではなくネジで固定されており、M.2 SSDもカメラモジュールも、マザーボードを取り外さずにアクセスできる。画面とバッテリーは故障頻度が高い部品であり、交換しやすい構造は実用上の利点が大きい。 ROG Flow Z13 部品別の交換可否 部品交換可否ディスプレイ○バッテリー○M.2 SSD○カメラ○スピーカー△RAM×無線モジュール×外部ポート× ※○=マザーボードを外さずに交換可能 △=他の部品を外す必要あり ×=はんだ付け(マザーボード交換が必要)。iFixitの分解に基づく iF

CXMT製DDR5、ASUSテストで判明した4つの弱点とIPO直前の現実

CXMT

CXMT製DDR5、ASUSテストで判明した4つの弱点とIPO直前の現実

DRAM不足の中で急拡大するCXMTのDDR5に、マザーボードメーカー自身が品質面の課題を報告した。上場まで12日。量と質のギャップが数字で見え始めている。 8600 MT/sは回ったが、中身が違う ASUSがCXMT製DDR5ダイのオーバークロック特性を検証した結果を、オーバークロッカーのSafedisk氏がまとめ、UNIKO's Hardwareが7月15日に共有した。SK Hynix製ダイとの差が明確に出ている。 kingbank 2x24 6000c36 1.25 kit (cxmt 3gb dies) on asus c10a manual oc to 8600c44 mt 100% key characteristics of cxmt dies - dont scale with voltage - cant tighten timings - silicon variance appears to

LGモニターがマカフィー広告を表示。Windows自動配信が原因

Windows

LGモニターがマカフィー広告を表示。Windows自動配信が原因

PCにLGモニターを接続しただけで、マカフィーの広告ポップアップが出る。その仕組みと背景、そしてWindowsが許している構造的な欠陥を追う。 何が起きたのか 2026年7月上旬、PCゲーマーのコミュニティに相次いで報告が上がった。LGモニターを使っているPCで、突然マカフィーの広告ポップアップが表示されたという。 Windows update silently installed LG bloatware, which causes a McAfee pop up by u/Mags_Smash in pcmasterrace Now my monitor is sending me paid ads for Mcafee?! by u/t40r in pcmasterrace ポップアップの発信元はLG Monitor App Installer。LGがMicrosoftストアで配布している設定ツール群のランチャーで、OnScreen Control、LG

AMD、Radeon GPU+メモリの供給価格を7月から約10%引き上げへ

GPU

AMD、Radeon GPU+メモリの供給価格を7月から約10%引き上げへ

Radeon RX 9000シリーズのグラフィックカードが、また値上がりする。 AMDが複数のAIBパートナーに対し、GPU+VRAMバンドルの供給価格を約10%引き上げると通知した。7月から適用される見通しで、対象にはサファイア、ASUS、XFXなどが含まれる。中国のサプライチェーンフォーラムBoard Channelsへの投稿が情報源で、AMD自身は公式に認めていない。 半年で3度目の値上げ通知 AMDがAIBに値上げを通知するのは、これで少なくとも3回目になる。 2025年11月、最初の通知が出された。16GBモデルで約40ドル(当時の換算で約6400円)、8GBモデルで約20ドル(約3200円)の引き上げだった。Radeon RX 9070 XTの国内最安値は当時9万円前後だったが、年明けには11万円台まで上がった。 2026年2〜3月に第2波が来た。引き上げ幅は5〜15%で、理由は同じくメモリコストの上昇だった。 今回が第3波になる。引き上げ幅は約10%。6月中旬には「検討中」「未確認」とされていた情報が、6月30日の博板堂への投稿では「正式通知」の段階に進んだ

セキュアブート証明書、主要9社の対応ガイドが出揃う。メーカー別の差と確認手順

セキュアブート

セキュアブート証明書、主要9社の対応ガイドが出揃う。メーカー別の差と確認手順

セキュアブートの2011年版証明書が期限を迎え、主要PCメーカー9社がそれぞれサポートガイドを公開した。大半のPCはWindows Updateで自動更新されるが、メーカーごとに対応範囲とサポート打ち切りの線引きが異なる。自分のPCが更新済みか、取り残されるかは、メーカーのガイドを見ないとわからない。 期限は過ぎた。次に見るべきはメーカーのページ 6月24日にMicrosoft Corporation KEK CA 2011が失効し、27日にはMicrosoft UEFI CA 2011も失効した。残る1枚、Microsoft Windows Production PCA 2011は10月19日に期限を迎える。 Microsoftは6月の月例更新(KB5094126)で証明書の配信対象を大幅に拡大した。6月のWindows Updateを適用していれば、ほとんどのPCは新しい2023年版の証明書に移行している。 だが「ほとんど」の外にいるPCもある。ファームウェアの互換性が確認されていない端末、BIOSアップデートが未提供の古い機種、サポート期間が終了した製品。そうした端末に

AIが直した36秒、AIが間違えた原因

Linux

AIが直した36秒、AIが間違えた原因

ASUS ROG Strix G16のLinux起動が36秒も止まる。Ryzen 9に32GBメモリを積んだハイエンドノートでだ。Gemini 3.5 Flashが原因を突き止め、カーネルパッチまで生成した。GoogleのAI開発プラットフォームAntigravity上での作業だ。起動時間は正常に戻った。ただし、AIが示した「原因」は間違っていた。 36秒の沈黙 ASUS ROG Strix G16 G614は、日本でもRyzen 9 9955HX3D搭載モデルが販売されているゲーミングノートだ。Linuxを入れると、カーネルの起動だけで約36秒かかる。電源を入れてからデスクトップが出るまでの時間ではない。カーネルそのものの起動が36秒止まる。 この問題は以前からASUSフォーラムでも報告が上がっていた。G614の複数のサブモデルで同じ症状が見つかり、ファームウェアのバージョンによっては回避策もなかった。Linuxを使うユーザーにとっては、せっかく買ったハイエンド機がまともに起動しない状況だ。 Geminiの診断 マルコ・スカルドヴィ(Marco Scardovi)氏は、

RTX 4090を装うプラスチック製偽造品が流通 外観と識別方法を確認

GPU

RTX 4090を装うプラスチック製偽造品が流通 外観と識別方法を確認

中古市場に出回る偽造GeForce RTX 4090に、新たな手口が加わった。GPUダイがシリコンですらなく、プラスチック。メモリもスクラップ。動く部品が一つもない張りぼてが、クーラーの下に隠されていた。 シリコンからプラスチックへ 中国のGPU修理チャンネル「修显卡的张哥」(Brother Zhang)が、故障品のASUS GeForce RTX 4090を1500元(約3万5600円)で買い取り、分解した。基板の上に載っていたのは、AD102-300-A1と刻印されたダイ。本来ここにはRTX 4090の心臓であるシリコンダイが収まるが、触れた瞬間に違和感があった。 creating a fake 4090 by repurposing 3080/3090 die is nothing new. whats new, however, is that this specific example uses

Corsair「105℃耐熱」アダプタが溶けた。繰り返される16ピン問題

PC

Corsair「105℃耐熱」アダプタが溶けた。繰り返される16ピン問題

GPUとケーブルの間に何かを挟めば、そこが新たな弱点になる。わかりきった話のはずだった。 Corsairの12VHPWR GPU Power Bridgeは、GPUの電源ケーブルを180°曲げて配線を整えるアダプタだ。製品ページには「最大55A」「105℃まで耐えられる」と書いてある。日本では旧型が3,680円で販売されていたが、現在は販売終了。後継の12V-2x6版が3,780円で展開されている。 そのアダプタが溶けた。 何が起きたのか あるユーザーがRTX 4090 Founders Editionにこのブリッジを取り付けていたところ、ゲーム起動直後にシステムがフリーズし、再起動を繰り返した。グラフィックカードを取り外すと、ブリッジ上列のピンが溶融していた。RTX 4090本体のプラスチック製電源コネクタも熱で変形している。 Corsair Power Bridge melted and ruined my RTX 4090 FE power plug. Can I still get help if

EXPO ULL、600シリーズにも展開開始。今のメモリでは使えない

メモリ

EXPO ULL、600シリーズにも展開開始。今のメモリでは使えない

AMDがComputex 2026で発表した「EXPO ULL」(Ultra Low Latency)が、マザーボード各社のBIOS更新を通じて、旧世代の600シリーズにまで広がり始めた。サブタイミングの自動最適化でゲーミング性能を底上げする技術だが、恩恵を受けるには対応メモリの購入が必須。DDR5が高騰を続けるこの状況で、AM5ユーザーにとってどこまで現実的な選択肢になるのか。 やっていることは単純。やれなかった理由がある EXPO ULLの仕組み自体はシンプルだ。 メモリのオーバークロックプロファイルであるEXPO(Intelで言うXMP)は、これまでCL・tRCD・tRP・tRASという4つのプライマリタイミングしか規定できなかった。問題は、性能に大きく効くセカンダリ・ターシャリタイミングだ。BIOSはJEDECの緩いデフォルト値をそのまま当てるため、詰めたければユーザーが手動でやるしかなかった。 G.Skillが明かしたところによると、EXPO ULLはこの制限を取り払う。メモリベンダーが工場でセカンダリタイミングまで詰め、その設定値をSPDに書き込む。ユーザーはBI

ASUSの16ピン対策ケーブルでも焼損報告 電源コネクタ問題を検証

GPU

ASUSの16ピン対策ケーブルでも焼損報告 電源コネクタ問題を検証

16ピンコネクタの焼損を防ぐはずだった約8000円のケーブルが、自ら焼けた。12V-2x6コネクタを巡る問題に、また一つ事例が加わった。 50ドルの「解決策」に溶融報告 ASUSが2026年4月に発表し、49.99ドル(約8000円)で単品販売を開始したROGイコライザーケーブルに、初のコネクタ溶融報告が上がった。中国のハードウェアフォーラムChiphellに投稿されたチャットログの写真に写っているのは、紫色のコネクタヘッドとROGブランドのケーブルコームで製品の真正性が確認できるケーブルだ。12本の電源ピンのうち少なくとも3本に焦げた痕跡があり、右上のピン周辺はプラスチックが完全に溶けていた。 どのGPUと組み合わせていたかは不明だが、16ピンコネクタの焼損報告はRTX 5090で最も多い。 ROGイコライザーはASUSが「均等電力供給」「ケーブル温度の低減」「1本あたりの電流容量を9.2Aから17Aに拡大」と銘打って投入した12V-2x6規格の上位互換ケーブルだ。ROG Thor IIIやROG Strix Platinumシリーズの電源ユニットに同梱されるほか、ATX