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Cursor、インド限定の月額約1100円プランを投入。開発者300万人市場を狙う

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Cursor、インド限定の月額約1100円プランを投入。開発者300万人市場を狙う

AIコーディングツールのCursorが、初の国別専用プラン「Cursor Start」をインド限定で投入した。月額649ルピー(約1100円)。通常のProプランの3分の1だ。 月額1100円で何ができて、何ができないか Cursorは現地時間7月28日、インドの開発者に向けた新プラン「Cursor Start」を発表した。月額649ルピー(税込み)。ルピー建てで請求され、クレジットカード、デビットカード、UPI(インドの即時決済ネットワーク)で支払える。 使えるモデルは自社のGrok 4.5とComposer 2.5で、クラウドエージェント、iOSアプリ、プラグイン、MCP対応も含まれる。無料プランより使用量の上限が高い。 一方、OpenAIやAnthropicが提供する外部の最先端モデルや、Bugbot、Auto mode、Automations、Cursor SDKはProプラン専用(月額20ドル)だ。Startは自社モデルの範囲で完結する設計になっている。 Cursor Start vs Pro:機能の違い Start

米企業のAI支出が急転換。安い中国モデルとの併用が拡大

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米企業のAI支出が急転換。安い中国モデルとの併用が拡大

数カ月前まで、米企業はAIにいくら使ったかを競っていた。いま競っているのは、いかに安く済ませるかだ。 「ランボルギーニで牛乳を買いに行くようなもの」 AIコーディングツールCursorでフィールドCTOを務めるマイク・サークス(Mike Saeks)は、元投資銀行家だ。2カ月前にCursorに加わり、企業のAI投資効率を測る仕事をしている。 Wall Street Journalが現地時間7月24日に報じたところによれば、サークスは企業のAIコスト管理をtokenomics(トークノミクス)と呼んでいる。トークンはAIの処理単位で、消費量がそのまま請求額になる。 サークスの見立てはこうだ。日常的な処理に最高性能のモデルは要らない。高性能モデルで計画を立て、安価なモデルで実行する。Cursorが実施した実験では、ウェブブラウザをゼロから構築する際、OpenAIのGPT-5.5だけを使うと1万ドル超(約164万円)かかった。Cursorの自社モデルComposerとAnthropicのOpus 4.8を組み合わせると1,339ドル(約22万円)で済んだという。 数カ月前まで米企

MicrosoftのAI投資1900億ドル 決算で注目すべき3つの論点

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MicrosoftのAI投資1900億ドル 決算で注目すべき3つの論点

AIに最も早く、最も大きく賭けた企業が、自らの賭けに追い詰められている。7月29日のQ4決算を前に、Microsoftの内部で何が起きているのか。 AIに賭けた3年、そして反転 3年前、サティア・ナデラ氏(Satya Nadella)はMicrosoftをAI競争の最前線に押し上げた。2023年2月、OpenAIへの早期投資を背景にAI搭載のBing検索を披露し、Googleの検索支配に宣戦布告した。同年末にOpenAIの取締役会危機を収拾すると、ビル・ガーリー氏(Bill Gurley)は「企業としての評判の劇的な転換」と評し、CNN Businessは彼を年間最優秀CEOに選んだ。 その評価が今、反転している。 Microsoftの株価は52週高値の555ドルから381ドル台まで落ち込み、12ヶ月前と比べて24%以上下落した。マグニフィセント・セブンの中で最悪の成績だ。投資家はMicrosoftの巨額AI投資が収益に結びつくのかを疑い始め、6月にはCopilotの実態とAzureの容量制約をめぐる集団訴訟も提起された。 同社が今年予定する設備投資は1900億ドル。その大

AIコーディングツール4種にサンドボックス脱出の欠陥

セキュリティ

AIコーディングツール4種にサンドボックス脱出の欠陥

Cursor、Codex CLI、Gemini CLI、Antigravity。AIにコードを書かせるための主要ツール4つから、サンドボックスの外へ抜け出す手段が見つかった。しかもエージェントはルールを一切破っていない。 ファイルが「外」で走る AIコーディングエージェントのセキュリティは、ひとつの前提に支えられてきた。エージェントはプロジェクトのワークスペース内で自由に動けるが、その外にあるホストOSは保護される、という線引きだ。 イスラエルのAIセキュリティ企業Pillar Securityが、この前提を7つの脆弱性で崩した。研究チームのアイロン・コーヘン(Eilon Cohen)氏、ダン・リシチキン(Dan Lisichkin)氏、アリエル・フォーゲル(Ariel Fogel)氏が数カ月かけて再現し、7月20日に公開した。1日1件ずつ詳細を出す「Week of Sandbox Escapes」(サンドボックス脱出の1週間)と題したシリーズだ。 攻撃の構造は、サンドボックスの壁を直接叩くものではない。 エージェントはワークスペース内でファイルを書く。それ自体はサンドボッ

SpaceX、Cursorを約9.6兆円で買収。IPO直後の巨大M&A

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SpaceX、Cursorを約9.6兆円で買収。IPO直後の巨大M&A

SpaceXが現地時間6月16日、AIコーディングエージェントCursorの開発元Anysphereを600億ドル(約9兆6000億円)で買収すると発表した。全額SpaceX株式での取引で、4月に取得していた買収オプションを行使した。完了は2026年第3四半期の見通し。史上最大のIPOからわずか4日、イーロン・マスク(Elon Musk)氏はAIコーディング市場の最有力プレーヤーを手中に収める。 取引の全容 SEC(米証券取引委員会)に提出された8-K報告書によると、SpaceXの完全子会社X67 Inc.がAnysphereに吸収合併される。合併後、AnysphereはSpaceXの完全子会社となる。 Anysphere株主はSpaceXのクラスA普通株を受け取る。交換比率は、Anysphereの想定企業価値600億ドルと、合併完了直前7営業日のSpaceX株の出来高加重平均終値をもとに算出される。規制当局の承認を含む標準的なクロージング条件を満たした上で、第3四半期中の完了を見込む。 伏線は4月に敷かれていた。同月19日、SpaceXとAnysphereはコールオプション

MiasmaワームでMicrosoftのGitHub 73リポジトリを一時封鎖

セキュリティ

MiasmaワームでMicrosoftのGitHub 73リポジトリを一時封鎖

自己増殖するマルウェア「Miasmaワーム」が、AIコーディングツールを踏み台に使う新手法でMicrosoftのリポジトリを侵害した。リポジトリを開いた瞬間、資格情報が盗まれる。 「開いただけ」で動くマルウェア 6月5日、MicrosoftのGitHub組織が直撃を受けた。Azure、Azure-Samples、Microsoft、MicrosoftDocsの4組織にまたがる73のリポジトリが感染し、GitHubが105秒の自動処理で全て封鎖した。 攻撃の起点は、過去に侵害されたコントリビューターアカウントを使ったコミットだ。Azure/durabletaskリポジトリに悪意あるコミットが押し込まれ、5つの設定ファイルが仕込まれた。クローンしても安全だが、エディタで開いた瞬間に動く。パッケージのインストールも不要だ。 仕込まれた5ファイルとターゲットツール ファイルClaude CodeGemini CLICursorVS Code.claude/ settings.json○———.gemini/ settings.json—○——.c

GitHub Copilotの従量課金開始 初日から利用者が料金体系を批判

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GitHub Copilotの従量課金開始 初日から利用者が料金体系を批判

月額料金は据え置き。だが「同じ金額で得られるもの」が根本から変わった。GitHub Copilotが6月1日に従量課金へ移行した初日、開発者たちが報告したのは「数時間で1か月分のクレジットが消えた」という現実だった。 「たった1回のリクエストで6ドル消えた」 GitHub Copilotの課金体系が2026年6月1日、全プランで一斉に切り替わった。従来のプレミアムリクエスト制(回数ベースの定額制)から、トークン消費量に応じた「GitHub AIクレジット」制への移行だ。 表面上の月額は変わらない。Proは月額10ドル(約1,600円)、Pro+は39ドル(約6,200円)、Businessは1ユーザー19ドル(約3,000円)、Enterpriseは39ドル(約6,200円)。1クレジット=0.01ドル換算で、月額がそのまま「基本クレジット」になる。Pro+なら3,900クレジットだ。 ただし実際にはGitHubが5月に追加した「フレックス枠」がある。基本クレジットの上に変動型の追加枠が乗り、Pro+の場合は基本3,900+

Pwn2Own 2日目、Exchangeが3つのバグで陥落

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Pwn2Own 2日目、Exchangeが3つのバグで陥落

ベルリンで開催中のPwn2Own 2日目、Microsoft ExchangeがSYSTEM権限のRCEに屈した。Orange Tsai氏が3つのバグを連鎖させ、単独で20万ドルを手にした。 Exchangeが3つのバグの連鎖で陥落 Pwn2Own Berlin 2026の2日目が終わった。研究者たちは新たに15件のゼロデイを暴き、38万5,750ドルの賞金を分け合った。1日目と合計すると、2日間で39件のゼロデイと総額90万8,750ドル。3日目を残しての数字だ。 会場の主役は再びOrange Tsai氏だった。DEVCORE Research Teamに所属する台湾の研究者で、ProxyLogon・ProxyShellの発見者として知られる。今回はExchangeを標的に、3つのバグを連鎖させてSYSTEM権限のリモートコード実行(RCE)を成功させた。報酬は20万ドル、Master of Pwnポイントは20。 ExchangeのRCEは、企業の電子メール基盤を丸ごと掌握できる類の脆弱性だ。ProxyLogonの記憶が新しいセキュリティ担当者なら、この一報で背筋が冷えた

買収する側のはずが、説明させられている

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買収する側のはずが、説明させられている

xAIの社員が、Cursorの社員と「あなたの仕事は何か」を話し合うミーティングに呼び出されている。買収オプションを持つxAIが、買収候補のCursorに対して説明する側に回るという、順番が逆になった力学がいま社内で動いている。 600億ドルの買収オプションが、力関係をひっくり返した 事の発端は、4月21日にSpaceXが発表した契約だ。SpaceX傘下のxAIは、AIコーディングスタートアップのCursorを今年中に600億ドルで買収するか、共同開発の対価として100億ドルを支払うかを選べるオプションを取得した。Cursorはこの直前、500億ドル超の評価額で20億ドルの資金調達ラウンドを進めていたが、この発表によって資金調達自体が立ち消えになった。 ここまでなら「資金力のあるSpaceXが、勢いのあるコーディングAIを囲い込んだ」というよくある話だ。だが、買収オプションを取得してからわずか数週間後に起きたことは、その理解を裏切る。 The Informationの取材記者であるTheo Waytは、自身のX投稿で次のように明かした。 xAI update: staff