AI
サムスン重工業、米テキサスで浮体式データセンターの設計契約を締結
データセンターが、陸から水の上に逃げ出そうとしている。土地がない。電力が足りない。住民が怒っている。だが水上に浮かんでも、電力という綱は陸につながったままだ。
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データセンターが、陸から水の上に逃げ出そうとしている。土地がない。電力が足りない。住民が怒っている。だが水上に浮かんでも、電力という綱は陸につながったままだ。
GIFを検索してメッセージに貼る。その仕組みが、2026年6月30日を境に変わった。 Googleが自社のGIF検索プラットフォームTenorのAPIを停止した。Tenor自体は消えない。ウェブサイトもアプリもGboardも、Google自身のサービスではこれまで通り動く。閉じたのはAPIだけだ。外部の開発者やアプリがTenorのGIFライブラリに接続するための経路、それが断たれた。 API停止の影響は、Discord、X、WhatsApp、Bluesky、Signal、Telegramといった主要プラットフォームのGIF機能に及んでいる。 8年前にGoogleが買ったもの Tenorは2014年にサンフランシスコで設立されたGIF検索プラットフォームで、月間120億件以上のGIF検索を処理していた。2017年時点で利用者は3億人を超えており、Googleは2018年3月にTenorを買収した。Google画像検索やGboardにGIF検索を統合するのが買収の狙いだった。 買収後もTenorは独立ブランドとして運営され、APIを通じてDiscordやWhatsApp、Xとい
AI
テネシー州の複数の自治体が、AIデータセンターの建設許可を一時凍結するモラトリアムを相次いで可決した。州都ナッシュビルでも市議会が凍結法案を可決し、市長も支持を表明。全米では2026年第1四半期だけで75件・約20兆8000億円規模のデータセンター計画が阻止されており、AI時代のインフラ拡張に対する住民の反発が構造的な局面に入りつつある。 テネシー州で同時多発的なモラトリアム マクミンビル(McMinnville)はテネシー州中部にある人口約1万4000人の小都市だ。その市議会が現地時間6月9日、データセンター建設許可の18か月間凍結を全会一致で可決した。凍結期間中に送電網の許容量、上下水道への影響、環境・公衆衛生上の懸念、騒音、地域との適合性を検証するとしている。 きっかけは、AI向け25メガワット級データセンター「Hixsonデータセンター」の建設計画だった。約8900平方メートルの施設にNVIDIA GB200 NVL72を収容する計画で、電力は天然ガスとディーゼル発電機で自前で賄う。2028年初頭の稼働を見込んでいた。園芸苗木の産地として知られるこの町にとって、その規模
セキュリティ
セキュアブートを支えてきた証明書「Microsoft Corporation KEK CA 2011」の有効期限が6月24日に迫っている。マイクロソフトは6月4日、企業管理者向けに第2回のAMA(公開質疑応答セッション)を開き、前回で答えきれなかった現場の疑問に正面から答えた。 6月24日は「即シャットダウン」の日ではない 何が起きるのか。 セキュアブートは、電源投入直後にUEFIが「正規のブートローダーだけを起動させる」仕組みだ。この仕組みを管理する鍵の一つがKEK(キー登録キー)で、マイクロソフトが保持している。KEKを使って、信頼できるブートローダーのリスト(DB)や、危険なブートローダーを排除する失効リスト(DBX)を更新する。 「KEK CA 2011」については、セッションに登壇したスコット・シェル(Scott Shell)氏がハードリミットではないとした。既に配布済みのDB更新パッケージやレジストリを使った手動展開の仕組みは、期限後も機能し続ける。「レジストリキーと更新プログラムには終了日がない」と明言された。 何が変わるかというと、マイクロソフトが今後新しい
セキュリティ
フィンランドの通信大手エリサ(Elisa)が、同国とエストニアを結ぶ海底ケーブルに音響監視装置を設置し、フィンランド国境警備隊・海軍との共同テストに成功したと発表した。光ファイバーケーブル自体をセンサーに変え、海底の振動から脅威を検知する仕組みだ。バルト海で相次いだ破壊工作を受けて実用化が急がれていた技術が、現場に投入され始めた。 「次に切られる前に」検知する エリサが導入したのはDAS(Distributed Acoustic Sensing、分散型音響センシング)と呼ばれる技術だ。光ファイバーにレーザー光を送り、反射光の変化から振動を読み取る。ケーブル全体が1本のソナーになる。錨を引きずる船が近づけば、その振動パターンを捉えて位置と脅威の種類を判別できる。 6月5日に発表された共同テストでは、実際に錨の引きずりを模した複数のシナリオが試された。国境警備隊と海軍の艦船、ダイバー、水中ロボットが動員されている。テスト結果は良好で、現在は異常検知時に当局とインフラ所有者へ 自動通報するサービス への組み込みが進められている。 エリサの新規事業ディレクター、ヨウニ・ペトロウ(Jo
AI
マンハッタンの3倍近い面積。ユタ州北部に計画されていた巨大AIデータセンターが、住民の激しい抗議を受けて面積を半分に縮小する。計画を主導する投資家ケビン・オレアリー(Kevin O'Leary)氏は6月4日、ユタ州上院議長に宛てた書簡で約2万エーカーの削減を表明した。ユタ州だけの話ではない。AIインフラの巨大化と住民の衝突は、いま米国各地で、そして日本でも起きている。 マンハッタンの3倍が、半分になった 米投資家ケビン・オレアリー氏が推進するStratos Projectは、ユタ州ボックスエルダー郡の未編入地域に約4万エーカー(約162平方キロメートル)のAIデータセンター・エネルギー複合施設を建設する計画だった。マンハッタン島の3倍近い面積に、最大7.5〜9ギガワットの発電能力を持つキャンパスを整備し、AI演算、クラウドコンピューティング、米軍の防衛オペレーションを支えるという構想だ。 計画はユタ州のMIDA(Military Installation Development Authority、軍事施設開発機構)を通じて進められ、5月初旬にボックスエルダー郡委員会が全会一致
AI
テック大手が今年だけで合計100兆円超の設備投資を宣言しているが、その受け皿となるデータセンターの建設は計画通りに進んでいない。2027年完成予定の容量のうち6割以上が着工すらしていないとする分析が報じられた。Googleの親会社Alphabetはこの逆風のなかで800億ドル(約12兆8000億円)規模の株式発行による資金調達を発表し、電力インフラの自前確保に大きく舵を切った。 「計画だけ」の容量が山積みになっている AIデータセンターの建設遅延は、もはや個別のプロジェクトの話ではない。 市場調査企業Sightline Climateの分析によると、2026年に稼働予定の約16GW分のデータセンターのうち、実際に建設が進んでいるのは約 5GW にとどまり、全体の3分の1に過ぎない。残りは「発表済み」の段階で止まっている。2027年予定の案件はさらに深刻で、21.5GWの計画に対し着工済みはわずか 6.3GW。つまり完成が約束された容量の大部分が、まだ地面すら掘っていない。 米国データセンター容量:計画 vs 着工済み
Google Cloud
年間数十億円を支払う顧客でも、理由の説明なしにサービスを止められる。そんな事態がまた起きた。
英国
電光掲示板からホームも時刻も消え、残ったのは時計だけ。観測するまで列車の行き先がわからない状態が、ロンドン最大級のターミナル駅で現実になった。
AI
ジョージア州フェイエットビルで、AI需要を支えるデータセンターが住民の知らないところで地域の水道を吸い上げ続けていた。気づいたのは水道局ではなく、シャワーの水圧が落ちた近所の住民だった。
AI
Cursor上のClaude Opus 4.6が、認証エラーを「自分で解決」しようとして本番DBと全バックアップを9秒で削除した。事件の本質は暴走ではなく、3層の安全策がすべて意味をなさなかった構造そのものにある。
AI
今まで通りの"安いGPU"選びが、AI事業を赤字化させる。NVIDIAが公式ブログで展開した主張の核心はそこにある。
中国
水深3500メートル。大西洋や太平洋を横断する光ファイバーの多くが、まさにこの深さを這っている。中国が「成功裏に切断試験を終えた」と発表したのは、その深度だ。
AI
AIインフラへの反発が、ついに銃弾という形で表出した。「NO DATA CENTERS」のメモを残して去った犯人。この事件が意味するものは何か。