エクスプローラー

Microsoft、WinUI最適化をスタートメニュー書き換えより先行。「3」も外す

Windows 11

Microsoft、WinUI最適化をスタートメニュー書き換えより先行。「3」も外す

Windows 11のスタートメニューをWinUIで作り直す計画は進んでいる。しかしMicrosoftは、その前にWinUI自体の性能を底上げする必要があると判断した。 スタートメニューの前に、フレームワークを直す Windows 11のスタートメニューには、一部にReact Nativeが使われている。「すべてのアプリ」一覧と「おすすめ」フィードの2つで、Microsoftは2023年のChain Reactカンファレンスでこの構成を認めている。 このReact Native部分をWinUIで置き換える計画は2026年3月に表面化していた。Build 2026ではさらに、通知センターのアジェンダビューもWinUIへの移行対象に加わっている。 しかしWindows Latestが報じたところによると、Microsoftは社内でWinUIのメモリ使用量・性能・安定性の修正をテストしており、これらをスタートメニューの書き換えより先に仕上げる方針だという。 WinUI版スタートメニューが配信されても見た目の変化はほぼなく、低スペックPCでのカクつき軽減とRAM使用量の削減が主な改

Windows 11、ファイル削除を高速化。6月予告の30%改善がInsiderに到達

Windows11

Windows 11、ファイル削除を高速化。6月予告の30%改善がInsiderに到達

エクスプローラーでの大容量ファイル削除が速くなる。最新のInsiderビルドの変更ログに、削除速度の改善が初めて記載された。6月に予告されていた高速化が、実装段階に入っている。 フラグメント化したファイルの削除が速くなる 現地時間7月20日にリリースされたWindows 11 Insider Preview Build 26300.8935(Experimentalチャンネル、実験的な新機能をテストする枠)の変更ログに、エクスプローラーの削除速度改善が載っている。 File deletion in File Explorer is now faster in certain scenarios when deleting large, fragmented files. (エクスプローラーでのファイル削除が、大きなフラグメント化ファイルを削除する特定のケースにおいて高速になった) Microsoftは6月、米国のWindows Insiderミートアップで、ファイルの一括削除が少なくとも30%速くなると予告していた。「30%」は下限であり、環境によってはそれ以上になる可能性が

Windows 11、タスクバーのサイズ設定が専用項目に。Insiderで5ビルド同時配信

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Windows 11、タスクバーのサイズ設定が専用項目に。Insiderで5ビルド同時配信

Windows 11のInsiderプレビューに5つのビルドが同時配信された。タスクバー設定の整理、再起動回数の削減、GIF検索のバックエンド刷新。変更は設定画面の細部にまで及んでいる。 タスクバーのサイズが専用項目に 現地時間6月26日、MicrosoftはWindows 11 Insiderプログラムに5つの新ビルドを一斉配信した。26H2系はExperimental(ビルド26300.8758)とベータ(ビルド26220.8754)の2本。26H1系はExperimental(ビルド28120.2374)とベータ(ビルド28020.2366)の2本。加えて、将来プラットフォーム向けのビルド29617.1000。 目立つ変更はExperimentalチャネル(26H2)のタスクバーだ。5月に実装された位置変更・サイズ変更機能に続き、今回はタスクバー設定ページにサイズ専用の項目が追加された。従来、タスクバーのサイズは「タスクバーの動作」配下の小さなトグルで切り替える仕様だったが、位置やアイコン配置と並ぶ独立した設定項目になった。 5月のタスクバー位置変更では「設定が見つけに

Windows 11のファイル一括削除が30%以上速くなる

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Windows 11のファイル一括削除が30%以上速くなる

ファイルをまとめて削除するだけの操作が、これほど長い間改善されてこなかった。MicrosoftがWindows Insider向けのミートアップで明かした数字は、30%以上の高速化だという。 「30%以上」という数字が出てきた背景 Microsoftは今月、米国で開催したWindows Insiderミートアップにおいて、近くリリース予定のアップデートでファイルの一括削除が30%以上速くなると発表した。その場に居合わせたInsiderからの情報によると、30%はあくまで下限の目安であり、実際にはそれを大きく上回る可能性もあるという。 ファイルを削除するとき、Windowsはストレージ側の読み書きだけで処理しているわけではない。NTFSのエントリ更新、アクセス権限の処理、インデックスやサムネイルのメタデータ更新など、OS内部でこなさなければならない処理が重なっている。同じSSDを使っていても、WindowsがOS側の処理を効率化すれば、削除は体感できるほど速くなる。Microsoftも「ハードウェアとソフトウェア双方の進歩が組み合わさることで、あらゆるPCでのファイル操作を高速化

MicrosoftがWinUIを「唯一のネイティブ基盤」と宣言、フレームワーク乗り換えの歴史に終止符

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MicrosoftがWinUIを「唯一のネイティブ基盤」と宣言、フレームワーク乗り換えの歴史に終止符

Build 2026で、MicrosoftはWinUIをWindowsネイティブアプリの正式な基盤と位置付けた。20年近く続いた「次の推奨フレームワーク」の乗り換え要求に終止符を打つ宣言であり、同時にWindows 11内部でもWebベースのシェルをネイティブコードに書き換える作業が加速している。開発者にとっての「また切り捨てられるのではないか」という不信と、ユーザーにとっての「なぜOSがこんなに重いのか」という不満の両方に、Microsoftが正面から答えた。 「新しいフレームワークを作る予定はない」 6月2日から5日にかけてシアトルで開催されたBuild 2026で、MicrosoftのソフトウェアエンジニアリングVPであるクリス・アンダーソン(Chris Anderson)氏は明確に述べた。Microsoftには新たなUIフレームワークを構築する意図はないと。 この一言の重みは、Windows開発の歴史を知らないと伝わらない。WinForms、WPF、Silverlight、UWP、Project Reunion、Windows App SDK。Microsoftは過去2

Windows 11、レガシーダイアログの全面刷新へ

Windows

Windows 11、レガシーダイアログの全面刷新へ

Windows 11のダークモードを使っていて、突然まぶしい白いウィンドウが割り込んでくる。ファイルのプロパティを開いたとき、ファイルを別のドライブに移したとき。あの瞬間、OSの中に複数の時代が同居していることを否応なく思い知らされる。Microsoftのデザイン部門責任者が、この状況を終わらせると明言した。 「すべてのレガシーダイアログをWinUI 3で書き直している」 Microsoftでパートナー・ディレクター・オブ・デザインを務めるマーチ・ロジャーズ(March Rogers)氏が、Windows 11に残る旧式ダイアログの全面的な書き直しに取り組んでいることを明らかにした。ロジャーズ氏は投稿の中で、ファイルコピーダイアログはすでに完成しており、ファイルを開く際に表示される共通ファイルダイアログ(Common File Dialog)も対応リストに入っていると述べている。 共通ファイルダイアログとは、アプリから「ファイルを選んでください」と呼び出される、あのフォルダ参照ウィンドウのことだ。Windowsのほぼすべてのアプリが使うため、影響範囲は極めて大きい。 4月には

WinUI 3が高速化、Windows 11応答性向上へ

Microsoft

WinUI 3が高速化、Windows 11応答性向上へ

Windows 11のネイティブUIフレームワーク「WinUI 3」が、エクスプローラー起動時のパフォーマンス指標で大幅な改善を達成した。MicrosoftはWindows全体をWinUI 3へ寄せると同時に、フレームワーク自体も底上げしている。 エクスプローラー起動で示された4つの数値 Microsoftのソフトウェアエンジニアであるベス・パン(Beth Pan)が、GitHub上のWinUIリポジトリで進行中の最適化作業の成果を公開した。エクスプローラーの起動処理におけるWinUI部分について、メモリ確保回数が41%減、一時的なメモリ確保が63%減、関数呼び出しが45%減、WinUIコード内で費やす時間が25%短縮したという。 ここで挙げられているのはあくまで「フレームワーク内部の処理量」であり、起動時間そのものの短縮率ではない点に注意が必要だ。実際、GitHubのコメント欄ではユーザーのbogdan-patraucean氏が「起動時間自体への影響はどの程度か。まさか40%短縮ではないだろう」と早々に質問しており、パン氏も具体的な体感時間の数字には触れていない。 数字の改

Windows 11、開き方で変わるフォルダー表示を修正

Windows 11

Windows 11、開き方で変わるフォルダー表示を修正

ダウンロードを「特大アイコン」に設定したのに、ブラウザから開くと「詳細」表示に戻っている。この地味に苛立つ挙動がWindows 11でようやく直る。 長年の"仕様"がようやく曲がる Microsoftは4月17日、Release PreviewチャネルにWindows 11 Build 26100.8313および26200.8313(KB5083631)を配信した。公式ブログに並んだ項目の中で、多くのユーザーが待ち望んでいたのはフォルダービュー整合性の修正だ。 KB5083631 配信概要 更新プログラム KB5083631 Build番号 26100.8313(24H2)/ 26200.8313(25H2) 配信チャネル Release Preview 配信開始日 2026年4月17日 一般展開予定 2026年5月12日 対象バージョン Windows 11 24H2 / 25H2 ※ 出典:Microsoft

Windows 11の4月更新が変えるもの 地味だが確実な8つの改善

Windows 11

Windows 11の4月更新が変えるもの 地味だが確実な8つの改善

Microsoftが4月14日に配信予定のセキュリティ更新プログラムは、派手さの代わりに「日常の摩擦」を削りにきた。見過ごしがちなこの更新が、なぜ注目に値するのかを読み解く。 項目更新前更新後 SAC切替OS再インストールが必要設定から即時切替 ナレーターCopilot+ PC限定全デバイス対応 ファイル プレビューブロック解除が不安定安定動作 リフレッシュ レート1000Hzが上限最大5000Hz対応 バージョン 情報プロセッサ・メモリのみGPU・ストレージ追加 白フラッシュ新規タブ/ウィンドウで発生修正済み SAC=Smart App Control。全変更はCFR(段階的機能ロールアウト)で順次展開 Smart App Controlがようやく「普通」になる 今回の更新で最も大きな意味を持つのは、Smart App Control(SAC)の仕様変更だ。これまでこのセキュリティ機能は、一度オフにすると二度とオンに戻せないという設計上の強制力を持っていた。再有効化にはWindowsのクリーンインストールが必要で、それは事実上「セキュリティを選ぶ